46歳、両胸乳がんになりました㉒ 治療が止まっている・・

検査・告知・手術・仕事復帰・・・誰かのお役に立てればと綴ります。

 緊急事態宣言、一部解除になりましたが、私たちの住む北海道・石狩管内は継続です。札幌市長や鈴木知事からSTAYHOMEの継続のお願いが出ています。このコロナ渦で治療も立ち行かなくなっている方も多くいます。きちんとした情報で判断したいものです。

https://www.jsmo.or.jp/general/coronavirus-information/qa_3gakkai.html

日本癌治療学会,日本癌学会,日本臨床腫瘍学会(3学会合同作成)
がん診療と新型コロナウイルス感染症:がん患者さん向けQ&A

私も参考にしています。

 今回、リンクをご紹介したのはこちらのメールをいただいたからです。

『初めて乳癌と言われたのは、2020年2月でした。17年間欠かさずに毎年乳癌検診を受けてきましたが、見つけたのは、自分の違和感という実感でした。子宮内膜症もあり、1年定量ピルを服用していました。それが引き金となったかは定かではないですが、明らかに熱さを感じ、受診しました。半年前に検診に行った先生に「念のため、細胞診しよう、多分良性だと思うよ。」、その1週間後。細胞結果はレベル4。その後、局部麻酔をし針生検をしました。これがものすごく怖かったです。春休みになり、3月26日に温存手術をしました。私の母は、乳癌。それもあり、遺伝子検査をすすめられていたのですが、コロナ騒ぎでできない状態になりました。現在は、近くの病院で、抗がん剤治療が始まり、副作用と向き合いながら過ごしています。阿久津さんのVTRを観て、若いのに抗がん剤治療しなくていいこともあるんだと知りました。私は、30代だから、抗がん剤、ホルモン、放射線全てやる予定です。落ちついたら、ピンクリボンの会に参加したいと思いました。 』

とこのコロナ渦の中で治療に向き合われておられる方からでした。抗がん剤も始まったとのこと。ご無理されず、回復に向かわれるよう祈っております。

 私と同じようにお母さまも罹患。さらに遺伝子検査を勧められて、やっぱり保留、、ということですね。さらに、私はVTRではお話していませんが、卵巣に腫瘍もあり、ポリープなどの治療でずっと婦人科にもかかっておりました。そうした方も多くおられると思います。どこまで検診すべきか、検診率が下がらないか心配される声も届きました。

 50歳の方です。『息子が年少の時に見つけ、卒園までは卒業まではとなんとかふんばり今春20歳になりました。不便、不安は尽きなくありますが仲良くつきあっています。病気を見つけたときの主治医が「がんは成人病です」とあっさり言い放ってくださったおかげで気にせず普通に暮らしています。ただ、抗癌剤治療をしたためいまだに白血球の数値は正常値の最低しかなくこのコロナに非常に怯えています。こういうところが健常者とは考えが違うと感じてしまいます。<検診率が低くならないことを望みます。』

 まだまだいただいております。番組で伝えきれなかったことが知りたい!という鋭いご指摘もいただいていますのでこれは次回。

 私はほんの一例、です。乳がんはひとつではありません。治療方針など主治医の方にご相談されながら、一緒に命を守りましょう!

がんとともに、、、。

番組、SODANEへのご感想、ご意見お聞かせください。
番組制作、今後のイベント、SODANEなどで活用させていただきます。
がんとともに生きる方、ご家族を持つ方、そうでなくても、もちろん、どんなことでも、構いません。
決して1人ではありません。

メッセージはこちらから
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この記事を書いたのは

阿久津友紀

テレワーク×治療ということで・・・登壇します。
第3回に登壇します!

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「子育て」「介護」「治療」の3つのテーマについて、仕事を両立するためのテレワークについて、
中小企業でも実現可能な実施方法や労務管理を、専門家を交えながら、わかりやすく解説します。

[第1回]2月 7日(水)子育て 13:00~15:00
[第2回]2月14日(水)介護  13:00~15:00
[第3回]2月21日(水)治療 13:00~15:00 ★
※詳細は「チラシ」及び「テレワークポータルサイト」をご参照下さい。

【お申込み】
https://telework.mhlw.go.jp/support/seminer/


引き続きこちらも配信で2月3日より見ることができます!
お申込みお待ちしています。

Next Ribbon2024
「がんとともに生きる、寄り添う」

1月17日(水)

第2部 プログラム
司会:原元 美紀 氏(フリーアナウンサー)

18:30-18:35 挨拶
18:35-18:55 「自分らしく生きる~肺がんステージ4からの独立、出産~」
清水 公一 氏 (社会保険労務士事務所 Cancer Work-Life Balance代表)
18:55-19:15 「がんで働いちゃダメですか?~取材者から当事者に」
阿久津 友紀 氏 (北海道テレビ 東京支社編成業務部長)
19:15-19:35 「新たな患者サポートへの挑戦~治療後の生活も支えたい」
松浦 成昭 氏 (大阪国際がんセンター総長)
19:35-19:55 「 不妊治療か、がん治療か 46歳で出産した私の選択」
だいた ひかる 氏 (お笑い芸人)

オンライン配信 申し込みフォーム

https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11012609

『おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える(北海道新聞社刊)10月6日発売

おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える

日本癌治療学会 市民公開講座 9月23日(土)

https://www.jsco.or.jp/public/public_seminar/upcoming_seminar.html


「LINE特集 「失われる自分らしさ」。乳がんになった私たちの3年間。例え、心が折れそうでも…」
https://news.line.me/detail/oa-htbnews/bt2o2l9r6cfc

YouTubeで乳がんについて配信しています!

ピンクリボントーク【ホルモン治療の副作用と簡単ヨガ】 
https://youtu.be/gOOiLPH-n2I

温泉ソムリエも取得しました!

『アピアランスケアを考える』
https://youtu.be/3qVd1xXFvaU

ピンクリボントーク 患者と家族と社会 ~生きてくのに必要なコト~
アーカイブ配信:無料
https://youtu.be/PS4eJMy4GcY

第4弾の”がん患者さんとココロ” 北海道の斗南病院の精神科長で登録精神腫瘍医の上村先生に伺いました。アーカイブは
https://youtu.be/D-j4RrGSgkw

これまでの動画は・・・
【乳がん】おっぱい2つとってみた

HTBノンフィクション おっぱい2つとってみた
【2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞受賞】
【2020年ギャラクシー賞 奨励賞】

HTBonデマンドで無料配信中!
https://www.hod.htb.co.jp/pg_nf/pg_id_nf006

テレメンタリー2020『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~』年間最優秀賞 
ギャラクシー賞・選奨(報道活動部門)/民放連 放送と公共性 優秀賞
活動の一部は・・・
youtubeLIVEでピンクリボントーク① 見逃し配信中!
https://sciencefestival.jp/event/breast-cancer/

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