検査・告知・手術・仕事復帰・これからのこと・・誰かのお役に立てればと綴ります。つながりも増えました!ご縁に感謝です。
前回は下着のお話をしました。胸がないと正面から来るものが怖い!シートベルト痛い!という話に非常に共感いただきました。これは両側でも片側であっても同じかと思います。温存しているとまだ乳腺が残っているので守られている感じがありますが、全摘していると皮膚の下は骨、なので。
さて、術後なのですが、重いものは持たないでね、と言われます。リンパ浮腫というちょっとなおりずらい症状になることもあるそうです。
両側のわたしはどうすればいいんだ!ということになりますが、両方、あまり持たず、荷物はできるだけ軽くし、ショルダーがけ、などしています。リンパ郭清をしていないのでそんなにリスクは高くないのですが、ちょっと何気なしに重いものを持とうとすると胸の筋肉あたりに違和感がでます。でも普段の生活には何の支障もありません。ただひとつちょっと困っているのは左側の指先から腕までのしびれがとれないことでしょうか。1か月、2か月、3か月、6か月、、とどんどん身体の調子はよい方に変わってくるのですが、これだけがあまりよくなりません。携帯電話でSNSしてるとしびれます・・・笑。1年くらいが目安みたい、、です。
さて、私は入院日から一か月だけお休みをいただいて復帰したのですが、その一か月、家にいるのが苦痛でした。買い物かごひとつ自分で持てないし、フライパンも持てない。さらになんかだるい、、、。術前に診断を受けたとおりであることを前提に、ホルモン治療薬を飲み始めていたからのようです。
前にも少しお話しましたが、乳がんにもサブタイプと呼ばれるタイプがあってそれぞれに治療法が違います。さらに腫瘍の大きさやリンパ節への転移があるかないか、分子的治療薬が効くタイプかそうでないか、などで異なります。病理検査の結果が出るまでの3週間が本当に心が落ち着かない日々でした。病理検査って?については次回お届けするとして・・・
私は比較的副作用の少ないホルモン剤中心の治療を選択しているので、割と早く仕事に復帰できました。現状、朝起きられないとか、ちょっとだるい、とかやる気が出ない、、なんてこともあるにはあるのですが、仕事ができないほどではない。風邪とかかもしれないし、とか、そもそも年齢的にやってくる更年期の症状なのかもしれませんし・・・。考えすぎないようにしています。そうしたら比較的思いこまないので楽にはなりました。
がんになって、すぐに仕事を辞めてしまった方、仕事先に言えずに長いお休みをとって手術に臨まれた方も中にはいらっしゃいます。
やはり休みをとること、がんと診断されたことを会社に伝えることは勇気がいります。先が見えなくなりますよね。でもがん=死ではない。(少なくても私はそう信じてます)次から次へと新しい治療法や検査方法が出てきています。副作用をできるだけ抑えて、がんと生きていく時代なのです。
がんとともに働く!にはどうしたらいいか、周りにがん患者さんがいたらどうすればいいのか。様々な立場で悩まれている方が多いと思います。どんな支えが必要かなどを考えるフォーラムが開催されます。
ワーキング・サバイバーズ・フォーラム2020
2月9日(日)午後2時~ 京王プラザホテル札幌
https://pinkribbonsapporo.web.fc2.com/#ws2020
事前申し込み制ですので、上記までお問い合わせください。一人じゃない!です。
がんとともに、、、。
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がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。