Twitter上のBIG DATA から見えてくる BIGBOSS人気

プロ野球・日本ハムファイターズを率いるBIGBOSSら、スポーツ界での出来事について、今、多くの人たちが利用しているTwitterのつぶやきを分析すると、面白い事実が浮かび上がってきました。

7月、競技の第一線から退くことを発表した、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手。66年ぶりとなるオリンピック2連覇、そして、4回転半への挑戦。数々の金字塔を打ち立てました。

会見が行われた日、「羽生選手」に関連するツイートは9万3000件に達しました。

世論調査などを行うJX通信社は、ツイートで使われた言葉の出現率をワードクラウドと呼ばれる手法で表現。

ポジティブなものとネガティブなものに分けて分析したところ・・・

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JX通信社マーケティングセールス局 松本健太郎さん:「ネガティブの方でも『見る』という単語が出現している。これはポジティブの方にもあるけども、ネガティブな人でも引退後プロに転向しても『見守る』、『見続ける』という、温かいメッセージを投稿している方がいる証し。ものすごく熱心で、コアなファンに羽生選手は支えられているということが見て取れます」

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一方、2021年の夏、日本中を感動の渦に巻き込んだ東京オリンピックでは。

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競技期間中4000万件を超えたツイートのうち、開幕前は新型コロナへの懸念からか「五輪中止」に関するツイートが15%ほどを占めていましたが、競技の開始以降、その割合は急激に低下。多くの人の関心はアスリートの活躍に移っていったものとみられています。

そして去年の秋から多くの話題を提供してきた、日本ハムファイターズの新庄BIGBOSSに関しても、TwitterのBIGDATAから見えてきたことがあります。

2021年10月から、2022年7月までに、ビッグボスに関連したツイートの内容を、ポジティブなものとネガティブなものに分けた比率を示したグラフです。

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ポジティブ比率の平均は62%。

JX通信社マーケティングセールス局 松本健太郎さん:「ポジティブ比率は、支持率みたいなものだと思っていいと私は思っていて、例えば政権の支持率とかで60%、70%を超えているというのは、とても支持されているという状況ですよね。4月以降に関しては連敗が続くと、ポジティブ比率が下がったりはしますが、それでも40%を切っていない、すなわち10人いると4人は、『連敗してもビッグボスは頑張っている!』と言っているような状況なので、それは他球団の監督からすると相当羨ましいと思います。」

WEB上にあるデータを活用した今どきのリサーチ方法。今後、様々な場面で活用されていくかもしれません。(取材協力:JX通信社)

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