地元からも注目を集めるOMO5小樽 by 星野リゾートが1月7日(金)に開業!一足先に内覧会に潜入!!

"北のウォール街"と称された歴史的建造物が立ち並ぶ小樽市色内地区。全国的にも有名な小樽運河から程近く、近年その北海道の開拓の歴史を感じる建物の趣きを生かした美術館なども人気を博しています。

その色内地区にあの星野リゾートが手がける「OMO5小樽 by 星野リゾート」が1月7日(金)にオープンします。

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小樽の街と歴史を生かした"今、新しい"小樽を感じる仕掛けがいっぱい!

この「OMO5(おもふぁいぶ)小樽 by 星野リゾート」は小樽市の歴史的建造物第10号に認定された旧商工会議所をリノベーションした南館、そこに一階がつながる形で隣接する新築の北館の2棟のホテル。

「街のテンションを上げる」ことをコンセプトとした星野リゾート"OMO"ブランド。小樽の街を楽しみ、日帰りではもったいない小樽を巡りつくす、宿泊することでこそ味わえる小樽を提案。さまざまな仕掛けを提供してくれます。

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オープンに先がけて、前日に行われた内覧会に潜入!その様子をご紹介します!!

建物の歴史をそのまま生かすリノベーションがオシャレ!歴史的建造物に泊まれるホテルに潜入

色内地区に点在する小樽の歴史の重みを感じる建物の一つ、旧小樽商工会議所。

その外観に「OMO5」のスタイリッシュなロゴが見えるのが、南館。

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その隣には、新築されたスタイリッシュな外観が目を引く北館が。

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さっそく中に入ってみると…

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素敵なカウンターがお出迎え!よくよくみると、カウンターの下で輝くのはボイラーの配管。旧商工会議所で長年使用されていたもので、歴史を感じられるアイテムがモダンな建物にオシャレに馴染んでいます。

その左には、こちらにも旧商工会議所で使用されていた消火栓や分電盤などさまざまなアイテムが並ぶ素敵な壁と扉。

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扉の中には小樽の街を楽しむための情報が満載の「ご近所マップ」が。

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実際にホテルで働くスタッフの皆さんも通うという地元の名店や、地元っ子こそ知るお店の数々が紹介されています。

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可愛らしいマップの中に、わかりやすく丁寧にさまざまな説明が並びます。

このエントランスの先にある空間は「OMOベース」と名付けられ、街歩きの情報を見つけることができるパブリックスペース。

小樽の街を知りつくすスタッフ「OMOレンジャー」からおすすめのお寿司屋さんやレストラン、小樽ガラスのショップなどの情報をキャッチすることができます。

また、小樽といえばオルゴールも有名。

そのオルゴールの数々もこのOMOベースに並びます。

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このオルゴールは宿泊するお部屋に持って行き、その音色を聴きながら泊まることができちゃいます。

OMO5小樽 by 星野リゾートの楽しみ方と地元小樽との深い連携を感じる説明会!

このOMOベースで内覧会に先立ってホテル副支配人の照井 太陽(てるい たかあき)さんからホテルの説明が行われました。

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まず登場したのは、なんとよさこいソーランを踊るみなさん!

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小樽商科大学のYOSAKOIソーランサークル「翔楽舞(しょうがくぶ)」の皆さんによる威勢の良い掛け声と舞が会場を盛り上げます。

実はOMO5小樽 by 星野リゾートが掲げるコンセプトは「ソーラン、目覚めの港町」。

ニシンの水揚げで栄えた港町小樽の歴史に寄り添い、宿泊を通じて今の小樽の魅力を再発見できるような旅を提供したいとう思いが込められたこのコンセプトから、実際に地元漁師さんとニシンの活用、消費拡大につながる取り組みもスタート。

続いては、その取り組みを共にする有限会社三浦水産さんが登場。

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小樽がニシンで栄えた時代のお話しから、不漁の時期を乗り越え最近では漁獲量がここ5年で約3倍に増えてること、しかしながらその消費量は増えず卸値が下落していることなど、ニシンを取り巻く状況の説明がなされました。

ニシンはメスからは数の子が取れるものの、オスは美味しい身が魅力的ながら小骨の多さによって人気がない状況がつづいているそう。

そして、そのニシンをいかに美味しく味わうかということをOMO5小樽 by 星野リゾートとともに追求した結果、ニシンを食べる上で厄介とされる骨の多さを、骨を柔らかくしつつも身崩れすることなく、美味しくいただくことができる特殊な技術で加工することでスペイン料理「パエリア」として提供することにつながったということです。

そのニシンを提供するのはもちろん三浦水産。これから漁が最盛期となるニシンの3〜5年魚の脂の乗ったオスを提供するそうです。

続いて登場したのはOMOレンジャーのナベさん。

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先ほど紹介した「ご近所マップ」をもとに紹介したいスポットやエリアのお話、そしてOMOレンジャーが提供するガイドツアーで注目の鱗友市場での「勝手にお節介丼」の説明へ。

