一週間早く接岸!流氷がもたらす生き物の"つながり"の秘密 | 世界自然遺産知床の羅臼町から

2月上旬、羅臼町に流氷が着岸しました。

今年は例年より一週間ほど早い着岸です。

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羅臼の海は荒れがちですが、流氷が着岸すると見違えるように静かになり、鳥たちの鳴き声だけが聴こえてきます。「この時を待っていた!」というように、港にカメラを構えた人が集まっていました。毎年見ているはずの羅臼町民でもワクワクする瞬間です。

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流氷はロシアのアムール川で生まれ、潮の流れに乗ってサハリン島をぐるっと回ってオホーツク海へ向けて南下してきます。紋別辺りで着岸し、陸に沿ってじわじわと知床半島を回り込み、羅臼まで到達します。

流氷は自然界にも大きな影響を与えます。

流氷はたくさんのミネラルを蓄えて知床半島までやってきて、春になるとそのミネラルが融け出し、プランクトンのエサになります。

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プランクトンは小魚のエサとなり、それを求めてさらに大きな魚、そしてそれを捕食するワシ、アザラシ、シャチやマッコウクジラなど多種の野生動物が集まり、知床は特別な場所になります。

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このような つながり が知床が世界自然遺産に選ばれた重要なポイントでもあるんです。

この つながり を感じられるアクティビティが羅臼にはあります。

流氷・バードウォッチングクルーズ

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クルーズ船に乗って流氷のそばまで近づき、流氷を足場に飛び回るオオワシ・オジロワシを観察できます。運がいいと流氷でくつろぐアザラシの親子を見られることも!

国後島から昇る朝日を眺めながらゆっくりと流氷を楽しむ贅沢なコースもあります。

この時期だけの特別なアクテビティです。是非ご体験ください。

流氷・バードウォッチングクルーズ 詳細ウェブページ(知床ネイチャークルーズ)

https://www.e-shiretoko.com/departures/winter/

(文:羅臼町役場TEAMそだね 地域おこし協力隊 佐脇)

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この記事を書いたのは

世界自然遺産のまち知床羅臼町

北海道の東の端っこにある知床羅臼町。
こんなちっちゃな町だけど、世界レベルが溢れる場所。きっとそこにはあなたがまだ知らない北海道があるはずです。
世界自然遺産知床をフィールドに毎日のヒト、モノ、コトを届けます。
私たちが心から楽しむ365日の羅臼LIFEを皆様へ!!

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