ベトナムのお正月 | 新型コロナワクチン接種を通じて【小野江医師のコラム】

 昨日の午後、関連施設職員の新型コロナワクチン3回目接種を行いました。

 対象はたまたま全員が技能実習生の若いベトナム人、タイ人。20代女性です。日本語力に個人差はありますが、みな簡単なおしゃべりは出来ます。

 ふとベトナム人の娘さんが「今日はベトナムの正月なんです」って。「あ、テト?」って答えたらかなり打ち解けて(ワクチン接種は)4回目もあるのかなあとか、春に一時帰国したいけどその頃再入国難しかったらだめかなあとか、なんとかかんとか。ところでタイの正月は春なんですって(後で調べました、ソンクラーン)。


 彼女たちは、人の目をまっすぐ見てきますよね。

 日本人でも相手の目を見ることを意識する人はいるけど、大抵はちょっと外してる。面接の時は面接官のネクタイの結び目をみてると緊張しませんよ、的な。

 たまに意識しないで相手の目を見る人もいて、そういう方はまっすぐ目を見てますね。私も目を見がちなタイプだったので、特に若い頃はよく「目力強すぎ」とかなんとか言われていたなあ。

 でも海外の方と接する場合、ほぼみんながまっすぐ目を見てくる。この差はなんだろう。結果会話のアウトプットにどういう違いが生じるんだろう。とふと思いましたとさ。


 個人的には、目を見るタイプの方が何考えてるかわかっていいな。相手によっては緊張したり照れたりするんだけども。

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※写真は今日行った施設の職員さん方。新型コロナワクチン接種後の経過観察時間です。遵守して安静に過ごしています。ここほのぼのしてていいですよ。

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この記事を書いたのは

小野江 和之

医師、医学博士。札幌南高校卒、北大医学部卒。1971年生まれ。 医療法人社団 緑稜会 みどりクリニック医師。 2004年愛知県の某大学病院へ赴任。医療を取り巻く情勢の変化や様々な体験から一念発起、2007年北大ロースクールへ進学。子連れ学生であったため、修習期間中の資金確保目的で2009年休学して外務省へ入省、中米ホンジュラスへ赴任。2011年帰国を果たすもロースクールを自主退学、2020年6月より現職場。道外からみた北海道、業界外からみた医療業界、海外からみた日本。視点の多様性がいかに重要であるかひしひしと感じます。弁護士さん方とともに、医療と法律にまたがる各種問題解決についても携わっています。

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