地域の球場をよみがえらせるファイターズのSDGs活動

北海道日本ハムファイターズは、未来のプロ野球選手を育てようと、地域の人たちと手を携えて、子どもたちが使う野球場を修繕する取り組みを進めています。

晴天に恵まれた、北区少年野球場。グラウンドでは、子どもたちが元気よく、野球を楽しんでいる姿がありました。
 
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しかし、数年前まで雑草が生い茂り、グラウンドは荒れ放題…。とても野球ができる環境ではありませんでした。

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この場所を蘇らせたのが2019年に発足した、北海道日本ハムファイターズのプロジェクト。その名も「ダイヤモンド・ブラッシュ」。    

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道内の少年野球場を快適なコンディションにするため自治体や地元企業などと共に修繕していく取組みです。

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稲葉篤紀GM(ゼネラルマネージャー)兼SCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー)

野球人口が減っている中で球場の整備が整っているのは子どもたちのやる気も違うと思うし、成長する場所なのでそこを整備して、思い切ってプレーをしてもらいたいという思い。

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北区少年野球場では、このプロジェクトによって、ベンチや外野フェンスが新たに設置されて、荒れていたグラウンドもきれいに生まれ変わり、子どもたちも大喜びです。

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篠路西BFジュニア キャプテン 岩谷心路くん

気持ちが良くてやりやすい ファイターズで活躍したい

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篠路ライオンズ キャプテン 今野汰星くん

自分だけでなく子供たちにも夢を与えるようにこういう所を作ってくれてありがたい。将来はお父さんに阪神にいけといわれているので。阪神でプレーしていっぱいホームラン打てるようにしたい

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札幌市北区少年野球連盟 大場謙和会長

北区の連盟で試合ができる専用の球場を持っていなかったので、大会で使用できる球場ができて非常に感慨深い。ファイターズの協力がなければここまでの球場も出来上がらなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。

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去年行われた完成セレモニーに参加した、稲葉GM兼SCOは「こんなにきれいになるのかと。ここで子どもたちがプレーできるのかといううらやましさを感じます。将来ファイターズになってくれる子供が増えてくれるといいなという思いで見ています」と話しています。

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稲葉GM(ゼネラルマネージャー)兼SCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー)

ファイターズが北海道に移転してきて何ができるのかと常に考えていきたい。

現状には満足していない。これからもファイターズが北海道にいる意義をしっかりと考えながら続けていきたい

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これからも、未来のプロ野球選手のために、北海道日本ハムファイターズは地域の人々と共に活動を続けていきます。

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この記事を書いたのは

私たちのSDGs情報部

「誰一人取り残さない」。SDGsが目指す世界のあり方です。1人の100歩より、100人の一歩。
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