いよいよ秋らしくなってきた北海道では美味しいものがたくさん食卓に並んだり、色々な食に関するイベントも開催されたりと"食欲の秋"ではないでしょうか。

一方で、食事は楽しみたいけど健康にも気を使わなきゃ…という方も多いはず。

特に動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳梗塞などの誘引となると言われる"コレステロール値"は、年齢を重ねるにつれ、気になってくるもの。

そんな気になる「コレステロールを下げる」ための食事で気をつけたいことを、調理研究のプロである天使大学看護栄養学部栄養学科の山口敦子先生に聞きました。

コレステロールを下げる際に意識したいのは"飽和脂肪酸"を摂りすぎないこと。

飽和脂肪酸が少ない食材としては「お魚」全般に練り製品、大豆製品、鶏むね肉など。

こういった食品を摂取するのにオススメな献立は「かにかまぼこときゅうりを合わせた酢の物」や「豆腐の野菜あんかけ」などはいかがでしょうか。

そして最近よく目にする鶏肉を利用したや「サラダチキン」も、脂質が少なくタンパク質を豊富に摂取できるので活用したい食材。

すでに味も付いていて利用しやすいのもポイント。

料理として工夫したときのおススメレシピを一つご紹介します。

サラダチキンのガーリックパン粉焼き

①表面をキッチンペーパーで拭いて、お好みでコショウ・ガーリックパウダーを振る。

②その上にパン粉を振りかけ、オリーブオイル小さじ1をかける

③オーブントースターできれいな焼き色がついたら完成。

わずか3分程焼くだけで、手間のかかった料理のような食べ応えも感じることができ、ご飯をプラスすれば完璧です。