北海道十勝の絶景「ジュエリーアイス」を使ったアート!その幻想的な作品たちが見られるビデオが公開

昨今日本国内外からその美しさに注目が集まる「ジュエリーアイス」。

北海道の十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられる氷の塊が太陽の光を受け美しく輝く自然現象です。

自然が作り出すその姿そのものも美しいジュエリーアイスですが、そのジュエリーアイスを用いた芸術作品を作っている彫刻家がいます。

図2.jpg

その彫刻家の名前は村中鉄也。幕別町在住で、中学校で美術を教えている先生です。

氷を切ったり、積み重ねたり、組み合わせたり…。マイナス20度の氷の世界での作業は過酷そのものですが、昨シーズンは合計11回もの作品制作を行いました。

図3.jpg

ジュエリーアイスを追いかけ写真を撮り続ける私ですが、村中先生の作品も全て写真に収めています。

村中先生の作品が海岸に美しく佇む様子を切り取った写真は2人の共同プロジェクトです。

図1.jpg

ところが、今シーズンは制作に使うジュエリーアイスが少ない状態が続いています。それに加え、村中先生が超多忙ということで時間調整ができません。なんとこれまで実施回数はゼロ。

そんな中、2月15日、大津小学校で全校生徒11名を対象にした特別授業「ジュエリーアイス・アートを作ろう」がありました。講師は村中先生。顔が痛くなるような寒さの中、浜辺に子供たちの歓声が響きました。

7D0A2621_1.jpeg

さらに最近、村中先生の作品、私が撮影した写真、そしてサックスプレイヤーの佐藤洋祐さんの音楽がコラボした、ジュエリーアイス・アートの素晴らしさがわかるビデオが完成しました。

ジュエリーアイスが輝く海岸の美しく、なんとも不思議な光景を感じることが出来る音楽に乗せて、ジュエリーアイス・アートの作品の数々をご覧いただけます。

佐藤洋祐プロフィール:https://yosukesato.sub.jp/profile/profile.html

ジュエリーアイス・シーズンも終わりに近づいてきました。でも私はまだ諦めていません。なんとか一度はジュエリーアイス・アートにトライできないか、と密かに可能性を探っています。

ジュエリーアイス・アート:https://www.youtube.com/watch?v=hq5VNuhpNEs

ジュエリーアイス/豊頃町観光協会:https://www.toyokoro-kankoh.com

ブログ「浦島久の玉手箱」:http://www.joyworld.com/blog/

1

この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。

大学卒業後に松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC),『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著、KADOKAWA)、『話すための英作文1秒反射トレーニング』(共著、DHC)など54冊。写真集として『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)がある。趣味は、写真(風景)、音楽(ジャズ)、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場)。

ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/

合わせて読みたい