ライトアップイベントにテントサウナ!?地域のために進化を続ける | むかわ町 法城寺

札幌から車で1時間15分の、むかわ町。

全国的に「ししゃも」や恐竜の化石が発掘され、のちに「むかわ竜」と名付けられたことでも有名なこの町に先進的な取り組みで注目を集めるお寺があります。

町の方との絆がつくる面白い取り組みがもりだくさんのお寺「法城寺」

むかわ町には、ハイテクな仕組みや面白い取り組みで評判のお寺が。

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注目すべきは鐘つき堂。

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こちらの鐘つき堂、なんと自動鐘つき機(!)が設置されていて、定時の鐘つきが自動で行われるようになっています。

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その自動鐘つき機、なんと現在の住職のおじいさんの時代にさかのぼり50年ほど前から設置されていたのだとか。

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そしてさらに、夜になるとライトアップも!

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このライトアップ、冬季は午後4時半から午後10時まで毎日点灯する予定。

住職の舛田さん曰く、この鐘つき堂を360度のステージと見立ててライブイベントやDJイベント、音楽フェスをやりたいとコロナ以前から計画していたそうです。

「お寺とは、身も心も元気になってもらう場所」と語る舛田さん。他にもユニークな取り組みが。

それは敷地内に建てられた「テントサウナ」!

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本格的なサウナ設備に、寝そべって休憩できるベンチも完備。サウナ室温は80度近く。サウナストーンに水をかけて熱い蒸気を発生させる「ロウリュ」も可能!

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そして注目はそのロウリュに使う水を入れるバケツと柄杓となる"ラドル"。

お盆の時期に活躍するお墓参り用のセットが、オフシーズンはこちらのサウナで活躍しているようです。

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こちらのテントサウナ、現在はこちらのお寺の檀家さん限定で案内をしているそうですが、今後は町民の方も利用できるようにしていきたいとのこと。

このお寺が町民のために色々な面白い取り組みをしているのか!?そのきっかけは、2018年の北海道胆振東部地震にありました。

地震によってこのお寺も、先ほどの鐘つき堂が倒壊したり、本堂のほとんどが壊れてしまうなど大きな被害が。

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このような啞然とする状況を地域のみなさんからの協力を受けて、今では綺麗なお寺に無事再建。舛田さん曰く「以前よりも立派になった」とのこと。

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沢山の人の協力で生まれ変わった煌びやかな本堂。「地域の方の協力でせっかく立派なものに再建できたので」と、本来は関係者以外立ち入り禁止の"内陣"と呼ばれる場所も、住職と一緒にならば見ることが出来るようにし、地域の方と一緒にそのきれいになった本堂を拝観できるようにされているのだそう。

「地震があって大変だったことがたくさんあったけれど、地震があったおかげで気づかされたこともたくさんあった」と語る舛田さん。

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地震から学んだことをプラスに受け止め、町の人とともに進化していく法城寺。今後も色々な取り組みで訪れる人を驚かせてくれそうです。

法城寺

北海道勇払郡むかわ町大原2丁目24

電話番号:0145-42-2070

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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