検査・告知・手術・仕事復帰・・・誰かのお役に立てればと綴ります。
いつもお読みいただきありがとうございます。
また、5日の市民交流プラザのイベントにお越しいただいたみなさんありがとうございました。
大画面でドキュメンタリーを御覧いただき、最新データなどをお示ししつつ、お話させていただきました。トークの模様はHTBニュースの公式youtubeにアップしました。是非御覧ください。
来場いただいた方からの感想もいただいているので、また次回、ご紹介します。
今週・・30分版全国放送中で感想もいただいています。
今月はピンクリボン月間ということもあり、様々なところで乳がんの企画が行われていますね。4日深夜にはHTBで放送でしたが、今週にかけて全国各地で再放送いただいております。御覧いただいた方々から感想もいただいているのでそれも追ってご紹介していきます。本当にありがとうございます。
お便りです・・・再建された方から。
40代の方から・・・『2020年3月末、左胸に癌がみつかりました。その後5月中旬に広背筋皮弁法で同時再建の手術をしました。夫、高3、中1の息子がいますが現在とても幸せに暮らしてます。人それぞれ立場や環境が違っていて一概には言えませんが、私は乳癌になったからといって何ら今までと変わりありません。ステージ0で見つかったからかもしれませんが仕事も生活も今まで通りにできています。不便に感じる事もありません。特別だと思いたくもないし、他人にもそう思われたくもありません。今後ひょっとしたら右側にも癌ができるかもしれませんが、それは私の運命だと思って受け止めたいと思います。今は綺麗に再建してくれた執刀医に感謝あるのみです。』
自家組織で同時再建された方でした。インプラントが昨年使えなくなってから、臨時のものは認可されたものの自家再建に変える方も多いようです。コロナ禍で手術も先延ばしになっておられる方もいらっしゃいます。とてもすごい短距離なタイミングで終えられているなあと感じます。
ステージ0の場合、乳管にとどまっているのですべて取り除けることになるので再発が減る、ということで全摘される場合が多いです。とって再建されて、今まで通り生活ができておられるとのこと、素敵です。自家再建でできる病院も限られていますし、かなりの長い時間の手術となります。まさにタイミング、ですよね。スパっと決断されて前を向かれているので私も勇気をいただきました。
私の友人にもおりますが、かなりの年数がたったあと、健側の方に新しいものが見つかった、という方もいます。ただ、定期的にきちんと検診されていたので小さく見つかったということです。この場合は異時性の両側で全摘基本。再建どうしようか、、と私と一緒に悩んでいます。
両側が板ということで生活的どうなんだ、両胸ないとどうなの?という問いもよく受けます。私の場合は、乳頭が残していただけたので、お風呂などでのハードルは低い、です。ただ、相当のぺちゃんこ、すでに脂肪に変化していたこともあり、うっすらのふくらみ。なんなら皮膚が残ってへこんですら見えますので直視はなかなかできません。さらに乳腺がないのは前から来るものもこわいし、ドッジボールもやりたくない、笑。空洞になっているパッドを重ねて使っています。
下着はG社の乳がん患者さん用のものと患者さん専用ではないけれど、縫い目がなく、傷にあたりそうなところはカットができるシリーズを使っております。パッドは出し入れできるので、その日の服に合わせて変えております。襟ぐりがぐるーっと開いたものはさすがに着られませんが、前あき以外のかぶりものもきれるようになりました。
さすがに色はベージュとか黒しかないかも。でも逆にホントにたくさん洋服捨てまして、着れるかどうか考えて買いなおしているうちに生活で何が大事か考え直せるようにもなりました。
そんなに悪いことばっかりでもないなあと思ってます。
予防も避けることもできない、、でもなりやすい可能性はわかる時代。正しい診断と正しい治療で生き抜きましょう!
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