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サウナ野郎 パンダ・リーの 「ととのい道場」 ➁水風呂の魅力

パンダ・リーっす。サウナの魅力を心技体で極める「ととのい道場」。きょうはサウナーがぶち当たる最大の壁、“水風呂"の魅力をお話するざんす。

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 今ではNo Sauna,NoLifeな自分も、思えばびっくり、最初は20℃超の水風呂でも「つ、冷めてぇ~!」とワガママbodyをぶるぶる震わせていたざんす。それが《サウナ→水風呂→休憩》を繰り返す内に、No水風呂,No Lifeなサウナ野郎に変身したんだから、わかんないもんっす。

 水風呂という「壁」

 口を開けばサウナ、サウナのサウナ野郎になって以降、会う会う方会う方にサウナの話をしている毎日っす。サウナは不思議でサウナのことを話すだけでも、気持ちがととのうっす。そんでもってサウナ友達の輪も職種を越えて広がるざんす。

そんな中ニュースデスクのH先輩と話をしてたら「facebookのサウナの投稿見たよ。俺もサウナ昔から行ってんだよね~」とうれしい話が飛び出したっす。

H先輩のホームサウナはサウナ90℃、水風呂17℃。西区二十四軒の「湯処花ゆづき」。「あそこは導線がいいんだよね~。汗かいて休憩を繰り返して、気持ちいいよね~」と熱く、サウナだけに熱く語ってくれたっす。ところが「水風呂は入んないの。苦手なんだよ…」とまさかの水風呂NGだと仰るざんす。「ま、まじっすか~~~!」衝撃発言っす。

花ゆづきの水風呂は浴槽が深く、水温もちょうどいいセッティングだと噂で聞いてたので、黒帯に下段蹴りを喰らったような破壊力だったっす。以来、「水風呂という壁」について思いを巡らせるようになりやした。(画像:札内川の伏流水をいただく北海道ホテルの水風呂)

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 「温冷交代浴」との比較

 温泉好きだった自分が、サウナ野郎に転向してまもなく1年。なぜ水風呂のとりこになったのか。それはサウナ室の圧倒的な熱さ、高温、熱量なしでは語れないっす。「温冷交代浴」との比較で振り返るっす。

温冷交代浴とは温泉→水風呂→休憩。これを繰り返せば心身ともにリラックスできる温活をいうっす。。ざっくり言語化すれば「あったかい…」→「つ、冷たっ!」→「ここちいい…。おやすみなさい」。そんな感じっす。

ポイントは温度の変化っす。42℃→20℃→25℃。日常でも江戸の夏なら、外からエアコンがキンキンに効いた室内に入るときと変わらないっす。

 他方サ活の場合、90℃→20℃→25℃。温泉と単純に較べると水風呂前との温度差70℃。冷たいそばをつくるときのそばと同じような感じっす。鍋の熱湯でガンガン茹でられ→流水でガンガン冷やされたら…旨いもりそばできやした!そばの気持ちはわかりませんが、そんな感じっす。

もちろん水の伝導率は空気の20倍とも言われているので単純比較は雑すぎですが、温度だけでいうとそんな大きな変化があるざんす。「あ、熱っ!!」→「つ、冷たっ!」→「ととのった~ 頭シャキッーン」ちゅう感じっす。サウナの熱さで蒸されたワガママbodyは自ずと冷たいものを渇望する。それで水風呂に慣れてきた、いや水風呂こそサ活の魅力を左右する。そう悟るに至りやした。余談すが、15キロ痩せてから、水風呂は冷たく感じやすくなったざんす(笑)(画像:伝説の”エスポのサウナ”の地下水を引き継ぐGARDENS CABINの水風呂)

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 実録!水風呂初体験

  この夏、温泉ソムリエでVIP送迎のハイヤー事業を営むH社長と“サ活”したっす。

最近サウナに興味があるんですと熱く語るので、これは異業種サウナ会で諸先輩とサウナで体感いただくのが早いということで、サウナ会のホームサウナGARDENS CABINでH社長、サウナデビューしたざんす。デビューのサウナがいきなりフィンランド式サウナ室、なんて贅沢な「産湯」体験なんざんしょ(笑)

