現代人の悩み、「目の疲れ」。近視の原因や目に優しい対策を日常生活から料理まで | HTBイチモニ!健康けっこう調べ隊

デスクワークでパソコンを使い、スマホでメールチェック、ネットでニュースを見たりゲームをしたり。

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学校でも一人一台タブレットが与えられる時代。目は酷使されています。

先月発表された学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の割合は小学生で4割近く。中高生では6割を超えました。

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札幌市東区にある天使病院の眼科科長川田先生に子どもの視力低下について伺いました。

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川田先生によると、小学校の学校検診では遠視よりも近視が多い傾向にあるようです。

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そもそも人の目とは、目の水晶体がカメラでいえば"レンズ"。焦点を合わせる役割をします。

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水晶体を通った風景が網膜に正しく届けば遠くも近くもはっきり見えます。

子どもの近視ですが、身体が大人に成長する過程で目も大きくなります。目の成長に伴って焦点と網膜にずれがなければ近視にはなりません。
しかし、目が成長しすぎると焦点が合わず遠くがぼやけて見える"近視"になるんです。

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5mmなどのわずかなずれで近視は引き起こされます。

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近視が早く進む原因は、一つは遺伝。背の高さと一緒で親に似るという特徴があります。

もう一つは環境要因。最近世界中で近視の人口が増えていて、近くを見るという作業が増えている場合に近視が進みやすくなる傾向があります。

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特にスマートフォンなどの機器は本の読書に比べて見る距離が近くなるので、近視の原因に挙げられています。


近くの画面を見る事が多い時代。

日本眼科医会は子ども向けに近視の進行予防の3つの大作戦を提唱しています。

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①姿勢を正して画面から目を30cm以上離そう

②30分に1回は20秒以上遠くを見て目を休めよう

③外で1日2時間活動して近視を予防しよう

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外遊びをしていたグループはしていないかったグループに比べて近視の進行が少ないという研究結果が出ています。

子どもの3つの大作戦は大人にとっても「画面との距離をとる」「ときどき遠くを見る」という点は目を休める効果があり、有効です。

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疲れた目を癒すポイントとは?

目を動かすトレーニングをしたり、ツボを押せばいいと言われたりしていますが、皆さんにとって「これがいい」と一つに決めるのは難しいのですが、
これだけはやらないほうがいいということがあります。

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それが「目を圧迫する」こと。目の周りのツボなどを押すことは問題ないのですが、眼球を瞼の上から圧迫したり叩いたりしてしまうと心臓の脈拍が少し落ちる「迷走神経反射(眼心臓反射)」が起こってしまいます。

白内障が進行したり、網膜剥離になる可能性があるので、やめた方がいいでしょう。

おススメしたいのは目を休める日を作る事。アルコールの"休肝日"のように"休眼日"を作ってみましょう。

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料理をしたり、外遊びをしたり、楽器を弾いたりなどをして一日を振り返ってみましょう。

その上で、「今日は眼の疲れた癒えたかも」と思える時間が増えると思います。

目に優しいアイウェア

パソコンやスマートフォンなどの利用が多く、目が疲れやすい人にとって優しい眼鏡とは。

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富士メガネ イオン札幌発寒店の山脇さんに伺いました。

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まず一番に「ブルーライトカット付きレンズ」の眼鏡。

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LEDから出る短波長を軽減して目の疲労を和らげるレンズです。

続いて、目の乾燥を防ぐ「ドライアイ用メガネ」。フレームの隅に水を入れて目元の湿度を保ちます。

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栄養学の観点から目の健康につながる食べ物

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天使大学看護栄養学部の山口先生に教わるのは"目の健康を保つための栄養素"。

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眼の粘膜を健康に保つために重要な栄養素として「ビタミンA」、目の疲労を回復する「ビタミンB群」が挙げられます。

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ビタミンAは脂溶性のビタミンなので、脂と一緒に調理することによってビタミンAが吸収されやすくなります。

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ビタミンBを含む食品は多くありますが、豚肉やレバー、うなぎ、グリーンピース、納豆など、いつもの暮らしの中で取り入れやすいものを意識して摂取するとよいでしょう。

山口先生おススメ、目の健康を考えた料理はご飯をベースにした「野菜のピザ」です。

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温かいご飯に片栗粉をまぶして混ぜ、薄く延ばしてオリーブオイルを敷いたフライパンで焼きます。

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ピザソースを塗ったらミックスベジタブルと薄切りウインナーを炒めたものをチーズと共にのせてオーブンで焼いて完成。

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お子様と一緒に作るのにもぴったりな一品です。

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この記事を書いたのは

イチモニ!健康けっこう!調べ隊

天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

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