胆振東部地震から3年。北海道民の防災意識を調査! | 「もしもの備えしている?」

9月6日、胆振東部地震から3年を迎えました。

深夜に襲った大きな揺れ、そして全道が停電となったブラックアウト。

揺れによる被害もさることながら、数日にわたった停電により、直接電気を使うことはもちろんそれに伴う断水、物流の停滞などで北海道に住む私たちは災害に対する意識を新たにし、防災を心掛けるようになった人も多いと思います。

あれから3年、私たちの防災意識について改めて調査してみました。

Q・もしもの備えしている?

1・している  5,175人 49%

2・していない 5,204人 51%

約半数の人がもしもの時に備えている結果に。

しかしながら、その準備も「万端」という人から「してはいるものの、不安」という声まで。

みなさんから寄せられた意見を見ていきましょう。

1・している

札幌市 男性 10代 「普段から、備蓄 現金の用意 モバイルバッテリー準備 ガソリン満タン など」

札幌市 女性 10代 「毎年9月になると防災バックの中身確認・個人で持っていくバックの整理を家族でしています。改めて気を引き締め備えてます!」


札幌市 男性 30代 「常温で食べることができる高カロリー栄養食や、飲料水、レトルト食品を備蓄しています。」

苫小牧市 女性 30代 「もしもの時にも使えるからとランタンや灯油ストーブ、モバイルバッテリーなどのキャンプギアが増えていきます。カップ麺とレンチンご飯は意外と賞味期限が短いので、半年くらいで切れてしまうので定期的に買い替えしてます。」

名寄市 女性 30代 「胆振東部地震後から、ランタンや紙コップ、防寒具など簡単なものは揃え、備蓄電源を新たに買いました。あの頃は電気が一番困ったので。」

札幌市 女性 30代 「あのブラックアウトの後、冬でも過ごせるように1式揃えました。」

札幌市 女性 30代 「胆振東部地震・ブラックアウトは衝撃的でした。本当に突然来ます。忘れた頃に来ます。備えをしても災害発生時は慌てる気持ちから完璧になどできません。けど、備えをしないよりはした方が良いです」

苫小牧市 女性 30代 「前は、大きな地震のニュースを見るたびに、「大変そう〜」と他人のことのように考えていましたが、3年前の地震が起きてから、どこの地域でも大きな地震が来るんだと思い、9月に入ると家族みんなで中身を確認しています。」

札幌市 男性 30代 「あの胆振東部地震以降、防災意識が高まり懐中電灯や非常食、ミニストーブなどを手元に用意しました。毎年この時期になると日頃よりも一層改めさせられます。あの恐怖を決して忘れてはいけませんね。」

網走市 女性 30代 「電子決済化が進んでいますが、停電時には使えません。100円ショップでコインケースを買って、防災用品入れに入れています。」

厚真町 女性 30代 「震災前から、停電に対しては備えてたから、震災で停電になったときも焦らず対応できた。電気も大事だけど、水の方が確保するのが大変だったので、水を常備するようになった」

札幌市 女性 30代 「玄関に家族分の防災リュックを用意!愛猫の分もしっかり用意してます!!」

札幌市 男性 40代 「いざというとき使えるように、車の中にはいつも炭やテントなどキャンプ用品を積んでいます。もしもの時がないことが一番いいのですが。」

砂川市 女性 40代 「してるつもりですがまだまだ足りてないと思うので今一度見直したいと思います」

釧路町 女性 40代 「ブラックアウトきっかけ。電気関係の仕事のため、災害時も出勤しなくちゃいけないので。あとはペット用品はなかなか災害時支援されるのが遅いので。」

旭川市 女性 40代 「ブラックアウトを経験してそれを教訓にしていつ災害があっても大丈夫なように食料、水、薬、カセットボンベなどを備蓄していますし、緊急時のバックを家族分用意しています。」

室蘭市 女性 40代 「胆振中東部地震を経験した後からいつ何があっても大丈夫なようにリュックに必要最低限の物は備蓄してあります。」

喜茂別町 男性 40代 「非常飲食品(4人で一週間分)、薪ストーブ一式、冬でも使用出来るアウトドアテントやキャンプ道具。簡易トイレに使い捨てトイレキットなどです。」