  H社長は温泉ソムリエとして道内各地の温泉を巡り、毎週温活されているっす。なんでサウナ室については、初めは4分でひぃひぃ肩で呼吸し「も、もうムリっす~」と室外に飛び出しててたっすが、入ること自体はできでたっす。さらには先輩サウナーのアドバイスももらいセット数を重ねた結果、最後はなんと8分。蒸されるまでに成長されたざんす。

おめでとうございます、立派なサウナーがまた一人誕生っす。ようこそ、目くるめくサウナの世界へ~(©BS朝日「サウナを愛でたい」)

ところが!水風呂はこれまでほぼ入ったことがナッシング。足を水に入れただけで「ひ、ひぇ~っ!」とおののき、一時戦闘不能な状況になったざんす。それでも、持ち前の好奇心をエナジーに換えて果敢に挑んだH社長。20秒30秒とセットを重ねて。会の最後はなんと1分まで入れるようになり。デビュー戦から90分一本勝負、フルタイム自分と戦い、サウナの魅力を堪能しておりやした。どうやら、習うより慣れよ。「あ、熱っ!」のあとは「つ、冷たっ!」がありがたいことを体得されたらしいっす。後日これを書くため水風呂、そしてサウナの感想を伺いやした。

「先輩サウナーの方々からサウナの入り方を学び、思い切って肩まで入ってみると、やっぱり死ぬほど冷たくて20秒くらいしか入れませんでした。しかしワンセットごとに入れる時間が増えてきて、いつの間にか水風呂を楽しむためにサウナに入っている自分がいることに気が付きました。上質な水風呂がより良い整いを提供してくれるのではないかと、初心者ながら睨んでいるところです。サウナの感想は、そうですね~。一言でいうと“新世界”でしたね。食わず嫌いをあんなに後悔したのは初めてでしたね。北海道内でいろんな温泉に行っていたのにサウナの良さを知るのが遅くて勿体なかったです♨」。

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グルシン水風呂でととのう

水風呂、どうでしょう。最後にパンダ・リーが体感した一番強烈な水風呂をここでご紹介いたしやす。場所はアフリカ。東アフリカに位置するウガンダ共和国の首都カンパラにある「カンパラ・セレナホテル・マイシャスパ」っす。

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  アフリカにサウナ文化があることにまず驚いたっす。ウガンダは実はそんなに暑くないっす。「アフリカの真珠」と言われ美しい自然と過ごしやすい風土のこの国は、赤道直下にあるも平均高度が1200メートル。平均気温は23℃らしいっす。暑くないんすね。

  で、このカンパラ・セレナホテルのサウナ。ロウリュウOKのストーブがあるサウナ室は湿度もばっちり。そしてこの水風呂!ふ、深い!はしごがある水風呂、ここ以外まだ入ったことないっす。はしごをそろりそろりつたって足を水につけたら…「い、痛っ!!」

水風呂で痛みを感じたのはは、初めてざんす!やばいよやばいよ…。ところが、1セット目は頑張って15秒。2セット目は20秒。怖さ見たさでセットを重ねたら、なんとか30秒は入れるようになったざんす。休憩は室内でしたがグルシン水風呂のおかげできっちりととのえたっす。

  で、フロントで一体何度かと聞いたっす。その答えにびっくり仰天。

「水風呂はいつも5℃に設定してます」

こ、これがグルシン(水温が一桁の水風呂)かと!まさか灼熱の大地アフリカで、グルシンの水風呂を体感できるとは~~~!  つづく

この記事を書いたのは

パンダ・リー

No Sauna, No Life!
“ととのう”話だけをお話するっす
趣味は極真空手、旅、そしてサウナ
「LOVE HOKKAIDO」等で北海道の魅力を国内外に発信する担当っす