阿寒の温泉宿がサウナで覚醒!北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[135]北海道釧路市阿寒湖温泉「あかん遊久の里 鶴雅」サウナ刷新
2023.02.12
#サウナサウナで♨の魅力がパワーアップ!
北海道屈指の「湖畔の温泉旅館」がサウナを大改造!
仕掛けたのは、なんと国内人気No1サウナのあの人!
サウナーもうっかり温泉三昧!
温泉✖サウナの可能性は無限大!パンダ・リーっす。
特別協力
「あかん遊久の里 鶴雅」
サウナを大リニューアルしたのは、北海道釧路市阿寒にある『あかん遊久の里 鶴雅』。泣く子も黙る老舗の高級温泉旅館っす。
(©TSURUGA GROUP)
宿の目の前には、“まりも”で有名な阿寒摩周国立公園「阿寒湖」の絶景が広がり。大自然の息吹を感じながらの~んびりできる宿ざんす。
(©TSURUGA GROUP)
今は冬なので阿寒湖は氷結。マイナス20℃の世界ではこ~んなこともできちゃいやす!
(©TSURUGA GROUP)
氷上ではいろんなアクティビティが楽しめて。夜には『阿寒湖氷上フェスティバルICE・愛す・阿寒 冬華美』が3月19日まで開催中。なんと毎晩こ~んな花火が白銀の世界で見られやす。サウナの後に、いやいやサウナの途中で花火でととのうなんてこともできるざんす♪
(©TSURUGA GROUP)
デカイ!2つの大浴場
「あかん遊久の里鶴雅」といえば和洋中100種類のおいしいグルメと。1階と8階にあるド級のドデカイ温泉大浴場!8階大浴場の展望露天風呂「天女の湯」は阿寒湖と雄阿寒岳の絶景を満喫。
(©TSURUGA GROUP)
「天の原」も阿寒湖のパノラマを一望。
(©TSURUGA GROUP)
そして1階大浴場「豊雅殿」も阿寒湖を望む野趣あふれる岩風呂!
(©TSURUGA GROUP)
内湯も多彩で、遊久の里の中だけで湯めぐりできちゃう温泉天国ざんす*♪
(©TSURUGA GROUP)
*男女入れ替え制。奇数日・偶数日で異なりやす。“湯巡り”は隣接「鶴雅ウィングス」の大浴場も対象っす。
サウナプロデュースは「しきじの娘」!
温泉は館内だけで湯めぐりできちゃう“遊久の里温泉郷”。サウナは前からありやした。1階豊雅殿には「高温サウナ」と「低温サウナ」2つのドライサウナ。8階天の原には「ドライサウナ」と「ミストサウナ」。いずれも穏やか~なセッティングで。温泉郷なんであるだけありがたいな~と。
ただ一つだけ!どうしても1階「低温サウナ」が謎だった!ピッカピカで見た目はこんなにいい感じなのに。
期待して入ったら…これがプールの採暖室よりぬるい‼誰もいないサ室で偶然ご一緒したサウナーと「これ、謎っすよね?」と肩を落として右の高温サウナに駆け込んだこともありやした…。
だから今回。「あかん遊久の里鶴雅」に日本初の展望ドームサウナができるということでお邪魔したんでありやすが。実は一番気になっていたのはこの低温サウナの行方だったっす。
新設された展望ドームサウナは間違いなくサイコウなはず。ハイブランドの鶴雅グループが満を持して取り組むサウナプロジェクトだし。手掛けたのがなんとこの方!『サウナイキタイ』イキタイランキングNo1!サウナーの聖地・静岡『サウナしきじ』の“しきじの娘”・笹野美紀恵さん‼お、お美しい♪
(©Mikie Sasano)
しきじの娘・笹野美紀恵さん
パンダ・リーも拝読しやした。読むだけで滝がある水風呂と唯一無二の薬草サウナを“サ旅”した気分になれる公式本『サウナしきじ』と。
女性とサウナ、美容とサウナについて無茶苦茶気づきがあった『キレイをかなえる「しきじの娘」の速攻サウナ美容』。いずれも2020年10月に笹野さんが出版されたサ本っす。
サウナを知り尽くした笹野さんが手掛けるんだから展望ドームサウナ、こっちは間違いないだろうと!
思えば鶴雅のサウナが変わる“予兆”はあったっす。TV取材でお邪魔した去年22年9月。当時ステンドグラスと寝サウナできるひな壇が個性的な8階ドライサウナ室が。突然「いい香り」が漂い「環境音楽」が流れるサウナにコンディションが変わってたんすよねぇ。思えばあれは「しきじの笹野さんが鶴雅のサウナを手掛けるらしい」という噂を小耳に挟んだ頃だったっすー。
1階謎の低温サウナが大大大変身‼
お邪魔したのは1月上旬奇数日夕方。男性は1階・豊雅殿の時間!果たしてあの1階謎の低温サウナはあのままなのか、それとも改善されたのか?!さぁ期待を胸に広~い脱衣場へ。
パパっと着替えて大浴場へ。はやる気持ちを抑えながら身を清め。サウナ手前の「洞窟風呂」で湯通し。
(©TSURUGA GROUP)
本格的な洞窟風呂のお湯は源泉湧き出る奥は熱め。手前は中温推定37℃。軽く体を温めやす。サ室外の壁面の「まりも」のグラフィックがかわいい「旧・低温サウナ」改め勝手に名付けた「MARIMO SAUNA(仮)」へ!
