宮城県の隠れたソウルフード?「油麩丼」を作ってみた

<油麩って?>

筆者は麩が大好きで、日常的に炒め物や味噌汁の具にしたり、ドラゴンシェフ初代チャンピオン下國シェフの影響でハンバーグのつなぎにも麩を使っています。
最近気になったのが「油麩」
油麩とは、「宮城県北部と岩手県南部(一関近郊)で地域で食されている、油で揚げた麩(Wikipediaより)」なのだそうです。

<油麩丼とは?>

油麩を使ったレシピを調べると、「油麩丼(あぶらふどんぶり)」がありました。
宮城県北部の登米市で生まれた油麩丼、登米市には「油麩丼の会」もあるそうで、地元で根強く愛されている味のようです。
http://www.aburafudon.com/

<油麩丼を作ってみた>

早速油麩丼を作ってみました。
小鍋に砂糖、醤油、みりんと水を入れて火にかけ、沸いてきたら薄切りの玉ねぎと輪切りにした油麩を加えます。

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玉ねぎに火が通り、麩に味が染みこんだら、とき卵を回しかけ蓋をして少し蒸らします。

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ご飯の上に乗せたら・・・、彩りに紅生姜も添えます。美味しそう。

P_20211104_075822.jpg染みわたる美味しさ、しみじみ、しみじみと味わってしまいます。

ふんわり柔らかだけど、麩は油で揚げてあるので適度なボリュームがあります。
さっと煮るだけにしたら、中心にサクサクな部分が残って食感の違いが楽しめるかもしれません。
甘辛い味付けで大人から子どもまでみんなに愛される味だと感じました。
紅生姜と一緒に食べると甘さが和らぎ大人っぽい味わいになります。
保存食の麩で気が向いた時にさっと作れる油麩丼、懐かしさを感じる味わい、かつコクもあって美味しい!

飲んだ後の締めにもよさそうです。
お店によって味が違うそうなので色々なレシピを検索してみるのも楽しそうです。
今回はこちら、山形屋商店の麩で作ってみました。

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https://sendaifu.jp/
札幌市内では北野エースで購入できます。

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この記事を書いたのは

パンダ・T

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