札幌市 女性 40代 「地震、停電の時に困った、「懐中電灯、電池、ポータブルストーブ、卓上ガスコンロ」備えています。」

東神楽町 女性 40代 「完璧ではないが、トイレの排水用に焼酎のボトルに水を貯めて置いてあった、保存食を多めに買い置きしたり…まだまだ用意するものはありますが、やはり危機感が薄いので揃ってない状態ですね。」

江別市 女性 40代 「していますが、足りていない。電気の備えは、一番心配な部分です。
ソーラーパネルや蓄電池は「使わない物」かもしれない中では高額なので、ついつい後回しになってしまっています。」

札幌市 女性 40代 「水、食糧、電気、ガスなど色々備えをしています。ただ、これで足りているのか不安なところは、あります。」

深川市 女性 40代 「玄関においてあるロードバイク用のヘルメットをかぶって、ケータイラジオ、懐中電灯を持って、近くの大きな病院に走って逃げる、とは自分に言い聞かせ一応の準備はしています。」

札幌市 男性 40代 「まだ足りないし、気が緩んでる気もします。もう一度3年前を思い出さなければ、と思いました。」

札幌市 女性 40代 「マンションなので停電したとき水が出なくなって一番困ったので、ペットボトルの水を切らさないこととトイレ用にお風呂に水を貯めとくようになった。」

函館市 女性 40代 「子供が居るため、最低限の食料や着替えなどバックに用意してます!衣替えの時期に避難バックの物も入れ替えてます。」

札幌市 女性 40代 「3.11直後より、防災セットは作って備えてました。が、3年前のブラックアウトの際に役に立ってくれたのは、キャンプ道具がメインでした。その後、防災セットを更に見直し、電気、暖房のみならずスマホの充電も出来るように備えました。」

札幌市 女性 40代 「してるのですが、もうそろそろ食料の賞味期限とか確認しなきゃと思っててできてません。あと、息子の服も用意してたけど、絶対サイズアウトしてます(^_^;)」

札幌市 男性 40代 「3日分の食料品各寝室には靴と靴下、羽織る物を置いてます」

帯広市 女性 40代 「何かあったら持ち出す鞄は用意してあるけど、3年前に見直して以来何もしてないので、そろそろもう1度見直さないと…」

共和町 女性 50代 「地震がほとんどない地域ですが、ブラックアウトにはとても驚きましたし戸惑いました。その後充電用品やライトなど停電時の対策グッズあれこれ買いました。」

札幌市 女性 50代 「以前から水・食品・ランタンは用意していましたが、正に胆振東部地震をきっかけに様々な物を買い足しました。特にスマホの電源確保に奔走したので電池や充電器はすぐ用意しました。」

札幌市 男性 50代 「備えをしたのが一昨年なので、見直さなくちゃ!」

札幌市 女性 50代 「地震の当日にガソリンを給油する予定だったが、停電でガソリンスタンドが大混雑して大変な思いをしたので、それ以来、半分以下にならないように気をつけている。」

札幌市 男性 50代 「震災中に乾電池で着火するストーブを購入したのを始め、軽バンにキャンプ道具を全て積んで簡易トイレや太陽光パネルも積んで備えています\(//∇//)\」

苫小牧市 女性 50代 「現金は生活費とは別保管、ガソリンは車2台分たいてい半分になる前に満タン、米は5キロはストックし、水も冷蔵庫に2リットル3本の他ストック3本、缶詰は数えてませんがかなりの数、カセットコンロ15本、乾電池も先日追加しました。ソーラー式蓄電も買ました。」

札幌市 女性 50代 「天災は忘れた頃にやってくるを肝に銘じ 備いあればです」

札幌市 女性 50代 「東日本大震災から少しづつ用意していましたが 3年前の地震の時から 更に食べ物 電気関係の準備が必要だと痛感して少しづつ増やしています」

旭川市 女性 50代 「まだ充分ではなく、買い揃えてる途中です」

札幌市 女性 50代 「何かが起きた直後は備えたい物がお店に無くて品薄なので、何でもない時に少しづつ準備しています。」

札幌市 女性 50代 「今まで北海道は地震来ても大地震にはならないと油断してしました。前回の地震を教訓に備えが必要と実感しています。」

江別市 女性 60代 「ひととおり備えていますが着替えなど季節に合わせなくてはならないのでもう一度確認したいと思います。」

札幌市 男性 60代 「防災グッズ、備えていますよ!町内会の防災担当をしています。みんなでの助け合いが大切です。」

北見市 女性 60代 「去年のブラックアウトで大変困ったのが、電池確保でした!それで今はそれぞれの大きさをある程度備蓄しています。本当に最近は電池使用の物が多いので…」

