コロナ感染者数が減少してきた北海道。ワクチン接種も進む中これからの緊急事態宣言の緩和、どう考える?北海道民に聞きました。
2021.09.29
#北海道9月後半に入り全道のコロナ感染者が減少傾向が続いています。感染者が3桁を超えていた中、全道の一日の感染者数が100人を切る日が続いており、全国でも減少傾向が確認されています。
そのような状況を受けて9月末までの緊急事態宣言解除が決定。北海道独自の対策が検討されている状況です。
このような中での緊急事態宣言の解除、またその後の対策についてどう考えるか、北海道の皆さんに聞きました。
Q・新型コロナ対策、今後どうしてほしい?
1・緊急事態宣言延長 1,257人 11%
2・全面解除 3,764人 33%
3・「まん延防止」に移行 4,559人 41%
4・そのほか 1,716人 15%
それぞれの回答をお寄せいただいた方のコメントをご覧ください。
1・緊急事態宣言延長
釧路市 女性 10代 「まだコロナが完全にはなくなっていないからしっかりコロナ対策もする為に延長をしてほしいと思っています!」
新ひだか町 女性 20代 「外食できなかったり、出歩けないのは辛いけど、今追い込めばだいぶ変わる気がする」
恵庭市 女性 20代 「恵庭市では昨日25歳以上のワクチン予約が始まったばかりで私もまだ打てていないので全員の摂取が終わるまではまだ怖いなぁと思います」
札幌市 女性 20代 「もうひと粘りしないと、また感染者が増加して同じ状況が訪れてしまうと思います。飲食店は厳しい状況が続くのはわかるのですが…。」
札幌市 女性 30代 「今が踏ん張り時では?毎回少なくなった→解除→すぐ増える→緊急事態宣言となるのも、いい加減疲れます。」
札幌市 男性 30代 「これから冬になって、また感染者が増えるだろうから、気を緩めないで緊急事態宣言を延長していた方がいいと思います。」
中標津町 女性 30代 「今回で最後にしてほしいので、新規感染者ゼロになってから解除してほしい!」
札幌市 女性 40代 「解除した途端に人の動きが活発になり、また感染者が増加する。せめてワクチン接種者がもっと増えてから解除してほしい。年末年始を安心して過ごしたい。」
旭川市 女性 40代 「シルバーウィークで緊急事態宣言中にもかかわらず観光して出歩いてる人が多かったので、その期間を踏まえてもう少し様子を見たほうがいいと思う。また同じことの繰り返しになるくらいなら、しっかりおさえたほうがいいと思う。」
恵庭市 女性 50代 「何度も同じことを繰り返しているから。ガッツリ、年内、自粛が、いいと、思います。(看護師)」
登別市 男性 50代 「但し、ワクチン接種、陰性証明があれば、店の延長も。厳しさの中にも、融通さが、必要。」
小樽市 女性 50代 「お店をやってる方、それに関連する方達、観光地等、コロナの影響で職を失ってしまった方々にきちんと補償なり補助なりを定め延長が良いのではと思う」
札幌市 男性 60代 「ここまで色々な事を我慢したのですから次の波を断ち切る思いを持って、ウイルスを根絶すると言う気力で更に1ヶ月の延長をすればこれからの冬を乗り越えられると思います。」
札幌市 女性 70代 「ここまで コロナが鎮まって来ました もう少し 頑張って 我慢の生活して明るい日が 安心の光が輝く 明日を迎えたいです」"
「ここまで頑張ってきた日々を無駄にしないように、完全に抑え込むまでは緊急事態宣言に」という声が多く聞かれました。今回の緊急事態宣言が最後になるように、人流の抑制や個々人の感染防止に努めることを徹底しよう、という声が意見が大半でした。
2・全面解除
釧路市 男性 10代 「現段階で楽しみにしていた大学生活も存分に楽しめないままこの大学生活をもし、緊急事態宣言まみれになってしまうと楽しめません。この今、感染者が減っている中で対策を徹底して学生生活楽しみたいです。」
釧路市 女性 20代 「コロナ禍に結婚したので。新婚旅行に行きたいです。結婚式も安心して挙げたいです。」
札幌市 女性 20代 「11月に出産を控えているのでせめて夫だけでも立ち会い分娩ができればと思います」
札幌市 男性 20代 「解除した上で国民ひとりひとりがどのように行動するかという問題が大きいと考えています。何よりも治療薬の開発が最重要で最優先事項ではないでしょうか。」
函館市 女性 20代 「観光業界、飲食店が可哀想過ぎる。それだったら、皆感染予防はすると思うし、お客さん入れても問題ないと思う。」
当別町 女性 30代 「全面解除でも道外との往来禁止などの条件付きで少しずつ解除していくのが良いんじゃないでしょうか。」
札幌市 女性 30代 「解除しようが蔓延防止に移行しようが、国民としてはやることが変わらない。なので、全面解除して規制緩和した方が飲食店や厳しい人たちのためかと思う。」
