9月になると浮かぶ曲「セプテンバー」 ホントは12月の曲だった! 57歳、さっぽろ単身日記

9月ですね。

「9月」になると、頭の中で流れてくる曲があります。

アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW&F)の名曲「セプテンバー」。

最近では缶コーヒーのCMソングにも使われていました。

実は「セプテンバー」は9月ではなく12月の歌なんです。

正確に言うと、12月に9月のことを思い出している歌なんです。

生まれて初めて買ったシングルレコードが、このEW&Fの「セプテンバー」でした。

いまでもイントロを聴いただけで、どんなに気分が落ち込んでいても元気になれます。

もしも私がプロ野球選手だったら、間違いなくバッターボックスに入るときの登場曲ですね。

歌詞では「セプテンバー」を連呼しているのですが、あるとき中盤に「ディセンバー」と出てくることに気づきました。「なんで12月なんだろう」と思って、歌詞カードを見ると、「Now December」とあります。「今は12月」という意味ですね。

確かに、歌詞の冒頭が「Do you remember The 21st night of September」(覚えてる?9月21日の夜のことを)だから、あくまで「9月」は歌詞の中では回想で、「今」は12月だったんです。

私みたいに英語がからっきしダメな人間にとって、洋楽はノリがすべてで歌詞は二の次なのですが、それでも「どんな歌詞なんだろう」と知りたくなることがあります。和訳を読んでみると、「セプテンバー」のように意外な事実を知ることもあれば、逆に内容にがっかりすることもありました。

例えば、ジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」。

とにかくかっこいい。いかにもこれから戦いに出るぞ、というような勇ましい曲で、聴いただけで体中にアドレナリンが分泌される気がします。

まさにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のテーマ曲としてぴったりな気がしますが、歌詞が残念なんです。

タイトルの「セパレイト・ウェイズ」は直訳すると「別々の道」になるでしょうか。和訳を読むと、別れた恋人(妻?)への未練タラタラの言葉が羅列されているんです。とにかく「俺は愛しているんだ」の一点張り。別れた女性がその言葉を聞いたら、怖くなって即ストーカー110番でしょうね。

だから、SNS上では「WBCでセパレイト・ウェイズはないだろ」という声がたくさん寄せられています。WBCは来年3月に開催予定で、大谷翔平選手の出場が期待されていますが、またこの曲がテレビで流れるのでしょうか。気になります。

残念を通り越して笑ってしまうのが、J・ガイルズ・バンドのヒット曲「墜ちた天使」ですね。とにかく曲はノリノリでかっこいい。ビールや車のCMにも使われていました。

私も高校生の時、「ナーナーナナーナーナー」とよく口ずさんでいました。

和訳を知った時も高校生だったので、興奮したというか恥ずかしかったですね。

原題は「Centerfold」。直訳すると「中央見開き」となるでしょうか。

つまり、男性雑誌の中央に折り込まれたヌード写真のことのようです。

いまで言うと「袋とじ」ですかね。

歌詞は、立ち読みしていた雑誌の「袋とじ」に高校時代の憧れの女性が載っているのを見つけた男の妄想です。さんざん妄想したあげく、最後に「やっぱり雑誌買う!」ですから。吉本新喜劇だったら「買うんかい」と突っ込まれること間違いなし。

そんな話で洋楽好きの人と盛り上がっていると、こんな情報提供が。

「ジャミロクワイのヴァーチャル・インサニティって曲は札幌の地下街から生まれたらしいよ」

どういうこと?

「ヴァーチャル・インサニティ」は、イギリスのミュージシャン、ジャミロクワイの代表曲で、カップヌードルのCMにも使われているから、だれでも一度は聴いたことがある曲です。そんな世界的なヒット曲が札幌の地下街から生まれた?

聞くと、ジャミロクワイが1995年2月に札幌でライブをやったとき、外の通りにはほとんど人がいないのに地下街に降りると大勢の人が歩いていて、その光景にボーカルのジェイ・ケイが衝撃を受けて歌詞を書き上げたとのこと。

1999年の東京でのライブでケイが発言したというから、信憑性は高そうです。

確かに、歌詞の中に「何の音も聞こえない。みな地下で暮らしているから」とありますね。

2月のさっぽろ地下街は、ジャミロクワイには「ヴァーチャル・インサニティ」(あり得ない狂気)に映ったのでしょうか。

ただ、当時の地下街ということはオーロラタウンかポールタウンになるのでしょうが、むしろ、薄暗くて無機質な地下歩行空間(チカホ)の方が、「ヴァーチャル・インサニティ」のイメージとぴったり合うような気がします。

特にミュージックビデオの雰囲気はまさにチカホ。

チカホが完成したのは2011年ですから、チカホが曲に影響を与えることは、それこそ「あり得ない」のですが。

もしかしたら、ヴァーチャル・インサニティの世界観が逆にいまのチカホを生んだのかも知れませんね。

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この記事を書いたのは

山崎 靖

新潟県十日町市出身、昭和40年生まれのサラリーマン、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー
姫路、京都、大阪、東京、神戸、仙台、名古屋、福岡と転勤を繰り返し、2021年4月から札幌で単身赴任中
初めての北海道ライフで、色々な〝初めて〟にチャレンジしています