「SYNC CURRY SAPPORO」は新しいスタイル“ペーストカレー”が味わえる!

001.jpg

2020年7月22日に新しく手稲区星置に新しいスタイルのカレー屋「SYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)」がオープンしました。カレー屋と聞くと、「スープカレー」もしくは「ルーカレー」を思い浮かべる人が多いでしょう。

実は、SYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)が提供しているカレーは、スープカレーでもなくルーカレーでもない。北海道では珍しい「ペーストタイプ」のカレーなんです。

そこで今回はSYNC CURRY SAPPOROに、その秘密を聞き出すべく、取材へ行ってきました。

新しいカレースタイルを北海道に呼び込んだ「SYNC CURRY SAPPORO」

002.jpg

JR星置駅から車で約5分、下手稲通沿にSYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)があります。郊外にあるため、隠れ家的な雰囲気が感じられますよ。お店へ足を踏み込むと、素敵な笑顔のスタッフさんがお出迎えしてくれました。

003.jpg
店内のカウンター席にはゆったりとしたスペースを確保した5席。

004.jpg
奥には小上がりの3席があります。

早速オーナーの込山さんにスープカレーでもなくルーカレーでもない「ペーストカレー」について、どんなカレーなのかお伺いしました!

すると

「食べてみれば分かるよ!食べた方が早い!(笑)」と一言。

005.jpg

早速、お店名物の『牡蠣とクレソンのカレー(1,500円)』を注文。

006.jpg

オーダーが入ってから調理を始めるオーナーの込山さん。

007.jpg

目で見て分かるほど、プリプリの牡蠣を贅沢に5つも…!

008.jpg

クレソンを添えて完成。

001.jpg

めちゃくちゃ美味しそう…!

スープカレーでもないルーカレーでもないペーストカレーは筆者も初めて食べるカレーのタイプ。口に運ぶまでは全く味の想像ができませんでしたが、一口食べると納得。

「スープカレーでもルーカレーでもない!」とても不思議な感覚。

SYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)が提供しているペーストカレーは、小麦が使われていないのが特徴。玉ねぎをふんだんに使用しており、時間をかけて仕込みをしているとのこと。サラサラでありながらスープカレーではなく、かといってルーカレーのようにドロッとしているわけでもない。野菜そのもののとろみを感じられるのが、ペーストカレーなのです。

009.jpg

熱々の牡蠣は、口の中で噛むたびに踊り出すほどプリプリ。5個も入っているのでとても贅沢。ペーストカレーを口に運ぶと、玉ねぎの甘みと独自に配合したスパイスが口の中にぶわぁっと広がります。

感動…!

さらにカレーと一緒にクレソンを食べると、その相性は抜群。クレソンは単体で食べると苦味のある食材なのですが、カレーに入ることで苦味の主張が和らぎ、そしてシャキシャキとした歯応えと、程よい爽快感が感じられるのです。カレーの旨味を引き立たせる最高の相棒。

010.jpg

クレソンは栃木県の農家さんから直接仕入れており、いつでも新鮮なクレソンが提供できるそう。

最後の方はライスをカレーの皿へ入れることで、余すことなくペーストカレーが味わえるのがポイントです。

他にもSYNC CURRY SAPPORO SAPPORO限定で食べることができるメニューがあり、北海道の食材を使った『北海道魚介とクレソンのカレー』です。余市産の真だこ、猿払産ベビーホタテ、厚岸産のあさりがふんだんに使っているカレーで、これまた人気のメニューのひとつなんです。

ペーストカレーといえば「シンクカレー」だよね!

011.jpg

もともと自宅の一角でペットサロンを開業した込山さんと、同じ時期に東京でSYNC CURRY(シンクカレー)を開業した友人の森さんは、以前から「北海道に絶対SYNC CURRY(シンクカレー)を持って来る!」と約15年前から計画していたのだそう。2020年に話がまとまりオープンを予定していたのですが、コロナウイルスの影響で延期に。そして7月、ようやくペットサロン跡地にSYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)のオープンが実現しました。(ペットサロンは近くに移転しました)

012.jpg

SYNC CURRY SAPPOROのこだわりは、独自配合したスパイスを使用していること。カレー屋でよくある辛さの段階を設定していなく、独自配合したスパイスを入れることでベースが辛味のあるテイストになっています。そして提供するカレーに入る野菜ひとつひとつの旨味を最大限に引き出すため、ソテーなど一手間加えていること。じっくり手をかけて作るカレーは提供までに少し時間がかかりますが、その分美味しさも比例するのです。

また、時期によって仕入れ先を変えていて、その時期に一番美味しい食材の提供ができる。

今後は、「ペーストカレーといえば、シンクカレーだよね!」「シンクカレーを食べに星置へ行こう!」というところまで、もっと北海道内の人々に広まって欲しいと、オーナーの込山さんは笑顔で話してくれました。

新型コロナウイルス対策も万全!安心して過ごせる

013.jpg

コロナ対策を行った上でSYNC CURRY SAPPOROのオープンだったため、当初予定になかった窓の設置など換気の良い店内に追加で改装し、パーテーションやアルコール消毒液なども設置。

コロナ渦の中ですが、対策をしっかり行うことで、お客様が安心してゆっくりできる店内になっています。

SYNC CURRY SAPPOROではテイクアウトメニューも用意しているので、お家でも美味しいカレーが味わえますよ。ぜひ近くへ足を運んだ際は、新しいスタイルのペーストカレーが楽しめる「SYNC CURRY SAPPORO(シンクカレーサッポロ)」へ訪れてみてはいかがでしょうか。

1

この記事を書いたのは

タカマツミキ

小樽生まれ小樽育ち、小樽在住のライター。 観光やアウトドアをメインに執筆。 小樽が大好きで、小樽愛が強い。 趣味はキャンプ・食べ歩き・オフロードバイク・SUP・三菱jeep・猫・料理・一眼レフ。 将来は自給自足の生活を送りたい。

合わせて読みたい