札幌市 女性 30代 「これだけ感染者が減った状況なら解除で良いと思います。ただ、どれだけ道内で頑張っても、また道外から持ち込まれたら元も子もないので、何か対策はとって欲しいです。」
室蘭市 女性 30代 「ワクチン接種も進んできたので、対策を講じた上で経済を回していくべきだと思います。」
根室市 女性 30代 「緊急事態宣言が解除されても各自が感染対策への意識を忘れないことが、自分を守り周りの大切な人を守っていくことになるのかなと思います。」
小樽市 女性 30代 「子供の修学旅行、もう2回延期になってるので行かせてあげたい。宣言が解除されても感染対策続けるのは大前提で。」
札幌市 女性 30代 「感染対策しっかりとして子どもたちに学校行事や旅行的行事の経験をしてもらいたい」
札幌市 男性 30代 「解除でいいと思いますが、減っている理由とこれから増えない理由を明確にしておいて欲しいです。また増えて再度宣言では意味がありません。」
札幌市 男性 40代 「早く元に戻りたいです。願望が強いかな」
札幌市 男性 40代 「ワクチン打ってもかかる人いますが、感染者が減り更に重症化するリスクも低くなっていると思いますので、多少元の生活に戻す努力をして欲しいです!」
札幌市 女性 40代 「そろそろ道外にいる娘に会いたいです。やっぱり黙食するなど個人の対策が重要なので、来道してテンションが上がった方等が対策を守って観光してくれる事を希望します。」
小樽市 男性 40代 「もう何も期待しません!大人の都合で子供達の運動会やスポーツの大会もクラブ活動もほとんど中止に!最後の年の6年生に何も思い出を作ってあげられない!親としてスポーツの指導者としては何とも言えない気持ちになります!」
紋別市 女性 50代 「しっかりルールを決めて全面解除でいいと思います。だらだら続けても守らない人もいるので。」
美唄市 女性 50代 「介護サービス付き高齢者住宅に母が入居しているのですが、1年ほど会いに行くことができません。早く会いに行きたいです。」
旭川市 女性 50代 「解除してもいい感染者数になったと思う。不安はありますが、ワクチンを2回打った人も増えてますし、いいのではないかと思います。」
函館市 女性 50代 「緊急事態宣言で苦しい気持ちになっている人が沢山居ます。緊急事態宣言があってもなくても、一人ひとりがマスク、手洗い、消毒をしっかりしてwithコロナでと思います。」
札幌市 女性 50代 「これだけ減ったら、もう、解除して欲しい。一回、皆んな、伸び伸びしたい〜。」
札幌市 男性 50代 「自営業です。感染再拡大の懸念はあるけれど、自粛が長すぎて収入減少に歯止めがかかりません。」
大空町 女性 50代 「地域やワクチンの進捗状況でそれぞれにあった方法はないのかな?都市部も郡部も同じにされる事に違和感があります。」
苫小牧市 女性 60代 「一番制限を受けている飲食店、お酒を飲める年代のワクチン接種も進んでいるので、証明書があれば飲食を楽しめるようにして経済活動を取り戻すようになればと思う。」
江別市 女性 60代 「感染対策を重視して、今まで通り不要不急を守り、少しずつ緩和して行ったらいいと思います。」
札幌市 男性 60代 「全道で、感染者が二桁に成ったら解除しても良いと思います。病床使用率も50%以下で、経済回復する事が大事。感染対策は、今迄どうり。」
これまでしたくても出来なかった学校生活や家族の訪問など「今しかできないこと」をしたい、させてあげたいという声が目立ちました。
また、解除にあたってもこれまでの感染対策を一人一人が徹底すること、ワクチン接種や検査体制の充実があっての上で、という条件付きでの解除を臨むという意見など段階的な緩和策を多くのかたが望まれているようでした。
3・「まん延防止」に移行
札幌市 女性 20代 「一気に全面解除してしまうと、また、増えそうなので、段階を踏んで、欲しい。とにかく、今まで、休んでいたり、お酒の提供など、負担を強いられていたお店に負担のかからないよう、早め早めの対応をお願いしたいです。」
札幌市 女性 20代 「本当は全面解除がいいけれど、結局また全面解除にしたら同じ事の繰り返しになると思う。」
函館市 女性 30代 「飲食店や観光業が限界だと思います。なんとか貢献したいです」
札幌市 女性 30代 「全面解除は怖いが、これ以上緊急事態宣言を続けても自粛の空気が薄れている。最低限の注意喚起をしながら、飲食店等の経営に少しでもプラスになるようにしてあげてほしい。」
江別市 女性 40代 「油断すると危ないので、緊張を緩めず進めて欲しいです。」
