元プロ野球選手が小学校を設立…!
HTB北海道テレビは9月18日(土)午前11時10分から、「未来へ恩返し -小学校設立 元プロ野球選手の挑戦-」を放送します。(北海道ローカル)
今回この番組のディレクターを担当しました、札幌の立命館慶祥高校出身の岡野です。
初めて賢介さんから小学校の構想を聞いたのは去年5月。
最初は、「母校の立命館に関することに…」という気持ちはありましたが、
「本当に小学校なんてできるのだろうか」と半信半疑でした。
(インタビューに答える田中賢介さん)
取材を進めるにつれ輪郭が浮かび上がっていく小学校。
想像以上に、情熱を注ぎ、子どもたちの未来を考える賢介さんに触れていくことで、
「今までになかった小学校になる」と印象は変わっていました。
元プロ野球選手が小学校設立という、前例のない挑戦。
(打ち合わせをする田中賢介さん)
カリキュラム作りや、教員採用、学校設立の認可申請など、
賢介さんの仕事を上げ始めたらキリがありません。
その一つ一つをこなしていく賢介さんですが、野球選手の時とは180度違うものばかり。
寝不足の日々が続いたと言います。
札幌市豊平区にあった大学の研修施設を改修した校舎は
賢介さんのアイデアをカタチにしたもの。
(完成予想CG)
プールを改修した図書スペースや、階の行き来ができるネットステップなど、
従来の小学校からは想像できないものばかりです。
もちろんカリキュラムも、今までの小学校とは違うものばかりです。
(完成した校舎)
私自身、「田中賢介」というブランドがあるので、
心配しなくても人は集まるだろうと思っていました。
番組の中で、「みんな大丈夫っていうけどさ…」と悩みを吐露するシーンがあります。
前例の無い道で、他人には決してわからないプレッシャー。
賢介さんが感じる苦悩や情熱の一端を感じていただければ、作り手としても幸せです。