ジュエリーアイス、ハルニレの冬景色の終わりに | 北海道十勝豊頃町

ジュエリーアイスのシーズンが終わるということは、ハルニレの冬景色も最終章を迎えたことを意味します。帯広の街中とは違い、ハルニレが立つ十勝川の河川敷は3月末まで雪が残っています。

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「浦島さんはどれぐらいハルニレに行くの?」。よく聞かれる質問です。「週2〜3回?」。今年の回数を数えてみました。12月15回、1月17回、2月11回、3ヶ月で43回。2日に1回、ほぼ週3.5回行ったことになります。

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いつもの冬よりハルニレに行く回数が多い? それは今年ジュエリーアイスが大津海岸にあまり上がらなかったからです。あっちがダメならこっちがあるさ。これは豊頃町の強みです。

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ラッキーだったのは樹氷がついたハルニレの写真がたくさん撮れたことです。ただ、それが樹氷なのか霧氷なのか、私にはなかなか区別がつきません。

(霧氷と樹氷の違い:https://chigai-hikaku.com/?p=21587

十勝川が結氷する前の初冬、前日が暖かく翌日の冷えた朝。そんなときが狙い目です。

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どんなに寒い日でも樹氷は私の心を癒してくれます。特に朝日でピンクやオレンジ色に輝く樹氷は感動ものです。冬のハルニレは人気があります。たくさんのカメラマンの視線を集め輝くハルニレは大スターです。

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豊頃町:http://www.toyokoro.jp

ブログ「浦島久の玉手箱」:http://www.joyworld.com/blog/

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この記事を書いたのは

浦島久(うらしま・ひさし)

1952年北海道豊頃町生まれ。小樽商科大学(経営学)卒、帯広畜産大学修士課程(農業経済)修了。松下電器産業(現パナソニック)勤務を経て、1977年に北海道へUターン。現在、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長、小樽商科大学特認教授、札幌大学客員教授、豊頃町観光大使。

著書に『音読JAPAN』(IBC)、『自分のことを1分間英語で話してみる』(共著・KADOKAWA)など多数。写真集に『Jewelry Ice』(十勝毎日新聞社)、『ハルニレ』(IBC)。ハルニレの撮影をライフワークとし、ジュエリーアイスの命名者でもある。趣味は風景写真、ジャズ、カーリング(世界シニアカーリング選手権2009・2010・2013・2014・2018出場)。