今年の雪山を滑り倒したライダーが大集合!シーズンを締めくくる「Utari Banked Slalom」が大盛況!
例年にない大雪でパウダースノーに恵まれた今シーズンの北海道。
4月に近づくにつれて急ぎ足でやってきた春に、各スキー場も営業終了やスプリングシーズンへ。
そんなシーズンラストに、今シーズンを締めくくるイベント「Utari Banked Slalom」が開催されました。
大会を主催したのは、札幌やニセコ、名寄などで活躍するクルー「Underline」。
彼らを中心に急ピッチでコース造成を始めとした大会準備が進められました。
HTBのスノーボード番組「NO MATTER BOARD」では今年Underlineも特集!
こちらからオンデマンド配信でご覧いただけます!!
https://www.hod.htb.co.jp/pg_nb/pg_en_nb011
シーズンラストを締めくくるのにふさわしい"雪好き達"のお祭りに!
開催場所となったのは、今シーズンの営業を終了したサッポロテイネのオリンピアゾーン。
ここに今注目を集め、各地で大会が催されている「バンクドスラローム」のコースが造成されました。
"バンクドスラローム"は、カーブ部分が壁のように高くなった"バンク"が連続したコースをいかに早く滑り降りるかを突き詰める競技。スキーやスノーボードではスピードを競う「スラローム」種目が古くから行われてきましたが、そのコースにバンクが加わることによって、さらにコース状況を読む力や地形でスピードを乗せる技術など、フリーライディングと言われる要素も合わさることで、スピードを極めるライダーも、パウダーを好むライダーやパークなどで活躍するライダーなど誰もが楽しめる競技なのです。
そのバンクドスラロームの大会がシーズン終わりに行われるとあって、今シーズン雪山を滑り倒したスノーボーダー、スキーヤーがシーズンの締めくくりとばかりに大集合!
根っからの雪山好きが集結した上、天気に恵まれたこともあって会場はお祭りのようなバイブスあふれる一日になりました。
上手い下手、速い遅いは関係なし!誰でも気軽に参加できる大会に
大会は雪好きが誰でも楽しく参加できるように様々なクラスが用意されました。
種目はスノーボード、スキー、さらには今注目の「スノースケート(スケボーの車輪の代わりに短いスキー状の滑走面がついたもの)」の参加が可能。
そして、それぞれの種目で"速さ"ではなく"1本目と2本目の滑りでタイム差の少ない人が勝ち"という「エンジョイクラス」も設けられ、プロとして活躍するようなライダーから小さな子どもまでが一緒に盛り上がれる大会になりました。
絶好の天気の下、それぞれが思い思いに今年の滑りを生かすべくコースに向かいます。
スキーヤー、スノーボーダーの垣根を超え、滑りのスタイルが違う人達が一堂に会して、同じ1本のコースを楽しむというのはなかなかありそうで、なかった瞬間。
会場にはキッチンカーも登場。餃子やカレー、ケバブにプレートランチなど各地から人気の名店が参戦。青空の下、雪の上でくつろいでランチを食べる人たちにも笑顔が。
レッドブルカーから参戦のDJも大活躍!ライダーたちの滑りをを盛り上げながら、インターバルではぽかぽか陽気をさらに盛り上げる選曲で大会を盛り上げました。
初開催ということもあり、受付の混雑やタイム計測のトラブルなどからタイムテーブルが大幅に変更。2本目の試技が行われないクラスもありましたが、そこはご愛嬌。最高の天気と仲間で楽しむ参加者の皆さんからネガティブな反応はなく、無事大会が終了。
クラスごとの表彰が行われ、入賞者にはスキー・スノーボードギアやウエア、アクセサリーにワックスチケットなどスポンサーから豪華景品が!
エンジョイクラスは子どもから大人までが表彰台に。
愛犬も一緒に表彰!
8時半から受付だった大会も気づけば17時に。好きなものが一緒の仲間が一堂に会した時間は一瞬で過ぎ去りました。
終始笑顔が絶えなかったこの大会。
競技コース以外でも、それぞれが思い思いの滑りでスタイルを発揮。いたるところで歓声が上がるハッピーな空気が常に感じられました。
1シーズンをともに走り切った仲間だからこそシェアできる、達成感と満足感にあふれた時間は「ぜひ来年も!」という声につながっています。
来年も素晴らしいウィンターシーズンを迎え、この大会でどんなシーズンだったかを皆さんでシェアできる日を心待ちにして。