世界遺産のマチ 知床・斜里にある名店 ウニのリゾットを食べるために訪れる客も・・・
2021.09.23
ひがし北海道は秋が深まっています
「食と観光」をテーマにひがし北海道の話題をお届けしています、松本真実です。
ひがし北海道は、秋が急に深まり朝夕は本当に寒い日が続いています。今月の寒い日には、ストーブが必要になりそうです。もうストーブを炊いているかたもいるとか。
さて、本日は世界遺産登録の街、知床・斜里町にあるレストラン「料理とワイン ビストロラ カンパネラ」をご紹介します。
地元別海町のグルメに詳しい方が、「是非に・・」とお話されていて、1年越しの願いが叶いました。ディナーは、アラカルトで。最初の感動は、テーブルにセッティングされていたカトラリーがなんとフランスのラギオール(Lagiole ライヨールとも)だったこと。私のテンションは「ぐぃーん」と上がりました。
お料理への「想い」が伝わってきます。
この日のディナーは、
【マダムおすすめのカヴァ(スペイン産のスパークリングワイン)】とお通しのチーズ3種で始まりました。
【ピスタチオの自家燻製】
口に入れた瞬間に香りを感じ、丁寧に燻製されています。このピスタチオ・・止まりません。
【キャロット・ラぺ】
粗く千切りに削ったにんじんをビネガーで味付け、さっぱりと食べられます。太すぎず、細すぎず、しっかりとした食感で、クミンがスパイシーです。
私もキャロット・ラぺを自宅で作るのですが、クミンを使い、カンパネラ風として作ってみたいと思います。
【雲丹のリゾット】
雲丹をこれでもか・・・と使った雲丹のリゾット。
一つ一つの粒がとても大きく贅沢です。雲丹好きにはたまりません。
お皿のドット模様は、バルサミコ酢。始めは、そのままで思う存分楽しみ、途中から味を変えて味わうことができるのも魅力です。
前述のご紹介くださった方は、このウニのリゾットを食べるために斜里まで2時間半を走らせる!!というほどのイチオシです。『おっしゃる通り!!』でした。笑。
【斜里産 匠の豚 麦王 ロースのグリル】
斜里産 匠の豚「麦王」 厚切りロース(260g up)をグリルにて、特製デミグラスソースでいただきます。
ボリューム万歳!! とても柔らかくジューシーで食べ応えがあります。主役はもちろんロースのお肉なのですが、野菜も「添えてある」感じではなく それぞれの個性を表現しています。長いも、原木椎茸、ニンジン、舞茸、万願寺唐辛子・・野菜が好きな私にとってははっきり言って「最高です」(笑)
さすがにデザートをいただくお腹の隙間がなく残念なのですが、次回は前日からお腹の具合を調整して伺いたいと思います。五感が、しみじみ満たされていくのを感じました。
マダムとシェフ(山谷 宣幸さん、悠華さんご夫妻)
シェフは、寿司職人からイタリアンの道へ。「少し前の自分に勝つ」が座右の銘だそう。マダムは、ワインソムリエの資格を持つプロフェッショナルです。キリリとしたシェフと柔らかな笑顔のマダムがとても素敵でした。
【料理とワイン ビストロ ラ カンパネラ】
北海道斜里町港町1-13 (JR知床斜里駅前)
TEL 0152-23-7777
