『がんになった 母からは冷たい言葉』 両側乳がんになりました 91

乳がん患者2年生(もうすぐ3年生に進級)生きる日々ともろもろを・・・

次の誰かのために・・・と綴っています。

まずは、いただいたメールから

 『乳がん発症したのは42歳。現在は43歳です。阿久津さんの放送された時期(2020年)に左乳がんと分かりました。

 家族構成は、父(胃がんで19年前に手術してます)母、妹、息子(10歳)です。病院に行くきっかけは町からの無料クーポンです。41歳の時に無料クーポン配布され、検査を受けました。石灰化になってると診断され。道北のがんセンターで検査しました。やはり石灰化になっており、1年に1回検査して下さいと。その次の年、去年ですが4月、42歳でまた検査に行きました。そして詳しい検査へと進み、がんだとわかりました。4月20日に告知されましたが、検査を続けている間が1番落ち込んでいたと思います。告知されて逆にすっきりしました。5月13日に手術、リンパ節に転移なし、温存。(ステージ1)6月26日からホルモン治療、7月20日から9月2日まで、
放射線治療(30回)。今年の3月に検査を受けて異常なしでした。

 1番困った事は、子供の事、仕事の事、今まで出来てた事が出来なくなるのかなと。私は死んじゃうのかなと思いました。


 困った言葉は母親の言葉でした(あまり覚えてませんが冷たい言葉だったのは覚えてます)。周りにはガンだと伝えました。職場は老人施設で働いており、人数不足で休むのが申し訳なかったです。最後に言いたい事は、検診に行く機会を今より増やして欲しいです。

 私は父がガンになった事で30歳過ぎから出来るガン検査を受けてました。めんどくさがらず、受けられる検診等受けて欲しいと思います。大切な人、守りたい人がいるなら尚更です。』

ありがとうございます。私自身での体験でもありますが、最初は良性でもそこからきちんと定期的な診察を受けることが大事、という例だと思います。クーポンお持ちの40歳の方、そして自己検診などで自覚症状がある方、コロナ禍ですがこの機会に是非。

患者になった瞬間 悩みが連鎖・・・

 やっぱり誰もが『患者になった瞬間に結構悩む』。

『自分がどうなるのか調べるすべがない』逆に『情報多すぎて何を信じたらいいのかわからない』の声に応えたサイト、”muneco” http://muneco.jp/ を作ったまどーんさんとのお話も。

 まどーんさんと出会ったのは乳がん手術後の2019年9月。会社の番組まつりの楽屋。特集を見て、ピンクリボントークに私が出ることを知ったまどーんさんが手紙をくれたのです。まどーんさんは世界的にも評価の高いドラマー、yoyokaちゃんのバンドのサポートメンバーで、同じ日にステージがあったものですから手紙を読んで駆け足で楽屋に行きました。

 お手紙のお礼をして、後日、Pinkring北海道ブランチ(若年性乳がんコミュニティ)の代表のご紹介をいただくことになりました。このころくらいから同世代、そして若い、新しい患者さんにご縁をいただくようになりました。みんなから聞かれる悩みは『会社辞める』『治療と両立難しい』『子育てどうするよ』『キャリアは捨てねばならないのか』『家族とうまくいかない』『こどもに伝えられない』『この治療は正しいの?』『もっと楽な治療は?』『副作用どうしたらいいの?』など多岐にわたるのです。そして万能な正解もない。人によって感じることも解決策も違うなと患者になって一層深く考えてしまった時期でもありました。

 私なりの考えや思い、情報は番組やこちらなどでお伝えし、コラムとして映像としてはまとまって束ねているのですが、まとめサイトとしてはまだまだです。

 そこで素晴らしい企画が誕生しました!まどーんさんが温めてきた企画が乳がん患者さんのための情報サイトなのです。”乳がんをやさしく伝える”のがコンセプトです。munecoは乳がん患者さんのことをやわらかく表現したもの。(命名者は乙女温泉の主催者、愛さん。いいアイディア!)

 実は私の友人であっても、『知るのが怖い』とドキュメンタリーの映像が見られないという人も正直多いです。患者さんが乳がんを知ることも大事なのですが、周りの人が乳がん、を知ってもらうこともとても大事なんだと思っています。患者さんはただでもつらい、それに周りの人への対応まで頭を悩ませたらとてもしんどい。そんなことも解消できたら素敵だなと応援している次第です。

 まどーんさんの思いは『患者が抱えるあらゆる「生きにくさ」を、クリエイティブの力で少しでも解決できないか。それも、できることならばわかりやすく、ポップに、自分ごととして 乳がんのことを伝えていきたい。』(サイトより)という言葉に込められています。

 最近増えたオンラインの講演会の情報や役立ったサイトなどが毎日進化しています。長く続くよう、そして私もそのお手伝いをしていきたいと思っています。

【まどーんさんの書いてくださったmuneco記事はこちらhttp://muneco.jp/2021/06/01/post-270/

 これまで続けてきたピンクリボン活動でギャラクシー賞報道活動部門の選奨をいただきました。東京の表彰式には札幌からは緊急事態宣言下なので行けず・・・。でも温かなみなさんからのコメントで心がほっこりしてきております。ありがとうございました。

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(文:阿久津友紀 乳がん患者)

 

 

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この記事を書いたのは

阿久津友紀

乳がん患者さんが治療中に被災したら? 『防災の心がまえ』をもとに『女性の病と防災』を考える おっぱい2つとってみた作者とHTB森アナウンサーが本音トーク 
https://youtu.be/AO8Xzebt0Ys

『おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える(北海道新聞社刊)10月6日発売

おっぱい2つとってみた がんと生きる、働く、伝える

「LINE特集 「失われる自分らしさ」。乳がんになった私たちの3年間。例え、心が折れそうでも…」
https://news.line.me/detail/oa-htbnews/bt2o2l9r6cfc

YouTubeで乳がんについて配信しています!

ピンクリボントーク【ホルモン治療の副作用と簡単ヨガ】 
https://youtu.be/gOOiLPH-n2I

温泉ソムリエも取得しました!

『アピアランスケアを考える』
https://youtu.be/3qVd1xXFvaU

ピンクリボントーク 患者と家族と社会 ~生きてくのに必要なコト~
アーカイブ配信:無料
https://youtu.be/PS4eJMy4GcY

第4弾の”がん患者さんとココロ” 北海道の斗南病院の精神科長で登録精神腫瘍医の上村先生に伺いました。アーカイブは
https://youtu.be/D-j4RrGSgkw

これまでの動画は・・・
【乳がん】おっぱい2つとってみた

HTBノンフィクション おっぱい2つとってみた
【2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞受賞】
【2020年ギャラクシー賞 奨励賞】

HTBonデマンドで無料配信中!
https://www.hod.htb.co.jp/pg_nf/pg_id_nf006

テレメンタリー2020『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~』年間最優秀賞 
ギャラクシー賞・選奨(報道活動部門)/民放連 放送と公共性 優秀賞
活動の一部は・・・
youtubeLIVEでピンクリボントーク① 見逃し配信中!
https://sciencefestival.jp/event/breast-cancer/

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