なんとこの「勝手にお節介丼」は、小樽の生活文化の一つである朝市を楽しむこのツアー、早朝から地元の方々で賑わう鱗友市場で通常は販売されていない海鮮丼用の切り身を特別に用意!さらに海鮮丼のネタは自分で選ぶのではなく、市場の方々が選んだ旬のものが勝手に丼に乗せられていきます…!好きなものを好きなだけ、ということには行きませんが地元の方が自信を持ってお勧めする旬の魚をネタにしてくれるので美味しさは間違いありません。

そして替わって登場したのは地元小樽を代表する菓子店LeTAOの皆さん。

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商品開発担当の石黒さんからOMO5小樽 by 星野リゾートとコラボレーションして開発したというスイーツ「目覚めのフロマージュパルフェ」の説明が。

朝にぴったりなヨーグルトやナタデココなどの発酵食材と、北海道が誇るスーパーフルーツ「ハスカップ」、「アロニア」のソルベとソースを使用し、フロマージュクリームやマスカルポーネブリュレ、生クリームなどルタオオリジナルのクリームも使用されスイーツ好き垂涎の逸品に仕上がりました。

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ホテルの中は歴史とモダンが融合する素敵な空間に

OMOベースを抜けてホテルの中へ進んでいくと歴史を感じる階段や通路をモダンにリノベーションされた素敵な空間が。

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建築当時の設計により手すりが低くなっているため階段を上り降りすることはできませんが、下から見上げるだけでも絵になる空間です。

そして廊下を抜けていくと…

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たどり着いた客室は南館のデラックスルーム。

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昔に建てられた建築だからこその天井の高さがなんともエレガント!

この高い天井のお部屋では、OMOベースから持ち込めるオルゴールの音色がとても綺麗に聴こえるそう。

水回りは重厚感あるシックな設えで、バスルームは浴槽も広々。カップルやご夫婦での宿泊に嬉しい洗面台が2台と仕様にもこだわりが感じられます。

そんな客室バスルームの他にも大浴場とサウナが!

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サウナの設定温度は95度で、セルフロウリュもできるように計画中とのこと!真新しい木の匂いがなんとも爽やかです。

なんといっても楽しみな食事は小樽の食材を生かした絶品スペイン料理!

そしてこの日は特別にディナーで用意されるメニューの数々が公開されました。

南館の3階に位置する「OMOカフェ&ダイニング」は元々第会議室だった場所をリノベーション。

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この場を彩る数々のガラスのオブジェは地元小樽の工房「KIM GLASS DESIGN」が手がけたもの。

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ここにも小樽が培ってきた伝統や技術へのリスペクトを感じます。

そしてこちらが提供されるお料理!!

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小樽周辺の食材が、その美味しさを生かしたスペイン料理に!

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アミューズやガスパチョ、お好みの6品が選べるタパスバーもその美味しさはもちろんの事、港町である小樽を感じられる盛り付けの工夫や美しさが目を引きます。

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メインのスペシャリテは、ニシンのミックスパエリア・牛肉・豚肉のグリル・魚料理からお好みの1品をチョイス。

ニシンのミックスパエリアは、先に紹介した三浦水産さんと追及したニシンの美味しい調理法が光る逸品。

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そのニシンはホロホロと身がほぐれ、いつもは気になる小骨もわずかにサクサクとした感覚が美味しく感じられる程。カレーのようなスパイスが効いた風味とニシンの旨味、焼き目の美味しさがたまりません!

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お米にもニシンをはじめ魚介の旨みが閉じ込められ、口いっぱいに美味しさが広がります。

少しレモンを絞りかけることでさらに爽やかに味わえる工夫も嬉しいポイント!

そしてお料理に合わせるのはスペイン料理にぴったりなスペイン産のワイン。

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ナチュールなどこだわりが光る豊富なラインアップ。

ワイン以外にも小樽周辺で作られていて今注目のウィスキーやジンなども取り揃え。

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そしてさらにデザートにはクリームブリュレやりんごを使ったパイなどのスイーツビュッフェも。

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今だからこそ!泊まって見つける小樽の魅力に触れる

これまで小樽は日帰りでの観光が多い街とされてきました。実際、札幌にお住まいの方は少し足を伸ばして、行き先を決めての観光が多かったのでは。

今遠くに行きづらい今だからこそ、近くにある今まで出会わなかった土地の気づかなかった魅力に出会うチャンスでもあります。

小樽にしっかりと向き合うOMO5小樽 by 星野リゾートに泊まってゆっくり、長い時間をかけて小樽が纏ってきた歴史と魅力を味わうのはいかがでしょうか。

予約はOMO5小樽 by 星野リゾート公式ウェブサイトから

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

SODANE編集部です。
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