エンゼルスの大谷翔平選手が、
メジャーリーグ、アメリカンリーグのMVPを獲得した。
二刀流の生みの親である
北海道日本ハムファイターズ前監督の栗山英樹さんが
「世界一のバッターと世界一のピッチャーが共存しているなんて
あり得ないじゃないですか。あり得るんですよ」
と、かつて語っていた言葉を、メジャー4年目で実現させた。
シーズン中もそうだったが、ただただ「凄いなぁ」という感想しか出てこない。
先日の会見で大谷は、
「日本ハムに入ってなかったらこういう形ではここにはいないと思う」
と話していたが、
2016年、日本一に輝いた直後のインタビューでも
ファイターズに入団したことについて語ってくれた。
Q.「ファイターズに入って良かった」と言えますか?
大谷 「それは言えますね。単純にそっちの道(筆者注:高校から直接メジャーへという選択)を選んでいないので。
今の道が100%正解だと思って頑張ってきましたし、それは、自信を持って言えるんじゃないかなと思います」
Q.高校からメジャーに行っていたら、と考えることは?
大谷 「行っていたらどうなっていたのかなぁとか、そういうのは僕の楽しみとしてありますね。どっちが正解とかじゃなくて。
多分そっちに進んでいてもそっちが正解だと思うんですよ。失敗したとか成功したとかじゃなくて、その時僕が決めたことなので」
「単純に日本のトップになってから行くという考え方だったら、僕はあの時にメジャーに行くと思っていないので。高校生の時に。
今(高校生)の状態で行って、アメリカのシステムの中で磨いてみたいと思って言っているわけで。
それが、ファイターズでもっとやらせてくれる環境があるんじゃないかというか、(投打)二つやらせてくれることも含めて
もっと自分を磨ける環境が、別に国とかリーグ問わず、この球団はもっともっと自分を高めてくれるんじゃないかなと感じたので、
その判断は、間違っていなかったと思います」
このインタビューから5年という時間が経った今も、「野球が上手くなりたい」という思いが変わったようには見えないし、
熱量が減っているようにも見えない。
来シーズン以降も、大谷翔平のプレーを見ながら、「凄いなぁ」という言葉だけを呟く日々が続きそうだ。
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