検査・告知・手術・仕事復帰・・・誰かのお役に立てればと綴ります。
Sodaneサイト、お引越し後3回めのポスト、です。(ブックマークの変更など・・・何卒よろしくお願いします!)さて、今回も、コロナのお話。
私は乳腺専門のクリニックに通っているため、甲状腺は見ていただけますがその他は別の病院にかからねばなりません。乳がんになると気を付けなくてはならないのは卵巣がん、そしてホルモン依存性の場合は子宮内膜症など定期的にみることも重要です。
ホルモン治療から子宮に負担がかかり、ホルモン治療が困難になる方もいます。そして、このコロナ渦ですから会社などの健康診断も簡略化されがち、です。
今回の動画はあるクリニックで私が受けた胃の内視鏡検査。特に問題はなかったので安心しましたが、医療従事者の方は街のクリニックの方もギリギリのところで戦っておられる。これからインフルエンザも流行り始めるとはっきりいって区別がつかない中、治療・検査に当たることになりますので、頭が下がる思いです。お手製のシートを使えばいわゆるエアロゾルは防げないものの、飛沫感染は最小にできるといいます。
これまで、こうしたものがないまま日々、患者さんと向き合っておられたと知って驚くと同時に新しい医療の在り方が模索されているなと実感します。
◆どこまで検査受けたらいいの?
ずばり医師に聞きました!自覚症状があれば躊躇なく、専門病院で検査を受けてください。
もしも、がん、と診断されたら、そのがんの性格によって様々な選択があります。抗がん剤を支障のない程度に先にして手術を先延ばしにする、あるいはホルモン治療で様子を見てから手術に踏み切る、、などです。術前の組織診断の結果で、アメリカなどは手術をかなり先送りするケースも出てきています。乳がんは本当に人それぞれで、その人のタイプにあった標準治療を選択する必要があります。
現在多くの病院で、一度入院すると面会はできず、患者さん同士の交流もできない状態です。それも不安を増やしますよね。ネットでサーチしてここにたどり着いている方も多くいます。どうぞ正しい情報を正しく得てください。そして決して“ひとりじゃないよ”とお伝えしたい、です。先日も街で番組を見てくださった方に声をかけていただきました。つながりに感謝。みなさんの背中を押す、何かでありたい、と思っています。
◆お便りに感謝
『はじめまして。先ほど、ネットからこちらに行き着きました。これもご縁なんでしょうね。私自身、異時性両側乳癌です。片方は温存術と放射線治療をしましたが、最終的に両側全摘しています。そして、シリコンインプラント回収問題で、再建術が途中でストップせざるを得ない状況にのまれています。訳あって、片方は自家組織再建。終わったところです。それにコロナ問題。周りの状況にも振り回されますね。それでも決断しないといけない事がたびたびやってきます。迷って迷って迷って、とことん迷って、これでもかと迷って、それで最終的に決断すれば、それが最善の答えだと思いますし、そう思えると私自身は確信しています。医療者から患者へ、患者から医療者へ、私は行ったり来たりして忙しくしていますが、両方の立場が分かる私だから、私も何か出来ることがあるよねと思います。九州から応援しています。』
ありがとうございます。医療者でいらっしゃるようです。同世代!同じく、シリコンインプラント問題に直面されている!ご自身もそうとう悩まれたと思います。最終的に自分でどう決断するかが大事ですよね。
医療者で患者さんである方にも出会います。みなさん誰かのためにという思いが強い。その気持ちやかけていただく言葉にどれだけ励まされたり、進むべき道が見えてきたかわかりません。誰かとつながることで何かが生まれている実感が多くあります。ひとりじゃないっと私自身も支えてもらっています。
がんとともに、、、。
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