効率的に栄養をとるための食べ合わせが知りたい!管理栄養士がおススメする食品の組み合わせとは? | HTBイチモニ!健康けっこう調べ隊

栄養を意識して毎日の献立を考える時に気にしたいのが「食べ合わせ」。

摂取する栄養素の量が一緒だとしても、食材に組み合わせによっては効率的に吸収されたり、吸収を阻害してしまうことがあります。

せっかく考えた献立なら、できるなら効果的に栄養を摂りたいもの。

そういった"食品の組み合わせ"に詳しい管理栄養士の志賀一希(しが かずき)先生に聞きました。

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ビタミンB1の多い豚には、ビタミンB1の吸収・利用を高める「硫化アリル」という物質が多く含まれるたまねぎ・ねぎを組み合わせるのがおススメ。

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「カルシウム」はビタミンDによって吸収が促進されますので、ビタミンDの多く含まれる"鮭と牛乳の組み合わ"せで「鮭のクリーム煮」なども組み合わせのよいメニューです。

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ただ、毎回毎回こういったことを意識しすぎてしまいますと料理のレパートリーが狭まってしまいますので、むしろ普通に食べていて、こういう組み合わせの料理になった時に、ああ今日はいい組み合わせだなという位でいいと思います。

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むしろもっと大きな視点で食べ合わせ、組み合わせとして大切なのは、ご飯・パン・麺などの主食、それにたんぱく源の肉・魚・卵・大豆などのおかず、それに野菜・海藻・きのこを合わせるという、いわゆる栄養バランス良く食べるという事を意識する事です。

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あとはお薬を病気で飲んでいて気を付けないといけないという方は、例えば納豆であるとかグレープフルーツジュースなどは、薬の種類によっては一緒にとってはいけないという事がありますので、そのあたりは医師の先生や薬剤師の先生に相談しながら注意をしていただきたいと思います。

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この記事を書いたのは

イチモニ!健康けっこう!調べ隊

天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

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