7月から夏のホッキ漁操業!苫小牧のホッキのヒミツと美味しく食べるレシピを紹介!

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午前3時、夏のホッキ漁が解禁となった苫小牧ではホッキ漁に向かう船が出航していきます。

漁場までは3、40分ほど。

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午前4時、いっせいに漁がスタート。

苫小牧のホッキ漁はマンガンという道具を使い、砂に潜っているホッキに海水を噴射し掘り起こすことが出来るので貝が傷つきにくいそうです。

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ホッキは柔らかな砂地を好むので、砂地の多い苫小牧の海は生息しやすい環境。

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ホッキ漁は水揚げする量や貝の大きさを定めることで資源の保護も行っています。

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船の上では素早く選別。二時間ほどの漁が終わります。

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漁師さんにとっても、その日ごとのノルマが。未来につながる資源を守ることができるよう、しっかりとしたルール作りがされています。

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水揚げされたホッキは早速市場へ。午前8時からのセリにかけれられます。

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苫小牧のホッキは横幅が9cm以上の大ぶりな貝だけを漁獲しており、実が肉厚で甘みが強いのが特徴。9cmを超える貝に成長するには5年ほどの歳月が必要と言われています。

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ホッキの資源管理は苫小牧の漁業に関わる皆さんの中でしっかり根付いている文化なのです。

苫小牧漁協女性部おススメ!絶品ホッキ料理の作り方

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元気いっぱいな苫小牧漁協女性部の皆さん!ホッキの美味しさを全国に伝えるPR隊なのだそう。

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ホッキのおかげで元気モリモリ!ホッキを知り尽くす皆さんに簡単で美味しい料理を教えていただきました。

ホッキカレー

苫小牧の定番、ホッキカレー。苫小牧漁協女性部のカレーで使用する食材はシンプルに玉ねぎとホッキの「ヒモ」のみ。旨味を逃さず汁まで一緒に炒めるのがポイント。

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ホッキのヒモは煮込んでも固くならないので、出汁を取るのに煮込んでもOK!

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しっかり炒めたらここに加えるのが「コンブ水」。

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コンブ水は一晩コンブを水につけて出汁をとったもの。これでさらに旨味を注入します。

カレーのルーもコンブ水で溶いて加えていきます。

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さらにこれに加えるホッキフライ。

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180度の油でサッと揚げます。

ほんのりピンク色になったらOK!揚げすぎは禁物です!余熱のことも考えて気持ち早めに取り出しましょう。

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こちらを盛り合わせでできたのがこちら!

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ぜひフライと一緒に味わってください!外はサクっと、中は柔らかでジューシー!

カレーはホッキの旨味とコンブの旨味が相まった美味しさです!

ホッキのカルパッチョ

生でお刺身で食べられる美味しさのホッキですが、一工夫でさらに美味しく!

市販のドレッシングで簡単!ホッキのカルパッチョ。

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ポイントは「サッと湯通し」。ただし、火の通しすぎは禁物!

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1回、2回、3回とさっとお湯にくぐらせるだけですぐに冷水につけて甘みを閉じ込めます。

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あとは水分を取り、薄く切って野菜とイタリアドレッシングに混ぜるだけ!

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苫小牧ならではのカルパッチョの出来上がり!

苫小牧のホッキの美味しさを全国に!

女性部の皆さんが伝えたいホッキの美味しさを十分に堪能できました。

火を通しすぎない、甘く、歯ごたえのある肉厚のホッキは絶品!

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絶品レシピをまだまだ全国に広めようと活躍されています!

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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