日本航空のCAが一肌脱いで街グルメを考案!| 北海道中札内村で「JALふるさと応援隊考案メニューお披露目会」が開催

「食べ歩きの達人」CA×中札内シェフ

JAL日本航空の客室乗務員(CA)が村おこしに一肌脱ぎました。22年12月9日北海道十勝の中札内村で開催されたのは「JALふるさと応援隊」が考案し、地元飲食店シェフが形にした"冬限定の街グルメ"のお披露目会です。

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中札内村商工会と日本航空㈱は21年3月に包括連携協定を締結。「中札内村商工会×JAL CAコラボ企画」と題したこの街グルメ企画はその一環で、観光客が減る冬場の飲食店を誘客で応援するのが狙いです。

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お披露目された新メニューは、フライトで世界国内を訪れ各地のグルメに精通した「食べ歩きの達人」を自負するJALのCAのみなさん。

「JALふるさとアンバサダー」でプロジェクトリーダーの小林千秋さんと「JALふるさと応援隊」メンバーの4人がメニューを考案し、中札内村の5つの飲食店のシェフらがそのレシピを形にしました。

「世界を旅するナポリタン」

枝豆、"中札内田舎どり"など中札内村の特産品や十勝の食材を活かした美味しそうな逸品ぞろいの「JALふるさと応援隊考案メニュー」。

プレゼンとアイデアがCAらしく際立っていた「レストランチュプ」の"世界を旅するナポリタン"は北村はづきCAが考案しました。

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見た目にも美味しそうなこちらの盛り合わせプレート。さらに会場をこのメニューに注目させた北村さんのプレゼンをどうぞ!

北村CA「中札内村にいながらも世界一周旅行ができる。そんな楽しいワンプレートメニューを作りたいという思いが今回のスタート地点です。(レストランチュプの)猪俣さんにはオーナーシェフ兼今回のフライトの機長となっていただき、客室乗務員は私たちJALふるさと応援隊が務めます。」

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北村CA「Attention all passengers, 出発地は一番人気の『ナポリタン』の発祥地日本。経由地はアジアの国々です。『タイの生春巻き』や『インドのタンドリーチキン』『中国のバンバンジー』を野菜たっぷりのトルティーヤで仕上げました。最終目的地はイタリア代表の『ライスコロッケ』です。デミグラスソースが素敵なランディングへいざないます。まあるいライスコロッケの下には『オニオンリング』。こちらは突然の揺れに備えた、安心安全のフライトのための奥様のアイデアです。」

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北村CA「もう一つのディナー限定メニュー、ナイトフライトのご紹介です。同じく日本の『ナポリタン』を出発し、フランスを経由してハワイへ向かいます。フランスではそびえ立つ『じゃがいものガレット』の凱旋門をくぐってエッフェル塔へご挨拶。そして『ロコモコ丼』が代表を務めるハワイでは、オーダーが入る度に焼き上げる『ハンバーグ』の肉汁の海でダイビングが楽しめます。ボリュームたっぷりのフライトプランです。もし途中でふるさとの中札内村が恋しくなったら、『枝豆入りのサラダ』で、どうぞ一休みしてくださいね。」

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北村CA「今回はどこに旅行しようかな?そんな気分でレストランチュプさんとJAL客室乗務員からの期間限定メニューをどうぞお楽しみください」

猪俣大輔シェフ「ずいぶんうまい事をたくさん言っていただいて(笑)。いろんな国を旅行していただけるような楽しいワンプレートに出来たかなと思います。ただ…天候によって違う国にたまに経由したりということもあったり。何がでるかのお楽しみ感をぜひ楽しんでいただければ」

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和洋11メニューが登場!

