コロナ禍の防災用品 ”ラップ”が便利、のわけ 福永アナのつぶやき 

 あの日からあすで10年。

 当時の自身の状況を思い返す方も多いと思います。私は当時、高校1年生で、地元の徳島県にいて次々とテレビに流れてくる悲惨な映像をただ見ているだけしかできませんでした。

 もし今同じことが起きたら...何ができるでしょうか?

 10年の間に一人暮らしを始め、アナウンサーとして働くようになりました。

「津波が起きたら迷わず高いところへ逃げて!1度倒れた家具はそのままにしておいて!浴槽に水を貯めておきましょう!飲み水は3日分は確保しておこう!」などテレビを通して防災を呼び掛ける立場になり、備えのあり方についても考えていく中で時代の変化に合わせた最新の準備が必要だと感じています。

 ここ一年で私は、自分の防災リュックにアルコール除菌用のウェットティッシュと消毒液、マスク、体温計、ラップ、ビニール袋を追加しました。

 ラップは、避難所でのドアノブや共用部分に触れるときなどに使用するためです。避難所ではこまめに手洗いができるほど水が十分に使えるかわかりません。直接触れないようにし、またその都度使い捨てにすることで感染症対策に繋がります。

 あす3月11()午後2時から、HTB公式YouTubeチャンネルにて

「東日本大震災から10年~今、私たちにできること~生配信スペシャル」をお送りします。

被災地の今を考えるとともに、未来を担う子供たちにどう「防災・減災」を伝えていくかをテーマにHTBアナウンサー全員で『こどもと防災』についてお伝えします。

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 私も被災者の経験をもとに書かれた絵本の朗読を担当しました。

お子さんから大人まで広くご覧いただければ嬉しいです。

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この記事を書いたのは

HTBアナウンサーズ

HTBのアナウンサーが不定期につぶやきます!

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