寄せられているがん患者さんからの声をご紹介します。
『子供たちの変化に戸惑い、涙する日々がある』74歳の女性から
『8年前に右乳ガンを摘出した。ステージ3。抗がん剤 放射線治療をうけた。その後 ガン患者のサロンで子育て中のお母さんたちが 子どもに自分はガンである事を伝えてよいのか悩む。
子ども達は赤ちゃん返りしたり 変にいい子ぶったり 母親を無視したり 子どもの変化に戸惑い 対応を悩んでいると 涙ながらに話すお母さん達の思いを私は 胸が痛くなった。
どうすればいいのか?考えた。
終わる間際に 子どもはお母さんの事がとても心配しているよ。年齢が小さくても お母さんの病気の事を話せばいいよ。 と私は思わず言った。
後日 お母さん達に出会った時、子どもにガンの事を言った。子ども達は安心したのか 以前の穏やかな子ども達に戻り喜んでいる。と話してくれた。
その数年後 子ども達にガンの事を伝えてもいいよという思いを絵本にして出版した。看護師さんが読み聞かせや 子育てグループで読んでくれている。いっぱい広げたいが 思いを共にするガン友達が亡くなつた。そして私は原発で腎盂がんで昨年手術をしたので 活動が出来なかった。
今年は生命と向きあう事、絵本をもってお話し会をしたいと思っている。少しでも元気な間に。』
ありがとうございます。8年サバイバーさん。サロンで感じられた子供たちにどう伝えるか、は本当に課題で悩ましいところではあります。ぜひ絵本のお話、聞かせていただければと思います。お手伝いできればと思います。
『乳頭も再建、これまでの私の再建のお話参考になれば』48歳女性
『私もホルモン療法の治療をしていますが、手が痛いです。2019年3月からしています。色々副作用に悩まされながら続けています。何かいい対策があったら教えて下さい。
私は、去年2月にお腹からの自家組織再建(浅下腹壁動脈皮弁(SIEAflap) )をしました。お腹の浅い血管を使ったので、術後は思っていたより楽でした。ただお腹が突っ張りて…しばらく大変でした。手術時間は、お腹の血管が浅い場所に、繋ぐ胸の血管も良かったので、3時間ちょっとで終わりました。
次の日の朝には、歩いていました。
その後7月に健側の乳頭で再建、今月5日に健側の乳輪で再建しました。自家組織再建を決めたときから、できたら健側を使ってできたら…いいなぁと思っていました。
自家組織再建を決めてから、手術待ちが8カ月、コロナと色々ありましたが…なんとかここまで来られました。私の再建が参考になればと思いメッセージを書きました。』
ということで、ホルモン治療で手が痛い、、のは私も同じですね。自家組織再建のお話もありがとうございます。背中の筋肉を使ったり、おなかをつかったり、その方の体形やなりたい姿などによっても先生が勧められる術式も異なるそうです。ぜひ、納得いくまでみなさんもご相談されてください。
乳頭も乳輪も健側で再建できますし、乳輪はタトゥーもメジャーになってきているそうです。
再建についても今後、セミナーや記事などを予定しています。
更年期様の症状でもどうしていいか、と悩む方も多いので、2月6日(日)午後2時からYouTubeライブを計画しています。乳がんの方ではなくても、ホルモン補充療法との違いなど知っていただけるといいなと思います。
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