十勝の神秘的な絶景「ジュエリーアイス」を観察するための「ジュエリーハウス」がついに本格稼働!暖かい休憩室にはジュエリーアイスの美しい写真も

十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられる氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く「ジュエリーアイス」。

そのジュエリーアイスを初めて撮影したのは、2012年2月。あれから10年以上も大津海岸に通っていることになります。当時はもちろん施設と呼べるようなものは何もありませんでした。当然、駐車場もトイレも。

一番不便だったのはやはりトイレでした。通い始めて数年後にプレハブの簡易トイレができました。でもそこには電気が通っていなかったので、早朝は真っ暗。男性はまだいいとして、女性には不評だったはずです。

そんな大津海岸に2021年1月、ジュエリーアイスを見にやってくる人のための立派な「ジュエリーハウス」ができました!

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トイレは24時間使用可。休憩室では暖を取ることができ、情報交換ができるスペースが設けられています。そして、壁には写真家・岸本日出雄さんと私、浦島久のジュエリーアイスの写真が!

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ところが、そのジュエリーハウスもコロナの流行でこれまで、トイレを除いて、ほとんど使うことができませんでした。今シーズンは1月14日(土)にオープン。私も早速初日から行ってきました。撮影後に立ち寄れるところがあるのは本当に幸せです。

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なお、ジュエリーハウスの開館は3月5日(日)まで。開館時間は午前6時30分から午後3時までです。

詳細は下記豊頃町の公式ページから。

豊頃町の新絶景 ジュエリーアイス:http://www.toyokoro.jp/jewelryice/

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。

大学卒業後に松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC),『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著、KADOKAWA)、『話すための英作文1秒反射トレーニング』(共著、DHC)など54冊。写真集として『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)がある。趣味は、写真(風景)、音楽(ジャズ)、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場)。

ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/

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