もち米 日本一の里から全国へ!世界が認めた味とは?

モンドセレクション「金賞」受賞・「笑美銭米(えみせんべい)」【名寄】

202104231507260_l.jpgモンドセレクション金賞を受賞した株式会社松前の「笑美銭米」

 もち米の里、として知られる名寄市からうれしいお知らせが届きました。

世界に評価!

株式会社松前(松前衛代表取締役社長)が製造販売している名寄産もち米玄米を使用した「笑美銭米(えみせんべい)」が、国際品質機関の一つであるモンドセレクションの2021年優秀品質「金賞」を受賞。松前社長は「創業100年を迎える節目の年に、こうした賞を受賞できたことをうれしく思っています。日本一のもち米を、道内、全道に向けて発信できるよう尽力していきます」と喜びを語っています。

 ※モンドセレクションとは・・・幅広い製品の水準を評価、承認するベルギー所在の民間企業。21年は世界90カ国、1000社を超える企業から約3100点の応募があった。審査員が味、材料、見た目、パッケージなどを基に、各製品を比較することなく、個々を評価。一定の品質が認められると、最高金賞を筆頭に金賞、銀賞、銅賞が与えられる。

 株式会社松前は、日本一の産地であるもち米を広く全国に発信できる商品を―と、2019年から開発に着手。栄養豊富なもち米玄米を使用することにこだわり、スタッフでアイデアを持ち寄り一から開発。来店客にも試食してもらいながら試行錯誤し、「アーモンド」と「胡麻」の2種類を完成させました。

 サクサクとした食感で、焙煎したもち米玄米の香ばしさが口いっぱいに広がり、『食べると自然とみんな笑顔に』と思いを込め、笑美銭米と名付けたそうです。

 笑美銭米をはじめ、同社の商品は全て化学調味料や保存料をはじめとする添加物を使用していないのが特徴。『子どもでも安心して食べられるもの』をコンセプトに、日本古来の製法と新しいアイデアを組み合わせながら商品を作っているといいます。

 その後、丹精込めて作った商品が、どこまで通用するのか―と、腕試しのような気持ちでモンドセレクションに応募。同社では「審査員はミシュランの星を獲得したシェフをはじめ全員外国人。洋菓子とは違い、和菓子が外国の方々にどれだけ受け入れられるか、挑戦したかった」とのこと。

 パッケージのマークは、名寄市出身のデザイナー、工藤香倫さんが担当。併せて、名寄の位置が一目で分かる北海道のマークも添えるなど、商品の質のみならず、パッケージデザインなど全てが考慮され、金賞の評価を受けました。

 松前社長は「今回、モンドセレクションで金賞をとることができたのも、日ごろからご愛顧いただいているお客さまはもちろん、品質の高いもち米を生産していただいている農家さんのおかげ」と話しています。

 「笑美銭米」は6枚入り600円(税込み)、12枚入り950円(同)。店舗にて発売中。

◆松前

名寄市内西4南6

℡01654―2―2232

(名寄新聞で紹介されました)

http://www.hokkaido-nl.jp/article/21483

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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