札幌市 女性 70代 「3年前の地震がキッカケです。入れ換えが必要ですがなかなか1年に1度の確認ができません。何を持っていたかも忘れがちです。」

食料に関することでは

・長期保存可能で調理が簡易な食料

飲料水

・コンロなどの調理器具

などへの備え、

停電時の備えとして

電池やバッテリーなどの電源確保

・トイレなどの排水用の水

・手元の現金

などの準備を整えているという意見が多く寄せられました。

また、避難に備え防災バッグを常にチェックし身近に置いておくという意見も寄せられました。

中には、「詰め込んだ食料などの賞味期限をこの機会にチェックする」という声や、「子供の成長に合わせて洋服のサイズをチェック」も必要という声も。

家族の取り決めとして、「避難場所や連絡手段を確認することも重要」という声もあり、物の備えに加えて行動や意識の準備の重要性も感じました。

さらには、北海道の冬に万が一のことがある際に備え、停電時にも使えるストーブの準備なども重要となりそうです。

「備えてはいるが、本当に万全かを振り返る」

という意見も多く、防災に終わりはないということを改めて意識させられました。

2・していない

札幌市 女性 20代 「『もしも』として意識をして用意はしていませんでした。あれから3年、改めて気を引き締めて考えていきたいです。」

札幌市 女性 20代 「多少は準備してますがまだまだ足りないものがあるので、全て揃うまではしてないになるのかな…早めに備えを揃えたいです!」

富良野市 女性 30代 「やらなきゃやらなきゃと思いつつ時間とお金がないのを言い訳に…今年は用意します!」

札幌市 女性 30代 「震災後は色々ストックしていたのに、すっかりしなくなってしまった…見直してまた備えようかと思います。」

札幌市 女性 30代 「市販の防災バックを購入したが全面的に出来ているとはいえない。」

札幌市 女性 30代 「北海道は冬の災害が一番怖いので、これからしっかり備えたいと思います!」

美唄市 女性 30代 「水をストックしてたけど期限がきれかかってて使ったのでなくなりました。またそなえないと。」

帯広市 女性 40代 「食料、水、卓上コンロ、懐中電灯、電池……、モノはあります。
でも非常時持ち出し袋は用意していません。」

北見市 女性 40代 「防災セットはまだ揃えていませんが、災害時の待ち合わせ場所は話してます。」

千歳市 女性 40代 「食料品は備蓄しているが、乾電池のストックがないことに先日気づきました。当時は手に入らなくて大変だったのに…」

札幌市 女性 40代 「カップめんはありカセットコンロでお湯は沸かしたりできますがそれ以外はしてないです。しなきゃいけないと思ったのは3年も前なのに…」

滝川市 女性 50代 「何もしていません。地震のあった時に備えておかないとと思いましたが、何もしてません。」

滝川市 男性 50代 「準備万全ではないので、「していない」に入るかなと思います。」

岩見沢市 女性 50代 「胆振東部地震のあとは一時的に準備しましたが、もし今すぐ避難となったら出来ないかもしれない。特に非常食など見直さないといけませんね。」

旭川市 女性 50代 「しようと思いつつ、また1年が過ぎました。」

札幌市 女性 50代 「単3の乾電池だけは使ったら買い置きを補充してますが、それ以外は必要と思いつつ常備できてません。少しずつでも準備したいと思います。」

札幌市 男性 50代 「3年前の教訓で一度備えはしたんですが、賞味期限があるものは期限間近で食べてしまってその後追加してません。きちんと備えはしないとと思いつつ、ついつい後回しに。」

札幌市 男性 60代 「目の前にホームセンターもあり、防災グッズを払えようと思いつつ、いざ!揃えるとなると、何をどう揃えたら良いか?分からない。」

「備えをしなきゃ、と思うもののまだ出来ずにいる」という方や、「以前備えをしたもののその点検や維持更新ができていない」という声が多くみられました。

さらに、「していない」の回答にも「準備はしているものの万全ではない」という方が多くいました。

もしもの時に、慌てないために。自分を、家族を守るため、皆で協力できるために。

この機会に今一度防災、万が一の時の備えについて見直してみませんか?

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(※ご参加には「HTBonちゃんアプリ」(無料)が必要です。)

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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