HTB「イチオシ!!」で人気の「予算1000円で家族4人が喜ぶ ごちそうレシピ」。プロ直伝の、コスパ抜群・効率UP!簡単でマネしやすい、美味しい料理をご紹介します。
今回この企画にご協力いただいたのは「牛かつと海鍋 平田」。
こちらのお店があるのは北海道中の海産物が集まる二条市場。観光客にはおなじみのスポットですが、ランチ時は地元客も詰めかける人気店です。
一人でぷらっときてそしたらもう最高すぎてそこからもう虜です。何食べてもおいしいです。
店主のおまかせ盛りなんですけどそこに入ってるポテトサラダのトムヤムクン味なんですけどそれでポテサラ好きなりました。また来たいなって思います。
サービス精神旺盛な料理長・相澤巨樹(なおき)さんは料理店での修行後、全国各地さまざまな土地の料理を食べ歩いて、使われる食材や調味料を研究し、その集大成としてオリジナルの他では食べられない料理を作り続けています。
考案したレシピは和食・洋食・中華を問わず、様々な食材を組み合わせ、1000種類以上にも上ります。
中でも人気を集めているメニューがお店の名前にもなっている「海鍋」。海鮮のうま味がたっぷりと効いた予約限定の「海鍋」!
アサリなどの貝にエビ、カニなどの海鮮がふんだんに入った見た目にも豪華な逸品。海老・カニ・貝の魚介のエキスたっぷりの体にも心にもしみる味が多くの常連さんに支持されています。
今回秘密兵器となるのは"チャック付きポリ袋"!
相澤さんにとっても
・手が汚れない
・食材と調味料をなじませやすい
・仕込みの状態のまま保存ができる
という理由でお店の調理で「必要不可欠」と語ります。
今回ご紹介3品とも、このポリ袋を使った簡単アレンジです。
今回使用する食材はご覧の通り。
ご家庭になる調味料を除いて1000円以内の家計お助けのレシピです!
1品目:『あったか海玉(うみだま)スープ』
「牛かつと海鍋の平田」の看板メニュー「海鍋」をご家庭でも簡単に作れるように、コストを抑えてシンプルにしたレシピをご紹介!
4人分の材料はこちら!
費用は、調味料を除いて200円です。
~~~作り方~~~
①ポリ袋に豆腐、卵白、砂糖、塩、顆粒だし、カニのすり身、インスタントのアサリの味噌汁、オイスターソースを入れて揉みこんで、全体的に均一になるようにしっかり混ぜる。
②分量の1/3の干しエビを入れて再度混ぜる
③1リットルの水を入れた鍋で残りの干しエビをひと煮立ちさせる
④ポリ袋で混ぜた具材(これが「海玉」!)をスプーンで丸めて鍋に加える
⑤ざく切りにした白菜、顆粒の和風だし、白だしを加えて10分ほど煮て完成! 白菜はキャベツやニンジンでも代替可能です
「海鍋」の人気の秘密とも言える"様々なダシの組み合わせ"を安く手に入りやすい食材で再現した海鮮のうま味たっぷりの一品。
まだまだ寒いこの季節に体がホッとするような優しい味わいの鍋料理です。
〆にゴハンやうどんを入れてもおいしいですよ。
2品目:味と彩のサラダ三点盛
続いて2品目は、普段は調味料に使わないようなものを使った、簡単にできる面白い味の
・なめ茸とシャキシャキ食感の白菜サラダ
・磯の香りが豊かな佃煮海苔と豆腐サラダ
・そしてほくほくのポテトサラダをトムヤムクン風にしたトムヤムポテサラ
3点をご紹介します!
材料はこちら。調味料を除いて268円です。
こちらのレシピでも“ポリ袋”が大活躍!
~~~作り方~~~
■白菜サラダ
鍋で使った白菜の余った部分を細かく切り、ポン酢、なめ茸と一緒にポリ袋に入れるて混ぜる
【POINT】
白菜がしんなりしないように、袋に空気を含ませて白菜をつぶさないように混ぜる
■豆腐サラダ
サイコロ状に切った豆腐をポリ袋に入れ、海苔の佃煮、オリーブオイル、コショウを加えて混ぜる
【POINT】
オリーブオイルは海苔との相性がGood!豆腐との味の絡みもよくなります
■トムヤムポテサラ
市販のポテトサラダをポリ袋に入れ、トムヤムクンペースト、砂糖、おろしニンニク、オリーブオイル、ケチャップを加えて混ぜる
【POINT】
トムヤムクンペーストは辛さや酸っぱさを少しずつ確認して量を調整しながら加える
いままでにない味の組み合わせに家族の驚く顔が思い浮かびますね!
3品目:『ボリューム満点親子丼』
最後にご紹介するのは一般的な親子丼とはひと味違う、"あんかけ"でボリューム満点の親子丼。
まだまだ寒い時期にはぴったりのアツアツ餡掛けアレンジです。
4人分の材料はこちら
~~~作り方~~~
①鶏もも肉を1センチの一口大に切り、ポリ袋に入れる
②ここにスライスした玉ねぎ、おろししょうが、砂糖、みりん、料理酒、しょうゆを加える
③さらに料理用の重曹(注意!!:清掃用の重曹は絶対に使わないで下さい!)を加える
【POINT】
重曹は鶏肉に限らず、肉を柔らかくする効果があるので親子丼の食感をよくしてくれます
④ポリ袋を揉みこんで具材がほぐれるように混ぜていく
⑤ポリ袋の空気を抜いて閉じ、さらに揉みこんだ上、10分おいてなじませる
⑥鍋に中身をあけ、火にかけて加熱する
【POINT】
かなり多めの泡が出てきますが、これは重曹から出る炭酸のため口に入れても問題ありません。
泡に具材を絡めて泡を消すように混ぜます
⑦火が通ったら火加減を弱火にする
⑧先ほどのポリ袋に片栗粉、水、卵の白身を入れて混ぜる
⑨鍋に⑧を加えて全体になじむように混ぜたら火を消す
⑩茶碗や丼にご飯をよそい、真ん中に卵黄を載せる
⑪⑨を黄身が破れないように優しく盛り付ける
重曹パワーで柔らかくなった鶏肉のうまみを最初はシンプルな味わいのふわふわ卵白あんかけで味わい、後半戦は卵黄の濃厚なコクをプラスして味変も楽しめる"二度おいしい一品"です。
あんけにすることで最後まで熱々で食べられるので、まだまだ寒いこの時期にうれしい一品です。
ご協力いただいた相澤さん、ありがとうございました。
相澤さんのお店「牛かつと海鍋の平田」の詳細はこちらから。
牛かつと海鍋 平田
住所:札幌市中央区南3条東1丁目新二条市場仲店通り内
電話番号:011-213-1388
営業時間:(日~火)午前9時~午後5時 /(木~土)午前9時~午後10時
定休日:水曜日