大谷翔平選手がきょうもホームランを打ちました。今シーズン36号で、ホームランランキングもトップ独走中。
ペースでいくと、シーズン58本を超えるとか。打点も、リーグトップの選手と3打点差とか。
投手をやりながら、打者での複数タイトル獲得も視野に捉えている、ちょっと信じられないような状況になっています。
ということで、きょうもこちら。
2016年、HTBで放送した特別番組「道なき道を-大谷翔平の現在地-」を制作した際にまとめてファイルの中から、
世界のスーパースター“オオタニサーーン”になる前の、若き日々を振り返ります。
今回は、「パ・リーグの他球団に所属していた選手が、大谷選手をどう見ていたのか」編です。
まずは、マリーンズとイーグルスの2球団で通算1600本以上のヒットを打った今江敏晃さん(2016年当時は楽天に所属)。
「底知れぬ力を持っているピッチャーというか、選手ですね。投げてもあんな速い球投げるし、打っても果てしなく飛ばせるし。
ましてや選球眼とかそんなんもあるし、ほんとに凄いなと思います」
「ボールをリリースする瞬間から振りだすぐらいの感じじゃないと当たらない。逆に早く振らないとって思うとフォークとか振ってしまう。
僕は打者なんで、やっぱり“ピッチャー・大谷翔平”の方が嫌ですけどね」
野球日本代表・侍ジャパンのメンバーとして、共に世界を相手に戦った、イーグルスの則本昂大投手は、
4歳下の大谷選手によくいじられていたようです。
「パンチ力もありますし、ミート力もありますし、素晴らしいバッターやなって思います。打たれているイメージしかない。
雰囲気が凄く良いですし、ボールを待っている感じがどこに投げても打ちそうな。そういう雰囲気が出ていると思います。
僕としては、バッターで名前が出ている方が嫌かなって思います」
「同期入団なんですけど(2013年)、歳がね、大谷君の方が下なんで、会えば挨拶に来てくれるんで、ええ子やなぁと思います。
おとなしいような、先輩をいじれるような、独特の空気感を持った人間と思います。
僕のこともいじってきますね。たぶん、なめてるんで(笑)。「勝ち運くださいよ~」とか言って寄ってきて。
そんな感じでよくいじられてます」
以前、このコラムでご紹介した“クソガキ”な部分は、他球団の先輩に対しても変わりませんでした。
最後は、昨シーズンから活躍の舞台をメジャーリーグに移した、元ライオンズの秋山翔吾選手。
「150㎞/hぐらいのピッチャーであれば、もうちょっと自分のゾーンまで、ストライクゾーンが分かったうえで
反応できるっていうか、判断して振っていると思うんですけど、
まっすぐ一本に絞っていても、そのまっすぐのゾーンっていうか、ストライク・ボールを判断するのが凄く難しいと思います」
「(打者・大谷は)守っててプレッシャーもあるんでね。外野手であれば、シングルヒットでも常にセカンドを狙っている走塁をしますし、
ああいう所で力を抜いてこないっていうのは、隙がないなって思います。
対戦する1カード(3試合)でいったら、先発登板1回してきてくれた方が、うちのピッチャー陣としては楽なんじゃないですかね。
守っていてもプレッシャーあったし、マウンドにいても威圧感がありました」
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