今年は大雪の日が多く、寒さも厳しい冬の北海道。
雪が降り積もると、ジョギングなどのスポーツを行うハードルが上がるだけでなく、散歩などの日常的な運動も少なくなり、運動不足に陥りがちなもの。
そこで今回、天使大学とイオン北海道、HTBとの共同プロジェクト「健康けっこう調べ隊」が冬にぴったりな、家の中でも楽しくできる、運動不足解消のための体操を専門家に教わりました。
今回お話を伺ったのは天使大学看護栄養学部栄養学科の吉田拓登先生。大学で公衆栄養学を教えていますがさらに2つの顔を持っています。
吉田先生は学生時代フィギュアスケートの選手として活躍。今も札幌スケート連盟フィギュア強化部長として若手の指導をしています。
そしてもう一つの顔が「健康運動指導士」。安全で効果的な運動プログラムを作って指導する役割です。
大学院では健康づくり体操の有用性を研究。オリジナルの体操で効果測定をしたそうです。
この研究では、お家の中で取り組める体操でもウォーキングやジョギングに近い運動量を確保できるという点と、なじみのある曲を使った体操は踊った後にポジティブな気持ちになれるということが分かったそうです。
冬の運動不足を解消して快適に過ごすために、今回は北国の方になじみのある童謡を使った体操を考えていただきました。
それが、「雪やこんこ体操」!
お家で簡単!ジョギング並みの運動量を室内で!「雪やこんこ体操」
「雪やこんこ体操」は童謡「雪やこんこ」に合わせて行う全身運動です。
お手本はこの記事の下のYouTube動画で確認できますよ!
まずは「♪雪やこんこ~」に合わせて腕の運動と屈伸です。
続いては「♪山も野原も~」に合わせて体を曲げる運動。
「♪枯れ木残らず花が咲く~」に合わせて行うのは身体を伸ばす運動。
手を合わせて体を上に伸ばしたら…
さらにもう一度、手を広げて伸ばして"花を咲かせ"ます。
そしてここからラストスパート!ややつよい運動でフィニッシュです!
「♪犬はよろこび庭かけまわり」に合わせてその場で足踏みで走り…
「♪猫はこたつで丸くなる」に合わせて、頭の上に手を広げて猫耳をつくり、肘と膝をタッチ!左右で行います。
運動不足に年末年始の食べすぎの影響も引きずる時期。
ぜひお家で「雪やこんこ体操」、実践してみては!?