紅しょうが香る「しょうが餅」は北海道、羅臼のローカルフード!?

羅臼町民の間で密かに聞こえる「しょうが餅って羅臼の名物なのかなぁ??」

お正月や冬のおやつを囲む時間ではそんな会話が聞こえてきます。

『しょうが餅』は、"紅しょうが"が使われるちょっと変わったお餅です。それぞれの家庭で受け継がれてきた作り方があり、刻んだ紅しょうがを入れたり、すりつぶした紅しょうがを入れたりと様々。

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羅臼以外ではなかなか珍しいであろう、この『しょうが餅』。

紅しょうがの香りや辛みと甘みが絶妙にマッチしてなんとも言えない美味しさとなり、昔ながらストーブの上でこんがりと焼くと香ばしくおいしさは倍増するというもの。

漁師の家に生まれ育った僕も、小さい頃から家族総出の餅つきではしょうが餅を作るお手伝いをするのが定番。そして、おじいちゃんが網仕事をする倉庫のストーブで焼いてもらい食べるのが楽しみのひとつでした。

当たり前に食べてきたけど、これってもしかして羅臼のソウルフードなのかも…!?!?

いつかルーツを辿ってみたい逸品です。

(文:羅臼町役場 TEAM そだね坂本勇介)

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この記事を書いたのは

世界自然遺産のまち知床羅臼町

北海道の東の端っこにある知床羅臼町。
こんなちっちゃな町だけど、世界レベルが溢れる場所。きっとそこにはあなたがまだ知らない北海道があるはずです。
世界自然遺産知床をフィールドに毎日のヒト、モノ、コトを届けます。
私たちが心から楽しむ365日の羅臼LIFEを皆様へ!!

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