露天の水風呂で猛烈サウナ合宿! 北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[139]北海道中標津「HOTEL KUTEKUN」
2023.03.13
#サウナ“Smartコンテナホテル”で「一人サウナ合宿」の巻っす
出張でお邪魔した北海道初!完全無人の「Smartコンテナホテル」のサウナがサイコウだったっす!
オートロウリュ対応のガス式ストーブのサウナは開放的でシックで広々。
外気浴スペースにキラキラ輝く水風呂は、破格のデカさで深さ1.2メートル!
サウナ好きの「設備のプロ」がマジで作ったらこうなった!
サウナー同士の「サウナ合宿」に、出張ついでの「一人サウナ合宿」にサイコウ!
男女一緒に楽しめる!Smartコンテナホテルのサウナの魅力とは?パンダ・リーっす。
【速報】5月15日(月)はニコーリフレ「レディースDAY」
女性サウナーの皆さん、お待たせしやした!“北の絶対王者”・ニコーリフレの『レディースDAY』のチケットが発売開始ざんす。
5月15日(月)。時間は12時から23時までのロ~ングタイム!今年も豪華プロサウナーのゲストが登場しやす。イベント詳細については今月末に発表されるまでお待ちくだされ♪まずは日程の確保をぜひ!入浴チケットは4,000円。お得でレアなオリジナルサウナハットの特典付きが5,500円っす。ロウリュチケットは後日販売でチケットには含まれやせん。
☆チケットはこちらっす!
北海道「中標津」
サウナがサイコウ「Smartコンテナホテル」があるのは、北海道最東部根室地方の真ん中に位置する「中標津(なかしべつ)町」。
(中標津町HPから)
基幹産業は酪農で。牛乳の乳質は日本トップクラスを誇りやす。めっちゃコクがあるのに後味がさっぱり!サウナのあとにサイコウっす♪
(JA中標津女性部facebookから)
人口約2万3千人に対して乳用牛の数は約4万頭!「人より牛が多い町」*ざんす。
*JA中標津HPによる
中標津町が“町の木”として定めている木は…「シラカバ」(笑)!
(中標津町HPから)
からの、サウナーが気になるサウナもホテルサウナが中々充実。その筆頭はー。温泉が熱源の極上スチームサウナ&オートロウリュ対応のHARVIAが鎮座するサウナに。キンキン16℃の水風呂と…「小川の水風呂」をALWAYS楽しめる養老牛温泉の秘湯『湯宿だいいち』。
(湯宿だいいちHPから)
水つながりでは。「クテクンベツ川」を本格的な山歩きの装備で1時間歩いて初めて拝めるという、落差25メートルの『クテクンの滝』があるざんす。
(HOTEL KUTEKUN HPから)
「HOTEL KUTEKUN」
中標津にあるこのホテルは。一日サウナ漬けで過ごす“サウナ合宿”にぴったりな宿だったっす。いや、「こだわりのマイサウナがある俺の部屋」って感じ(笑) 去年12月中旬出張で夕方にお邪魔したっす。その俺の部屋があるのがこちらっす。
夜の滑走路!?水色のコンテナがずら~りと並んでいやす。車は宿泊者のものでありやしょうか。そして敷地入口にはなにやら英語の看板が。
間違いない、『HOTEL KUTEKUN』。ホームページとインスタグラムのQRコードも併記。いまどきな感じっすねぇ~w。からの、滑走路のCHECK IN表示に従って。敷地右側にあるという「CHECK IN COUNTER」に車で進みやす。
オシャレなコンテナハウス。ドアガラスには「サウナ棟」の文字も!どうやらサウナはこの受付棟にと一緒のようざんす♪
Smartな「チェックイン」
では失礼しやす…。お!これが無人の「CHECK IN COUNTER」っすね~。完全無人のホテルは北海道でも初めてらしいざんすよ。
ハイハイ。入力画面はこちら。ピコピコ入れやすよ~。
予約は『HOTEL KUTEKUN』のHPで事前予約済み。メールでいただいていた予約コードがあって。それら必要事項をタブレットに入力しやす。さすれば突然お姉さんが画面に登場!
