続・十勝はサウナ大国!林サウナ社長 サウナ野郎パンダ・リー㊾

「十勝はサウナ大国」(続)

十勝はサウナで旅する「サウナツーリズム」に本気ざんす!北海道ホテル林克彦社長ロングインタビュー。“十勝サウナ大国構想”後半っす。サウナーの憧れ!サウナでガンガン蒸されてからの…凍った川、湖に飛び込む「アヴァント」!いよいよ来年商品化するそうざんす!その計画を一足早く貴女と貴方とシェアいたしやすっ!

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(画像:アヴァント実証テストは今年で3年目。自ら安全性をチェックする林サウナー社長っ!©林克彦)

お~~~っ!超ワイルドざんすねw。「と、ととのう道場」パンダ・リーっす。

スペシャル動画は…先週末(2月13日・14日)に行われた「極寒で楽しむサウナ&アヴァントin十勝くったり湖」の模様をかっちょよく納めた『アヴァントの聖地』(©合同会社yeah baby)‼

「アヴァントの聖地」を十勝に!

(パンダ・リー:「アヴァント」の試みを毎年やっているんですよね?)

林「自分の中では第二ステップとして。来年からはアヴァントを組み込んでいこうと思っているんですよね。

でアヴァントはできそうでできないんですよ。やっぱり。やっぱり法律というか。

まず湖が国立公園厳しいんですよね。電源会社が持っている湖も中々厳しい。中々入らせてくれない

だけど。いいなと思うのは屈斜路湖とか。洞爺湖は凍りずらいところもあるんですけどね。

だから。サウナテント、もしくはサウナ施設をちゃんと立てられて。湖に飛び込めるという条件が。ありそうで少ないんですよ。

テントでお金をとろうとすると着替える場所はどこですか。トイレどこですかとかっていう風営法とか保健所の問題が出てくるんですよ。それをちゃんとクリアしているのはありそうで少ないんですよ。いまのところ。

それを十勝に来年からちゃんとつくって。最大の目玉にしようと企画しているところなんですよね。

「北の聖地」が白銀荘であれば。「アヴァントの聖地」を十勝にもってこようと。サウナーの最大の憧れは自分はそこだと思うんですよ。みんなでやっていこうと言っているんですよ」

「アヴァントの聖地」「水の聖地」そして「ととのいの聖地」へ

林:「フィンランドにいって。何したいっていうと。凍った湖に飛び込みたいっていう。
だからそれを来年からしっかりとやっていきましょうっていうのが十勝サウナ協議会でも話あっているんですよ。

          

あとはうちの“千年の森”っていうのは。“ペ・ペケレ・ペツ”という地域なんですよ。清らかな水という意味。アイヌの人が認めた水の聖地なんですよ。だから“清水町”なんですよ*。

*「ペ・ペケレ・ペツ」(水・清い・川)。転じて「清水」町に。

SHIMIZU CHO.JPG(画像:©林克彦)

だから。今、“アヴァント”は新得だと思っているんですよ。そして。“千年の森”の清水町は水がある。だから“アイヌの水の聖地”

そして北海道ホテルは“ととのいの聖地”だと自分は思っているんですよ。聖地巡りを十勝でみんなでやっていこうと言っているんですよ」

白銀荘。実は「十勝岳」!

「じつをいうと“白銀荘”。上富良野ですけど。

十勝岳”だけなんですよあれは。

言い方をかえると。

十勝つながりで。サウナの聖地は十勝にありと!」

「水は心を浄化してくれる」

(パ:水の魅力に気づいたそうっすね?)

林:「やっぱりどこも水がいいということなんですよね。アラブの人、中国の人が水を求めているのは。飲み水ですけど。

ああ。水っていうのは心を浄化してくれるものなんだなと最近気づきました。

やっぱりね。年中水道水が水の温度が16℃から17℃台ですから。

かとちゃんも言ってましたけど水の温度がきもちいいいと感じるのは16℃から17℃台。それが蛇口を開けば年中出てくる。十勝であり。北海道だとおもうんですけど。

普通なんですけど。その価値にも気づいてなかったんですよね。自分は気づいちゃいましたと」。

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(画像:©林克彦)

アヴァント実験、今年で3年目!

林「安全対策が一番重要なんで。3回やってみて。安全対策ができたら。過去二回やってノウハウ的にわかってきたんで。今年は万全にできます。準備をしてますね。

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(画像:2021年2月のアヴァント実証テストの準備風景っす。3年を経てノウハウを蓄積!)

結構ですね。やってみたら。最初チェーンソーで穴をあけるじゃないですか。そしたら最初例えばチェーンソーに水がかかって壊れちゃったり

今度。このねぇ。わかさぎ釣りのこれで開けるんですよね。そう。人が入れるサイズまでね。で、そのあとに入ってみたら。こんど。なんで。とがってて血だらけになったりして(笑)上るときに手がばっつばっつ切れるんですよ!これはまだちょっと商売にはできねぇなと(笑)今年は準備万端にするんで。

フィンランドのパカっと開けてはいるやつ。(来年)それを使えば全然違うんですよ。

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(画像:フィンランド製の池のふた!©林克彦)

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(画像:冷水が直撃っ!!ふたがあるので入口が凍らず確保できるんすね~ ©林克彦)

基本。フィンランドって湖といっても水深が全部浅いんす。ほとんどが効いたら1.5Mとか2Mぐらいが多いんですって。結局、火山がないんで。そういう湖がないんですよ。あとダムもないんじゃないかな。
湖の数がありすぎるんで」

(パ:十勝の湖は深いっすか?)

林:「深いです!深いです!だから安全対策が重要なんですよ。たぶん7メートルから10メートルあると思うんですよ。だからライフジャケットをつけて入ったり。そういう対策をしてます。ちゃんとプロのアウトドアガイドがついて。大丈夫なようにしてるんですよ」

☆次回は北海道ホテル林克彦社長ロングインタビューいよいよ最終回!ガチサウナーとして編み出した独自のととのう方法とは?さらに!初めて明かされる!北海道ホテルを「ととのいの聖地」に!さらなるサウナ増強計画とは??

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この記事を書いたのは

パンダ・リー(サウナ野郎っす)

No Sauna, No Life! “ととのう”話だけをお話するっす。趣味は極真空手、旅、そしてサウナ。サウナ情報&ご感想はTwitterで「パンダ・リー」まで!https://twitter.com/matsu08130896

本業はHTB帯広ブランチ・釧路ブランチの代表っす。21年5月から“サ国”とかちの首都・帯広へ。「営業」としてTV広告、番組企画等で企業様・自治体様の魅力プロモーションをお手伝い。「ライター」としてこちらの『SODANE』でサウナを中心に、農業、面白い人あ~んどホットな話題を発信中ざんす。

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