JALCA考案メニューは全部で11種類です。

レストラン ウェザーコックカフェ

CAの神保雅美さんが考案し、ウェザーコックカフェの三浦史人シェフが形にしたのは「中札内田舎どり 気まぐれブルーチーズ」。

パリのスーパーでブルーチーズを買って以来はまっているというブルーチーズソースを活かした料理です。中札内の若どりに更別の「きまぐれブルーチーズ」を合わせました。

「ミラノ風ラム香草カツレツ 野菜たっぷりトマトソース」はイタリアで出会ったミラノ風カツレツをイメージ。北海道ならではのラム肉に、パン粉に香草を利かせました。

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三浦シェフ「フレンチの香草パン粉焼きに似せた感じでソースもトマトソースに。ラムはボイルをしてから焼き、柔らかく仕上げました」

ファームレストラン野島さんち

CAの松尾志保さんは"レストランに降り注ぐ太陽と野島早希シェフのあたたかい人柄から思い浮かんだ"という南フランスはプロバンス風の料理を考案。

「鶏肉のプロバンス風トマト煮込み」は加熱すると甘みが増す大玉のレベリオントマトをレストランで加工したペースト、にんにくとハーブで、中札内田舎どりとジャガイモや人参などお野菜をじっくり煮込んだ一品。自家製の赤ワインが隠し味です。

「ポテトとキャベツ、豚ひき肉のミルフィーユ仕立て 自家製ガーリックブレッドかご飯を添えて」はインカのめざめ、千切りきゃべつ、豚ひき肉を重ねて上に十勝産チーズをかけて仕上げました。

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野島早希シェフ「我が家の野菜をふんだんに。(どちらも今回の取り組みがなければ)出会えなかったメニューです」

かぜのなかにわ 和食処はなもえぎ

CAの土畠麻未佳さんは中札内産の枝豆をふんだんに使用した料理を考案。

かぜのなかにわ「和食処はなもえぎ」の料理長、東海林篤さんらが3種の「冬の御膳」(内容は月替わり)と一品料理「中札内田舎どりとジャガイモの味噌バター炒め」として形にしました。枝豆ご飯は日本茶で炊く事で和食らしさを強調。豆腐ハンバーグ、メンチカツには大きさにこだわったレンコンや枝豆がサクサクとした食感が楽しいメニューです。

中札内田舎どりとジャガイモの味噌バター炒めは、バターとコーンの甘さが素材の味をひきたてる、ビールのお供にもぴったりの美味しさです。

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東海林篤料理長「豆腐ハンバーグは極力ヘルシーに仕上げ、メンチカツはボリューム感を重視しました。ごはんにお茶を入れて炊く初めての試みですが、ことのほかおいしくできました。」

お食事処 四季

CAの小林千秋さんは、「お食事処四季」自慢の手打ち蕎麦のバリエーションを提案。

「ふるさとかき揚げ蕎麦」は中札内村の枝豆を前面に、十勝産ごぼう、ジャガイモ、玉ねぎなどをたっぷりとしたかき揚げにまとめました。

「ふるさとトロロ揚げ蕎麦」は十勝の名産「長いも」をすり、ゆりね、中札内村の枝豆を使ってこんがり揚げ焼きに。生姜を効かせた銀餡をかけて、寒い冬もぽかぽかに温まっていただきたいです

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木村一弘シェフ「トロロ揚げは一度却下しました。でも、揚げることから揚げ焼きにすることで形がととのいました。」

絶品コラボメニューが楽しめるのは中札内村だけ!3月31日まで。

食べ歩きの達人CAが中札内村のシェフと開発した「中札内村グルメ」は12月10日から中札内村のこちらの5店舗でいただけます。

・ファームレストラン野島さんち:https://kankou-nakasatsunai.com/spot/spot-291/

・レストラン チュブ:https://kankou-nakasatsunai.com/spot/spot-338/

・かぜのなかにわ:https://kankou-nakasatsunai.com/spot/spot-3358/

・ウェザーコックカフェ:https://kankou-nakasatsunai.com/spot/spot-75/spot-298/

・お食事処 四季:https://kankou-nakasatsunai.com/spot/spot-293/

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提供は来年3月末日までです。

詳しくは中札内観光情報サイトで紹介中!

JALふるさと応援隊が考案したメニューを期間限定で提供します!https://kankou-nakasatsunai.com/information/information-4229/

中札内村

中札内村は人口3884人。帯広空港から車で10分、帯広駅から30分。道の駅のイルミネーションや、2月には中札内村在住の「スノーアーティスト」が大雪原に描くスノーアートやスノーラフティングなどのアクティビティを満喫できるイベントもあります。

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この記事を書いたのは

SODANE編集部

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