札幌の有名料亭の料理長が送る予算1000円で家族4人が喜ぶごちそうレシピ | HTB「イチオシ!!」が送る人気企画

HTB「イチオシ!!」が送る人気企画【コスパ最強!予算1000円で家族4人が喜ぶごちそうレシピ】。

今回は高級料亭の料理長でありながら"おふくろの味のカリスマ"直伝。簡単に時短で作れる「体にやさしい!おウチごはん」です。

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今回この企画に協力してくれたのは、札幌市、すすきのにある趣深い雰囲気の、「さっぽろ川甚 本店」。

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今年で創業76年を迎える老舗で、ビジネスでの接待や、家族の記念日など、大切な集まりで使われている札幌を代表する高級料亭です。

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そんな格式高いお店の厨房を15年にわたり取り仕切るのは本間勇司(ゆうじ)さん。

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日本料理のコンテストで全国3位に輝くなど、北海道を代表する料理人です。

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今回番組が本間さんにオファーをしたのにはこんなわけが…


本間)僕たちが一番大事にしているのは家庭料理。母の味というのは僕らにしたら食の原点だと思っているのでどっかに安心できる料理も入れつつ、提供したいなと思ってやっています。

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本間)どういう思いで来られているのか、そして、どういう思いで召し上がられるのか、それを映し出しながら作り上げるのが料理だと思っているので、押しつけの料理にしたくない。

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“日本料理のカリスマ”は“おふくろの味のカリスマ”でもありました!

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本間)家庭で、育児しながらとかいろんな環境な中でごはん支度をされていると思うんですよね。どうしても手がかけたくても、かけられないとか体の面も含めて今回は、フライパンひとつでいかに簡単に仕上げて、体に優しいレシピを作っていきたいと思います。

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今回使用する食材は、ご覧の通り。おウチにある調味料を除いて、たった1000円以内という節約予算。

いったいどんなご馳走ができあがるのでしょうか。

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1品目:『豚ごぼうサラダと納豆の信田(しのだ)焼』

本間)まずは、「豚ごぼうサラダと納豆の信田(しのだ)焼」を作ります。

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「信田(しのだ)焼」とは、肉や野菜などの具材を油揚げで俵状に巻いて煮たり、揚げたりする料理。

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本間)日本料理には根菜を付け合わせにすることがありますが、今回はお子様に合うためにあえてきんぴらごぼうサラダを作ります。

「納豆の信田(しのだ)焼」に、ゴボウのサラダをそえた栄養満点で体に優しい一品。おふくろの味のカリスマ・本間流で、簡単に時短で作れるようにアレンジ。

4人分の食材はこちら。かかった費用は  339円です。

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まずは、ささがきにしたゴボウを少量の油で中火で加熱していきます。

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牛蒡に火が入っていい香りがしてきます。根菜はちょっと焦げ付いたぐらいが美味だそう。

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次にもやしを入れます。

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きんぴらを かさましして、食べ応えをアップです。

この後にいろんな味が入ってきますので、この時点では塩胡椒もいっさい行いません

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ゴボウともやしがしんなりしてきたら弱火でさらに5分加熱。仕上げに調味料で味を整えれば出来上がりです。

続いて、このメニューのメインとなる納豆の信田(しのだ)焼を作ります。

本来は、下ごしらえや味付けに手間がかかる面倒な料理ですが今回・本間さんが考えてくれた時短テクニックは…

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茶巾を作るように、こちらに納豆を詰め込みます。

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納豆にはかならずこういった醤油とからしが入っています。

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加熱をするのでカラシは甘味に変わります。

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で、普通の納豆のように混ぜてください。そして、油揚げをこのまま焼いていきます。

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納豆にはつきものの調味料をそのまま使う時短テク。

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ヘルシーに仕上げるため、油は一切使わず、蓋をして3分ほど蒸し焼きにします。

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えてここで蒸らし焼きにすることで、中の納豆と先ほど合わせた醤油と辛子が蒸気で全体に味が回ってくれます。

あらかじめ下味をつけておいた豚肉をフライパンの空いたスペースを使って中火で焼いていきます。

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これも大切なポイントの一つ。お肉の汁を今度油揚げに吸わせていきます。

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豚肉から出る肉汁を余さず利用して信田焼きを仕上げます。

信田焼きを半分に切り、立てていきます。

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上から先ほどの残りのソースですね綺麗にかけていきます。

そしてあとはネギはお好みです。これで完成!