(イメージっす。「HOTEL SMART」HPから)
こ、こんばんわ!本人確認の作業だったっす汗。ほどなくして「チェックイン完了」画面に。「部屋番号」と「鍵番号」が表示されやした。
この鍵番号こそイコール鍵の引き渡し。サウナでととのうと色々忘れちゃうんで(笑)。ここはしっかり写メで撮影しやした。
「俺の部屋」
さぁさぁ、指定された番号のコンテナハウスに移動しやす。番号は「SD-11」。前に車を駐車しやす~。
2部屋が横並び。手前が「SD-11」。ドアには安心の「ALSOK」のステッカー。では鍵番号をピコピコピコピコ…。開いたっす!
中にはいるとこれはもう…「俺のワンルーム」‼
入口すぐにユニットバスがあって。机とセミダブルベッド、その向かいの壁には大型テレビ。この景色は…首都圏で過ごした学生時代に。階段がカンカンなるボロアパートを晴れて卒業。バイトで貯めたお金で転居したエアコン完備の千葉幕張レオパレスのワンルームを思い出すざんす♪津田沼駅そばの遠藤ジム(当時)で筋トレして。見よう見まねでジムのサウナに入っていたあの頃…。ひな壇には新日本プロレス(当時)の野上彰選手や。FMW(当時)のリッキーフジ選手らマッチョなパイセンばかり!思い出すなぁ~。リッキーさんにエレキギターお貸したらケースのストラップぶっちぎれて戻ってきたもんなぁ…。
な~んつって過ぎ去りし学生時代が思い出されて妙に落ち着くっす♪ただ違うのはー。この「俺の部屋」には…すんごい“プライベートサウナ”があるざんす!
KUTEKUNの「サウナ棟」
さぁさぁさぁ。チェックインして部屋に荷物を置いたら…。お待ちかねの「サウナ棟」へ!利用は宿泊者限定。水着着用で男女一緒に利用できるサウナっす。
本格100℃!フィンランド式サウナ
「サウナ棟」は受付棟と一緒でその左側。その手前には自販機が。
施設のイメージカラー水色の『HOTEL KUTEKUN』Tシャツなどを販売しているっす。で、サウナ棟の入口はこちら。
ドレッシングルームには「ロッカー」があって。サウナ入口左横、外気浴スペースへのドア手前には「シャワーブース」が。持参した部屋備え付けのボディケア用品とタオルでパパっと身体を清めていざサウナへ。
そのサウナ室はこちら。
黒い色調の壁はとってもシック。ひな壇は二段で8人座れる広さっす。二段目に座りやす。こんな広いサウナを独り占め!なんちゅう贅沢ー。湿度はほんのり、熱さはしっかり。温度計を見ると…
100℃!湿度は40%手前。ん~、完璧だ。熱源はあまり馴染みのないフォルムのヒーター。
これは「ガスヒーター」っすね~。大きなサウナストーンが山積み。その上にはオートロウリュの噴射口らしきパイプがありやす。
♪ジュジュジュジュジュジュジュ ジュジュジュジュジュジュ~
結構な勢いでロウリュがスタート!約20秒続いたっす。さすれば…お~、アツいアツい!10分弱でしっかり汗かいたっす。
デカい!深い!井戸水かけ流しの水風呂
シャワーでパパっと汗カットして。外気浴スペースにある水風呂へ。想像していたものよりもデカい‼ほ、本気の水風呂だ‼
歩を進めやす…。階段があって…結構深いっす!
お~!キ、キンキンざんす~~~♪こ、これは間違いなくグルシン‼ほのかに温泉臭が…。あとで伺ったら、井戸水だそうっす。ちょろちょろずーっと出しっぱなしのかけ流し!秋は水温13℃だとか。30秒で急所がピリピリ!この日の気温はマイナス5℃。急いでととのいイスへ!く~、冷たくて足が痛いっす(笑)。
空には月と星が輝いてるざんす…。イスはアディロンダックチェア。氷点下の中、大きく深呼吸…。ん~、出張疲れもぶっ飛んだっす!さぁもう一回、もう一回で久しぶりにうっかり6セット!気がつけば“一人サウナ合宿”状態に突入していたざんす(笑)
サ飯は「あら陣」
夜サウナが終わり、すっかり腹ペコに。サウナ飯は車で6分の「あら陣」へ。
ここは『HOTEL KUTEKUN』のオーナーが運営するラーメン店とのこと。ならばサウナ飯としてまちがいにゃいはず!頼んだのは一番人気だという「煽り特濃ラーメン(味噌)」。
からの、「3種の餃子」。
うんめぇ~~~!サウナのあとだし超絶美味!無茶苦茶旨かったざんす♪
モーニングDAYサウナ
朝の『HOTEL KUTEKUN』はまた景色が違うざんす。
サウナ棟も爽やか~な水色が朝日によく映えるざんす。
『KUTEKUN HOTEL』は朝5時から朝ウナ放題!早速サウナへ。お!採光窓からサンシャイン♪夜とはまた違った爽やか~な雰囲気ざんす♪さぁサウナ稽古サウナ稽古!
