検査・告知・手術・仕事復帰・・・誰かのお役に立てればと綴ります。
いつもお読みいただきありがとうございます。きょうはすいません。ちょっとご報告と御礼をすることをお許しください。
制作したドキュメンタリーが賞をいただきました!
今年の5月に制作した、HTBノンフィクション おっぱい2つとってみた が民間放送連盟のテレビ報道番組部門で優秀賞となりました。取材へのご協力いただいたみなさまありがとうございました。
さらに、英語翻訳版が教育コンテンツの国際賞、日本賞のファイナリストとなりました。どちらも表彰式はオンラインだったのですが、貴重な経験でした。
ずっと二人三脚だった、編集ウーマン、とパチリ。
もうひとつ及ばなかったのはひとえに私の不徳のいたすところ。ここまで連れてきてもらったみなさんに感謝しております。コロナめ!でございますが仕方がありません。オンラインでの表彰式をご準備いただいたみなさんにも感謝、です。
まだもしも御覧いただいていない方がいらしたら、無料配信しておりますので是非御覧くださいませ。(北海道onデマンド おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~)
https://hod.htb.co.jp/pg/pg_op
きょうもメール、です!ありがとうございます。
『12月3日に両乳房全摘を予定してます。多発同時乳がんと言われ全摘を勧められました。3年前に左、2年前に右の針生検をした後、毎年エコーとマンモグラフィの検査をしていましたが、今年の検査で、医師から右乳房の再検査を指摘されました。担当してくださった、技師の方が、左の所見も気になると先生に進言してくださり、両乳房の癌が確定しました。なんだか癌が育つのを待ってるようで経過観察の間の方が、不安定な気持ちでしたが、両乳房同時全摘と言われやっぱりという気持ちと動揺しながらの日々で、手術に向けての検査が進んでいます。再建については、片側の場合するつもりでしたが、両側なのでいまは、しないつもりでいます。術後の状態が不安で何に注意すれば良いかなど具体的なアドバイスがあればお願いします。』
というメールです。
ほぼ私の1年半前と同じような感じですね。お気持ちわかります。針生検などの結果を待っている時間が一番眠れなかったことを思い出します。まず、最新の正しい情報を得たい、と認定の医師が監修した、『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』という本を買いました。まず熟読。標準治療が大切でよりどころで判断基準、ということを学びました。そして、そこで近年、研究が進み、乳がんはひとつではないことを学びました。
私は医師から『あなたの場合、両側乳がんなので基本は全摘です』といわれました。私の場合は母も乳がんで、遺伝性の可能性もあることから(手術時、BRCA遺伝子検査は保険適用外)万が一残して遺伝性だった場合、また全摘の手術をすることになるので、と。腹をくくって、全摘を決断しました。温存すると放射線をかけることになりますが、両側だと負担も大きいなというのも感じていました。
治療は、タイプによって変わります。右と左が同じタイプのこともあるでしょうし、違う場合は両方をまたぐような治療になります。最終的な病理検査の結果はとりだした腫瘍で判断されるものですから、治療方針はすぐには決まりません。
そこまでは自分の好きなことをした方がいいのではないかなあ、と私は思ってました。私の場合はまったく自覚症状はなかったので、仕事も普通にギリギリまでしてましたし、その方が気がまぎれるなあと思っていました。食べたいものも食べて(コレステロールだけ注意)、旅行もいって、手術前に柔らかく、腕を伸ばしておいた方がよさそうだったのでゴルフもやっておこう、と。体力つけておこう、と散歩も日課にしました。
この後、リンパ節への転移のあるなしによって、手術の範囲も変わると思います。それによってまた対処が違います。個人的にはとにかく、いまやりたいことをやれる範囲で、が一番かなあと思います。ココロを落としすぎないことが一番かなあと思います。(映像見られるようであれば、入院生活もいれていますのでご参考になれば、です。右と左の両方のドレーンなので、入院も長いし、使う筋肉が変わるのでなかなか起きられなくて大変ですが、治っていくと、傷も1年半たってそこそこ癒えております。)
眠れなくなって当然だし、食欲なくなっても当然。不安にならないひとなんていません。ひとりじゃないよ!ということで、考えることもたくさんありますが、納得ができる選択ができますよう応援しております!
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