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1品目は豚肉のうま味をたっぷり含んだカリっと香ばしい油揚げにタレで味を付けた納豆という家族みんなに親しみのある食材を組み合わせたまさにおふくろの味。

もやしのおかげで食べ応えも抜群、たんぱく質もとれる栄養満点料理です。

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2品目:『厚揚げ豆腐とイワシの酢味噌あえ』

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日本料理では酢味噌あえに使うお魚は青魚が大半。カルシウムが豊富で、今、北海道庁でも消費を推進してます。
北海道で今、豊漁だというイワシを使った一品です。

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家計に優しい大衆魚「イワシ」を使った一品。

4人分で、かかった費用は308円です。

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まずは厚揚げ豆腐を中火で焼いていきます。

厚揚げ豆腐は、食べやすい、3cmぐらいの大きさに切ります。

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焼いてる間に酢味噌を作ります。

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味噌に酢や砂糖などを加え、イワシの味噌の缶詰をそのまま使います。

魚の面倒な下処理をしなくても済み、缶詰の脂っこさと、濃い味の味噌に酢味噌を合わせることで、味のバランスがとれたさっぱりとした味わいになります。

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厚揚げ豆腐に焼き目がついたら続いて加えるのが、あらかじめ湯がいておいたキャベツとニラ。

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3分の1を厚揚げの横で炒め、残りは、作っておいた酢味噌と混ぜておきます。

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今度は器に持っていきます。なるべくちょっと汁を残しながら下に敷いていきます。


厚揚げ豆腐の盛りつけには遊び心をちょっぴりプラス。市松状に盛り付けて、食卓にいつもと違った彩りが生まれます。

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ボウルの中に残った、酢味噌あえの汁をイワシの上に掛けて、上からも下からも味が入るように仕上げます。

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今回はイワシの缶詰使いましたが、サンマの蒲焼などを使うのもOK。味噌はなんにても相性良しとのこと。

最後に、薬味のネギをのせたら完成です。

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骨まで柔らかいイワシとコクのある厚揚げを酸味と甘みのバランスが見事に調和した酢味噌が包み込み、さっぱりと食べられます。

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大人だけではなく、子供にも受けること間違いなしの一品に仕上がりました。

3品目:『体にやさしい!豆腐と野菜たっぷり牛乳汁のうどん』

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体にやさしい!豆腐と野菜たっぷり牛乳汁のうどん。
4人分でかかった費用は、301円です。

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まずはスープを作ります。

もちろん鶏ガラスープの素だけでも十分おいしいのですが、そこにちょっとひと手間を加えることで、本格料理のような味わいになるのです。

鶏の手羽元を強火で炒めていきます。

ある程度身が白くなるまで、しっかり焼いて下さい。 

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手羽元は、骨付きなので、ダシが出やすく、本格だしに限りなく近づきます。
手羽先に比べ安く、身の部分が多いためダシをとった後も具材としても食べられます。

手羽元は火がはいりにくいので、蓋をして蒸し焼きに。

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一回ひっくり返し、全体に焼き目がついたら、ここでようやく顆粒だしを投入!

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続いてここに加えるのは、薄くスライスした大根と輪切りにしたニンジン。

一番お野菜の旨味が含まれている皮目との境目を生かすため、皮は剥きません!栄養価の高いお野菜を食べましょう。

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野菜が透き通るくらい、弱火で2分程煮たら牛乳を加えます。

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少し汁に対して重みをつけるために味噌を入れます。

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味噌をなじませたらうどん、しめじと豆腐を入れて、蓋をして弱火で軽く火を通します。

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最後に今回の主役「牛乳」の登場!

ポイントは、牛乳を入れたら分離しないようにあまり沸騰させないこと。

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このまま2分程度置いて完成!

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3品目、「豆腐と野菜たっぷり牛乳汁のうどん」の完成です。

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手羽元の風味と野菜のうま味と甘みが効いた鶏ダシのまろやかで柔らかい味わいに、牛乳と味噌を加えることで、コクとクリーミーさをプラス。

塩分とカロリー控えめで、栄養価が高い、体にやさしい!
身も心もあったかくなる、煮込みうどんです。

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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