今回のコラムは、
HTBのファイターズ応援番組「FFFFF」とは全く関係ないのですが、
きのう(7月6日)、
2年ぶりに旭川スタルヒン球場で行われた試合が
ナイスゲームだったもので、ついつい。
【サヨナラタイムリーを放った高濱選手】
3対3の同点で迎えた9回。
開幕から39試合無失点登板を続ける
ライオンズ・平良投手が立ちはだかる中、
1塁には、淺間大基選手。
同期入団、同じ横浜高校出身の髙濱祐仁選手が
バッターボックスに入りました。
8年前、2013年の夏。
高校2年生だった2人は、甲子園で輝きを放っていました。
【横浜の“AT砲”淺間選手と高濱選手】
初戦となった2回戦、
3番センターでスタメン出場した淺間選手は、5打数5安打。
4番ショートの高濱選手は、5打数1安打ながら、その1安打が3ランホームラン。
「横浜のAT砲」が全国の野球ファンに知れ渡りました。
3年の夏は、甲子園に出場することは出来ませんでしたが、
その年のドラフト会議で、共にファイターズから指名を受けました。
FFFFFのインタビューで、
淺間選手がドラフト会議当日の様子を語ってくれたことがありました。
「一緒に指名を待っていて、僕が先に呼ばれたんで(3巡目)。
まさか同じチームになるとは思わなかったんですけど、
すごい嬉しかったです。
あいつが思ったより指名が遅くて(7巡目)、
ちょっとドキドキしましたけど」
きのうのライオンズ戦。
1塁ランナーの淺間選手は、その時よりも
もっともっとドキドキしていたかもしれません。
打席の高濱選手は、
更に強い緊張感と戦っていたと思います。
それでも。
打球は、旭川の夜空に綺麗な放物線を描き、
相手センターの頭上を越えていきました。
「何とか(淺間)大基に走ってもらうように願ってました」
高濱選手の願いを受けて、
1塁から淺間選手がサヨナラのホームに帰ってきました。
2年ぶりの旭川開催を待ちわびたファイターズファンに、
横浜高校出身の2人が最高の勝利を届けた瞬間でした。
「なんとかサヨナラ勝ち出来て良かったです」
ヒーローインタビューに答える高濱選手の
控えめな笑顔が印象的でした。
★選手のインタビュー“ほぼノーカットバージョン”を
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