サ室のドアを開けると…お~‼なんすかこの流線形の造形美‼
(©TSURUGA GROUP)
流れるフォルムの造作物は、ひ、ひな壇!いいじゃないですか~♪奥に進んで座りやす…。BGMはなし。正面にはHARVIAのレジェンド‼…いい感じで熱くて湿度もバッチリ‼もはやNO MORE 低温サウナ!!フィンランド式に大変身ざんす。サウナちゃん、よかったね~(泣)
温度計を見るとこの日は80℃。湿度があって体感はもっと熱い感じ。湿度計は50%。じぇんじぇん苦しくにゃい♪ひな壇の足元とHARVIAの廻りだけを控えめに照らす照明は完全にメディテーション系っす。
♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ ジュジュジュジュジュジュジュジュ
オートロウリュが発動。時間は5秒程度。結構勢いいい感じ。
さすれば…キタキタキタ‼蒸気がアツいアツい‼いいっすねぇ~。15分に一回程度だそうっす。
壁には「鶴雅式サウナの入り方」。ほおほお。「③ゆっくり深呼吸する」。いやたしかに!ついつい熱さに向き合うことに気をとられて。あしたのジョー状態で姿勢はうなだれて。呼吸は二の次になりがちざんす。
井上勝正熱波師も仰ってたっす。
「サウナで体を温める。ここに入ったらホッとしてほしい。呼吸呼吸呼吸呼吸。
呼吸呼吸呼吸呼吸。呼吸呼吸呼吸呼吸。呼吸呼吸呼吸呼吸♪」って。
楽~に呼吸ができてしっかり熱い‼ガンガン汗かきながら、深部体温が上がってくるのがわかりやすわかりやす。あの謎の採暖室が落ち着いた極上のサウナに大大大変身。ちょーうれしいっす。10分強でMARIMO SAUNA(仮)を出やす。
(©TSURUGA GROUP)
キンキン!阿寒百年水の水風呂
洞窟風呂の温泉で汗カットして。2つのサウナの目の前にある、あの独特な形の水風呂へ!
(笹野さん撮影)
左右から入る独特のフォルム。3人はしっかり入れて、座って肩まで浸かれやす。冬のこの日、しっかり測ると…13℃!しっかりキンキン!「阿寒百年水」と称される阿寒湖畔浄水場からの水。マグネシウム・カルシウムなどのミネラルを適度に含んだ軟水で、とってもなめらかな肌感。わがままボディをしっかり冷やしてくれやした。
露天の岩風呂!
深呼吸もしやすいサイコウのコンディションの「MARIMO SAUNA」に生まれ変わった旧低温サウナ。あまりに快適なんでうっかり4セットもキメてしまいやした(笑)。からの、右側の「高温サウナ」も箱は一緒っすが「香りと環境音楽」が加わりなまら心地よくなった印象ざんす。
(©TSURUGA GROUP)
夜も8階のサウナに入るのにすでに合計5セット。深部体温がだんだん上がって。ととのいスペースで格別だったのが露天の岩風呂!
(©TSURUGA GROUP)
足湯しながら、超キンキンで大自然のマイナスイオンを運ぶ湖畔の風に吹かれるのは格別ざんす。からの、冷えた体を内湯の「丸太風呂」にザブン!
(©TSURUGA GROUP)
樹齢650年の北洋エゾマツの風呂で冷えた肌をちょっと温めるのはまた格別ざんす。サウナが良くなり、外気浴きっかけでスルーしていた岩風呂の魅力を再発見!<サウナ×温泉>の可能性を肌で感じやした。
ちなみにととのいスペースは、背中から温泉流れる「座湯」と複数の休憩イスも水風呂そばにありやす♪
料理は100種類!「天河」
そしてサウナ飯は「メインダイニング天河」へ。和洋中100種類の料理がずら~り。オープンキッチンでは職人が目の前で調理してくれていやすねぇ。
(©TSURUGA GROUP)
サウナのあとは寿司も海鮮も旨みがグッときやす。
(©TSURUGA GROUP)
さらにこの冬、フロアを拡張。スパイシーなグルメが揃った「アジアンコーナー」が登場。
(©TSURUGA GROUP)
イチオシは、本場ネパール人スタッフが手掛けるカレー♪
(©TSURUGA GROUP)
いやぁ、夜のサウナのためにキモチは控えめにしたつもりっすが、サウナのあとなんでもうはしが止まらない…。
予告:次回はいよいよ「日本初!展望ドームサウナ」へ
次回はいよいよ日本初!360℃ガラス張り「展望ドームサウナ・星空のサウナ(仮)」へ!
マイナス20℃の真冬の阿寒湖で、はたしてサウナの熱さは大丈夫?
雪も降る中、ガラスから外は見えるのか?!
(©TSURUGA GROUP)
☆『あかん遊久の里鶴雅』HP