北海道十勝の絶景「ジュエリーアイス」もシーズン見納め。今年は発生が少なかった?

大津にある休憩所「ジュエリーハウス」は3月5日(日)が最終日でした。オフィシャルには今年度のジュエリーアイス・シーズンは終了したことになります。

今シーズンはジュエリーアイスの量としては過去最低だったのではないでしょうか?ただ私が撮影し始めたのが2012年ですから、それ以前のことはわかりません。

 

私は大津に行くときは毎回「ジュエリーアイス情報」をブログに出しています。それが今年は21回でした(2022年は29回、過去最高は2020年の45回)。回数がこれだけ減った理由は、ジュエリーアイスが上がらなかったからです。

また独自にその日の状況をレベル1から5までのスケールで発表しています。レベル5は、海岸が危険なほどジュエリーアイスで埋まる状態です。2016年に一度だけ経験しています。

 

今年はレベル3が2月12日(日)に一度あっただけでした。レベル2も翌日の13日(月)のみ。あとは全てレベル1という状態でした。これはあくまでも私の個人的な見解です。

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どうして今年はジュエリーアイスがこんなに不作(?)だったのでしょうか? 十勝川が左岸へ蛇行した/河口が広がった/南岸低気圧が激減した/悪いタイミングで雪が降った、など様々な情報が届いています。でも、本当の理由はわかりません。

 

こんな状況下でも、自分なりに楽しめたシーズンでした。海岸で新しい出会いがありました。毛嵐の中から昇る太陽がきれいでした。そして、北見工業大学のジュエリーアイス予測には可能性を感じています。

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3月4日(土)、写真仲間を誘いシーズン最後の撮影を楽しんできました。ジュエリーアイスはわずかでしたが、海岸にはそれなりの数の人が! こんなときにぴったりな歌が「Jewelry Ice Love」です。I’ll miss you. See you next winter.

「ジュエリーアイス情報」:https://www.joyworld.com/?s=ジュエリーアイス情報&post_type=blog

「Jewelry Ice Love」:https://www.youtube.com/watch?v=dUGHAXCbkJQ

ジュエリーアイス/豊頃町観光協会:https://www.toyokoro-kankoh.com

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。

大学卒業後に松下電器産業株式会社(現社名:パナソニック株式会社)へ入社するが、1977年に北海道へUターンし、帯広市にて英語教室「イングリッシュハウス・ジョイ」を設立。現在は、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC),『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著、KADOKAWA)、『話すための英作文1秒反射トレーニング』(共著、DHC)など54冊。写真集として『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)がある。趣味は、写真(風景)、音楽(ジャズ)、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009、2010、2013、2014、2018出場)。

ブログ「浦島久の玉手箱」
http://www.joyworld.com/blog/

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