検査・告知・手術・仕事復帰・・・誰かのお役に立てればと綴ります。
いつもお読みいただきありがとうございます。コロナ禍・・もう第3波なのか4波なのかわからなくなってきていますが・・・。手洗い・うがい・マスク・ディスタンス、ですね。
きょうもお便りいただきました。
5日に市民交流プラザのピンクリボンイベントに参加してくださった方からです。乳がんではなく卵巣がんのサバイバーさんです。
『私は患者として顔も名前も出す勇気や覚悟が持てないままなので、どういう覚悟と心構えをしているのか聞こうと思いましたが、報道に携わる方には邪道な事なのでやめました。ピンクリボン運動で乳がんの啓発が進んで、医療者の協力も多くて羨ましく指を加えて見ています(笑)乳がん患者さん達の積極性と、団体の繋がりは見習いたいです。婦人科がんは乳がん患者さんと比べると分母が少ないのと、まだ協力的な医療者に出会ってません。一般患者の私に出来る事は、卵巣がんを少しでも知ってもらう事だと考えてるのでピンクリボンのイベントですがあえてお話しさせていただきました。病気に限らず自分の身に降りかかるまでは他人事で、ただ知識が無いだけで人の心を傷つけることもがんに罹患してから学びました。これからも阿久津さんの、弱者に寄り添った情報発信力に期待しています。』
確かに乳がんは団体たくさんあります。でももっともっと横のつながりが増えれば大きなうねりになるのになあ、と思ったりもします。知識がないだけで人の心を傷つける、わかります。私もそう思って少しでも広く正しいことをお伝えできればなあと思うのです。
今週はジャパンキャンサーフォーラムがあります。今年はオンライン。なのでどこからでも参加可能。最新情報を入手できるチャンス!
「Over Cancer Together がんサバイバーの声を聞こう!」
https://www.japancancerforum.jp/programs
24日(土)の気になるプログラムは
・15:45~17:00
私もお世話になっている、PeerRingの編集部スタッフゆうさんがお話。様々ながんのサバイバーさんがお話だそうです。楽しみですね。
26日(月)12時25分~オンラインでお会いしましょう!
私はこのイベント明けの26日、立命館アジア太平洋大学でお話予定。一般の方も御覧いただけます。”仕事””将来””女性活躍”などなど乳がんと掛け算してお話します。
メインテーマは”乳がん患者と社会の壁”なのです。がんにり患するとその後、いろんなトラブルが次々と現れます。その一つがお仕事問題。やめることはないけど、やめてくれという空気を感じたり、できるのにできないと思われてチャンスを失う。働き盛りを襲うからこそ、知識の上にあるバランスと理解が必要だと感じています。若い皆さんにどう響くのかはわかりませんが(笑)。精一杯お話しようと思います。必要な方に届きますように。
立命館アジア太平洋大学 社会連携セミナー 10月26日(月)12時25分~午後2時
YouTubeでご覧になれます。
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