札幌市 女性 40代 「全面解除にしても良いとは思いますが、冬にはまた陽性者が増えてくると思うので、まん延防止程度の引き締めが必要だと思います。」
札幌市 女性 40代 「高齢者の多くはワクチン接種2回済んでいますが、未だ学生世代には1回目も終わっていない人が多い。札幌市はやっと昨日から16歳以上の集団接種が始まり、それに準じて接種対象年齢をやっと引き下げる医院もある。行動範囲の広い世代にワクチン接種が十分できるまでは何らかの措置は必要なのではないか。今後増えているようだが、学生が打ちやすいように、学校を休まなくてもすむよう土日枠をもっと増やしていく等、接種しやすい環境を整えていって欲しい。」
札幌市 女性 40代 「またすぐ感染者が増えては同じことの繰り返しになるので、もう少し我慢したほうが良いのかなと… 子供たちは、その影響をたくさん受けています。その度に行事が延期や中止、可愛そうです。」
札幌市 女性 50代 「人口比率などもなるだろうから段階的に 地域をわけてが いいかな」
札幌市 女性 50代 「感染者減少の理由がハッキリしていないので、まだまだ状況を緩めるの早いと思います!」
石狩市 女性 50代 「せっかくここまで感染者数が減ったのだから、もう少しワクチン接種者数が増えるまで、もうひと頑張りしませんか?」
札幌市 女性 50代 「家族に20代がいますが、ワクチン接種が10月からで接種終了が11月です。周りにもそんな20代の人がたくさんいます。全面解除になると、未接種の若い人達がたくさん飲みに食事に出ると思います。怖いですね」
滝川市 女性 50代 「全面解除する事で、また反動で増えるのではないかと不安です。まんえん防止で、心構えだけでも、抑制になれば良いと思う。」
旭川市 男性 60代 「今緩めると今年も忘年会が無くなるぞ〜!!」
札幌市 女性 60代 「緊急事態宣言は、生活に影響している人が多いので、解除して、感染予防は、続ける方が、良いのでは!」
「一気に解除するのは危険」という意見が多く見られました。特に去年は冬に感染が広がったことを踏まえ、時期的にも今はもう少し気を引き締めるべく、段階的な緩和を求める声が多いようでした。
4・そのほか
函館市 女性 10代 「地域で対応すべき事を考える」
新ひだか町 男性 20代 「レベル3の地域は延長していて欲しいです。少しでも人流を抑制して無症状感染者の旅行者による伝播をなくしてほしい。」
旭川市 女性 20代 「中途半端なことしないで、ロックダウン的なことして、ガッツリ対策してほしいです。全部中途半端なことするからこんな後手後手になってると思います。」
恵庭市 女性 30代 「幼稚園児の母です。小さい子どものPCR検査を身近なものにして欲しいです。娘は今月3回発熱しました。子どもの周りでコロナ患者がいない場合PCRはされませんが、R Sウィルスも流行っていて熱を出しやすい小さな子どもを持つ親はコロナではないか?という恐怖と日常的にストレスがすごいです。子ども用に簡単に検査できる検査キットや発熱している子はかかりつけの小児科で必ず検査できるなどして欲しいです。」
札幌市 男性 30代 「まん延防止より軽い策を新しく作って、もう少し経済活動に重みを向けた政策にして欲しい。」
滝川市 女性 30代 「国が出す対策とかじゃなくて一人一人が気をつけないといけないと思います。結局は一人一人の判断になる。」
札幌市 男性 40代 「全国的に解除しつつ、ワクチン接種証明書をうまく活用」
江別市 男性 40代 「道内は全面解除。でも本州からの人の流れは制限してほしい」
札幌市 男性 40代 「治療薬の早期開発」
旭川市 男性 40代 「迷惑行為を起こされた場合、強制退去命令ができるよう、取り決めを決めてほしいです。あと、ワクチンは万能薬じゃない事を周知徹底できるようしてほしいです。」
名寄市 女性 40代 「正直、小さい街ほど気をつけて過ごしていて、感染は拡大していません。人口の多い大きな都市だけ措置して欲しい。」
札幌市 男性 50代 「PCR検査の無料化と検査体制の充実。病床数の増加」
広い北海道、各地域に応じた対策、感染が収まった地域とそれ以外の往来を抑制するような対策などを求める声が聞かれました。また、検査体制の充実や治療薬が利用できるようになることなど、制度ではなく実際の感染防止や治癒に寄与する施策を充実してほしいという意見もありました。
緊急事態宣言が解除され、北海道のこれからの対策が待たれます。
しかしながら、どのような状況でもこれまで徹底してきた感染防止の取り組みは続きます。それぞれの方にとって、よりよい日々となるように、引き続き注意を緩めずに個人個人の対策を心掛けた生活を送っていきましょう。
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