帯広の畑にUSAさんが降臨！

北海道東部の農業王国・十勝の畑で、子供達が踊りながら種まきをする？！帯広青年会議所から謎のリリースが届き、現場に行ってきました。5月14日（土曜日）。お邪魔したのは帯広空港にほど近い帯広市以平町の『北口農場』さん。子供達の輪の中にいたのは、EXILE USAさん！

子供達に“Chou Chou Train”のサビの振り付けを教えています。USAさんと見本を見せるために踊っていたのは「オドル野菜プロジェクト」の帯広青年会議所の実行委員会のみなさん。お、あの「千手観音ダンス」！いい感じですよ～。　

振りつけを見ていると、手首をくるくる回しながら廻って。屈んだところで「種まきポーズ」があります！次は子供の番で。

♪Fun Fun we hit the step step!

どうやらUSAさん。ノリノリの楽曲に合わせて、子供たちに種まきを体験してもらおう!ということなんですねぇ♪練習、完璧です！

『オドル野菜プロジェクト』

もっと農業を盛り上げたい。『オドル野菜プロジェクト』はUSAさんが、歌と踊りで豊作を願う平安時代の「田楽」をヒントに、2019年千葉県多古町で枝豆の栽培からスタート。今年は鹿児島県南大隅町など、全国各地の畑で活動しています。

十勝帯広へは、去年11月に帯広JC主催のSDG’Sがテーマの例会で講師として訪れたことがきっかけ。北海道では初めての開催です。帯広市内の小学生23人と保護者ら49人が参加しました。

「Chou Chou Train種まき」

ウォーミングアップで準備はバッチリ。いよいよ本番。Chou Chou Trainの音楽に合わせて踊りながら楽しく種まき『Chou Chou 種まき』です！キッズたちが手にしているのは枝豆の種２つ。曲の時間は60秒！

USAさん「Chou Chou 種まき！ミュージックスタート！…ファイブ、シックス、せ～の♪」

イントロにあわせて時計廻りで…千手観音ダンス！みんな上手に踊れてます！

USAさん「まきま～す♪」

合図にあわせて１回、２回。土の穴に無事枝豆の種をまきました！

USAさん「OK、クラップ！元気よく！ジャンプ！ジャンプ！空に向かってPut your hands up!」

空に向かって手をあげるよろこびのダンス！

USAさん「大地に向かって。パワーを送りましょう」

土に元気を送るダンス！

からの、ポーズを４回ビシッと決めました。

子供達に続いて、お母さんたちもぶっつけ本番で『Chou Chou 種まき』に挑戦！決まってました。

　
Chou Chou 種まきでは、枝豆のほかに「とうもろこし」の苗植えにも行いました。USAさんはプロの農家さん顔負けの慣れた手つきで苗の土を整えていました。

種まき、植苗のあとはサイン会。USAさんは参加してくれた子供達一人一人に笑顔でエールを送っていました。

「笑顔が見られてよかった！」

今回の『オドル野菜プロジェクト』を実行委員長としてお手伝いした帯広青年会議所の直前理事長・鈴木信宏直さんの話です。

「EXILEのＵＳＡさんが全国で展開するオドル野菜プロジェクトに参画させていただいたことに感謝しています。募集開始から直ぐに定員となり反響の大きさを感じていました。

天候の問題などで、参加予定の保護者の皆様と密に連絡を取らせていただいてましたが、開催前から子供たちが楽しみにしていると聞いていました。

多くの期待をいただいている中、子供たちの笑顔が見れたことは素直に良かったと思います！」

収穫祭は８月１４日

北海道では初開催の『オドル野菜プロジェクト』。枝豆の豆ととうもろこしの苗は９０日後には大きく生育する見込みです。子供達は８月１４日にUSAさんと一緒に成長した枝豆、とうもろこしを収穫。帯広競馬場に場所を移して大地の恵みに感謝する「収穫祭」を行う予定です。

EXILE USA

2015年EXILEのパフォーマーを卒業。現在は自身の活動を「DANCE EARTH 7PROJECT」と題し、ダンスでアースをハッピーにすべく活動中。２００６年に始めたプロジェクト「DANCE EARTH」ではキューバ、ケニア、インドなど２０か国以上でダンスを通した交流を行う。

２０１８年WFP国連世界食糧計画のサポーターに就任。ウガンダ、ホンジュラスの小学校や農村などを視察し子供達と「おいしいダンス」で交流。飢餓をなくす活動を応援している。