サウナー誕生 サウナ野郎パンダ·リーの「ととのい道場」①
2020.09.16
#サウナパンダ・リーっす。お初にお目にかかりやす。口を開けば「サウナ、サウナ」とうるさい。だったらSODANEがあるからサウナを語れと、ネットデジタル部の三浦兄にそそのかされやした。スタッフS兄に続いて、サウナ話っす。恐縮っす。
サウナの魅力「ととのう」って何?
サウナの初体験。それは学生時代に千葉津田沼の「遠藤光男トレーニングセンター」っす。
プロレスラーの野上彰さんら屈強な先輩たちと入ってたっす。“汗かくと、気持ちいい~”。
しかし当時はそこまで。水風呂もなく、水シャワーだけ。「ととのう」は知らなかったっす。
その後温泉好きになり、温泉→水風呂、気持ちいい。そんな「温冷交代浴」で満足し。相変わらずあのサウナの厚い扉を開けることはなかったっす。
転機はやはりサウナブームの立て役者タナカカツキ先生の「サ道」っす。“おっさんが裸でひたすら汗をかく”。画的に映像化がむずかしいサウナ活動いわゆる“サ活”。これをあのTV版「サ道」では、少年ジャンプの三大原則“友情・努力・勝利”に迫る物語として描かれているざんす。
互いに名も知らずそれぞれ悩みを抱えるおっさんたちが偶然サウナ室で知り合いになり…。一緒に灼熱のサウナに耐え…。一緒にキンキンの水風呂にも耐え…。最後に休憩せば「あぁ、ととのった~!」と勝利の悦楽を心と体で味わうストーリー展開に「ととのうってなに?!」とサウナに興味をもったっす。
さらにそのTVドラマの原作である漫画「サ道」、さらにさらに漫画の原作であるエッセイ版「サ道」では、この“ととのう”という現象を、タナカカツキ先生が自らを実験台として果敢に解明していく軌跡が余すところなく描かれていたざんす。いよいよすっかり魅せられ、やってみようと相成りやした。
札幌の「たまゆらの湯 桑園店」。ここがサウナに目覚めた施設、いわゆる“産湯”っす。たまゆらグループは道内7店舗を展開する、いずれも朝から深夜まで銭湯料金で通える神施設っす。桑園店には温泉に浸かるために通ってたっす。
あれはたしか昨年末っす。いよいよサウナだ、ととのうぞ、と。体を清め、開けたことがないその重い扉を開けると…熱っ!!熱地獄に圧倒されて5分で限界っす!! 逃げるように飛びだし、汗を流して。次の関門、サ室からわずか2歩にある水風呂に入れば、うお~っ、冷え~っ!! 呼吸を整え1分冷やされ。そこから3歩の休憩イスにたどりつき…。見様見真似で<サウナ→水風呂→休憩>これを3セット繰り返したら…なんということでしょう。こ、これがととのったということか???《リラックスしているのに頭はシャキーンとすっきり》。温泉→水風呂の温冷交代浴のちょっと眠くなる
あれとは全く異なる、未体験の心地よさ…。わりとすぐに体感できたんす。
座るだけで汗をガンガンかける!
“汗をかく気持ちよさ”。それは、週1ペースで13年通う極真空手ですでに体感してたっす。ただし空手の稽古は命がけ。けがもすれば生傷も絶えないっす。ところが!サウナはただ5分~10分座ってるだけでけがなく汗をガンガンかけるざんす。しかもひたすら熱い中、汗とともにネガティブな雑念も完全に消えるんす。
さらに!汗を流して体を清め、間髪いれずに水風呂に浸り1分ほど身をゆだねれば…頭もすっきり!温冷交代浴では気持ちいいけど眠くなるっす。ところがサウナだと3セット程度なら眠気も解消。心身の疲れもなくなり、夜は爆睡!すぐに虜になりやした。
結果、土日朝は今のホームサウナで休憩のための「ミストサウナ室」のミスト量が東京・錦糸町の人気施設「ニューウイング」に匹敵するほど激しい「やすらぎの湯処 たまゆらの灯」で「朝ウナ」。プラス平日もサウナチャンスを見つけては ニコーリフレ や GARDENS CABIN などに1,2回と週4ペースも珍しくない、サウナ野郎「サウナ―」っす。
コロナ禍でのサ活は“タオルマスク”で
“サウナに迷惑はかけない”。コロナ禍の中、脱衣所でのマスクは当然っす。サウナ室や水風呂ではタオルをマスク代わりに着用し、ロッカーではビニール袋の中にすべて入れ、使用後は袋を捨てる。日本サウナ学会のガイドラインに沿って対策は徹底し、サウナのチカラで免疫を強化してるっす。
No Sauna, No Life
サウナ、どうっすか!心臓疾患など健康に不安のある方でなければ、心身のコンディショニングに、パフォーマンスのUPにサウナは必ず応えてくれるっす。“流した汗はウソをつかない”。しっかり対策はとった上で、サ活、どうでしょう。
サ活の目安は、サウナは5分~10分。ざっくり脈拍が120になるぐらいまで。ドラえもんのテーマ曲のリズムがおおよそ1分100拍っす。ひとつの目安になるっす。水風呂はのどがスースーするぐらい。時間は30秒~1分程度。2分以上は低体温症に注意が必要ざんす。
休憩は「真正ととのいタイム」といわれる2、3分から10分程度が最適っす。