北京8位入賞のスノーボーダー・濱田海斗が"競技以外"で楽しんだこととは
この冬行われた北京オリンピック、
スノーボード・スロープスタイルで8位入賞を果たした
札幌出身のスノーボーダー、濱田海斗選手(22)。
オリンピックを終え、札幌に帰ってきた今の心境、そして未来に描く青写真を聞きました。
■誰よりもスノーボードを楽しむ
濱田選手にとってスノーボードとは。
【小学生時代の濱田選手】
小学生時代の濱田選手「楽しいです!いぇーい!」
その気持ちは、オリンピックという大舞台でも変わりませんでした。
北京五輪実況「凄いところにいっていて、カメラが追えていません」
他の選手とは全く違うコース取りでオリンピックの滑りを終えた濱田選手が放ったのは、
やはり、この一言。
濱田選手「スノーボード超楽しいっす!」
常に、誰よりもスノーボードを楽しむ男、札幌出身、濱田海斗選手。
■初のオリンピック、そしてその先
初のオリンピックで感じたこととは。
そしてその先に見据えるものとは。
Q.100点満点中だとしたら何点って自分につけたいですか?
濱田選手「難しいですねぇ。順位度外視して、80点ですかね。
楽しむことは出来たので、そこは一番でかくて。
ただ、もうちょっと難易度を上げられたっていうか、
そこがちょっと心残りっていうか、改善点ですね。次に向けての」
Q.4年後の、ミラノ・コルティナオリンピックは?
濱田選手「もちろん金メダルが、やっぱほしいですね。
今回のビッグエアで3位になった村瀬心椛ちゃんのメダルセレモニーを
見に行ったときに、感動しましたし、あそこに立つ自分を想像して、
また4年間やっていこうと決めました」
Q.その更に4年後は、もしかしたら札幌でオリンピックが出来たらって考えたら?
濱田選手「幸せですね。地元、札幌で育って、30年にオリンピック出来たら、
そんなドラマみたいなストーリー無いと思うし、
相当厳しい戦いにはなると思うんですけど、気合を入れて、
自分のスタイルをぶらさずやっていこうとは思っています」
■競技以外も楽しんだ北京オリンピック
濱田選手、競技以外でもしっかりとオリンピックを楽しんでいました。
Q.何が楽しかったですか?
濱田選手「完全にお土産ショップですね。行きまくりました。
マスコットキャラクター、ビンドゥンドゥンを買うために
1時間前から並んで、本気出してみんなで並んで、
"5ドゥンドゥン"しましたね。」
そのうちの"1ドゥンドゥン"を見せてもらいました。
【濱田選手が購入したビンドゥンドゥン】
濱田選手「見たことないドゥンドゥンいる!って電話かかってきて、友達から。
けっこうレアらしいですね」
【8位入賞の証】
濱田選手「これがぼくがスロープスタイルで8位入賞したときの賞状」
Q.記録として残ると嬉しいですか?
濱田選手「うれしいです。ずっと残しておきたくなるというか」
■今後の目標は
最後に、幼いころからスノーボード界を沸かせてきた濱田選手が、どんな青写真を描いているのか、
聞いてみました。
濱田選手「スノーボードの楽しさを多くの人に伝えることです。
もっと、スノーボード、ウィンタースポーツが
北海道で盛り上がるべきだと思うので、
僕がそのスノーボードの魅力をもっと発信していって、
僕の影響で始めてくれる人を増やして、盛り上げていけたらなって思います。
ただそれだけですね」