からの、井戸水かけ流しの大きな露天水風呂!
からの、外気浴!
うっかり朝から4セットしてまいやした(笑)
今回お邪魔した出張サ活では、この広くて快適で水風呂がサイコウなサウナをほぼ独り占め!自分と向き合いサウナと向き合う「サウナ合宿」にイチオシざんす~。
湯守インタビュー
『KUTEKUN HOTEL』は去年2022年10月に開業しやした。手掛けたのは隣町・別海町で設備工事などを行う「高橋工業」の髙橋宗靖社長。
とってもサウナ好きな髙橋社長っすが、KUTEKUN立ち上げたのきっかけはサウナではなく。「酪農地帯の住環境の改善」から始まったそうっすー。
「酪農ヘルパーの住環境を整えたい」
ーSmartコンテナホテル『KUTEKUN HOTEL』。一番最初のきっかけは?
髙橋社長「元々ですね。うち設備屋をやっていて。別会社でLPガスの販売会社をやっていまして。我々の地域も住む場所がないとか。酪農地帯なので酪農ヘルパーさん、スタッフの方の住む場所がないっていうことで。昔ながらでいうと農家さんの古い住宅を少し改装して働く人がたのという形でやっているんですけど、まぁまぁ環境が悪いんですよ。そういう住環境を改善していかないと。人のいない時代になってくるのに。スタッフの住環境を良くしましょうっていうことで。コンテナでいろんな形で住居を作ったっていうのがまずはじめなんですよ」
―いつ頃っすか?
髙橋社長「2018年から始めて。2019年からうちの会社の裏にそういう住居をつくったら。新人の大卒の女の子が農家さんに勤めるということになって。それから間もなくですね。それを見学していた同じ会社のスタッフが『僕も入りたい』って言う話になって。じゃぁとりあえずあと2戸作ろうかという話になって。作っていったら、廻りの意見を聞いたら『まだ欲しい』ということになってって(笑)最終的に今うちの会社の裏に10棟あるんですよ。で10棟が賃貸住宅というような形で農家さんに直接。働いている人がたに貸して。働く側にしたらオンオフほしいじゃないですか。たまたま近くにコンビニもあるんで。『こっちのほうがいいんじゃないの社長さん』という話をしたら働く人はそっちのほうがいいということで。それで6棟ぐらいは農業関係で働いているスタッフさんが入っているんですよね。住む場所は『ファームビレッジ』っていう形で。農家さん用のというわけではないんですが。そういう形でやっていたら中春別の保育園の先生も住みたいとか。冬はやっぱり通勤が大変だからとか」
防災採暖対策になるコンテナサウナ
住環境整備に役立つコンテナハウス事業を『sumunoah(スムノア)』という会社で法人化した高橋社長。2018年9月胆振東部地震発生時にブラックアウトを経験しやす。もしこれが冬に起きたら凍死しかねない…。コンテナハウスで培ったその技術にサウナを加えれば防災対策になると思いついた髙橋社長は、サウナと風呂を完備したコンテナハウスに着手しやすー。
髙橋社長「2018年に胆振東部地震があったときに。(ブラックアウトで)お風呂入れなくて。こっちも3日間ぐらい電気通じなくて。会社の中はユニットバスとかあったんで。発電機もあるんで使えるよって友達とか呼んであげて。やっていったら『お風呂入れないのって結構苦しいよなぁ』って思って。今尾岱沼に置いてますけど。コンテナ型とサウナとお風呂を設置したんですよ。とりあえず作ってみようかなぁと思って」
ーそれが『MBS』。MOBILE BATH & SAUNA!
高橋社長「ユニットバスだけ入れて作ろうと思ったんですよ。でも別にスペース余ってるよなぁと思って」
「サウナだったら採暖っていうイメージがあるんですよ。水泳とかでもありますよね。たまたまガス屋なんでガスで発電して。給水もタンク入れておけば。給水さえ入れておけば外部電源なくてもガス発電してサウナも入れるしお風呂も入れるしみたいな。それでとりあえず作ったんですよね。尾岱沼のキャンプ場とかに持って行って」
「宿が足りない」問題を解決しよう!
ー完全無人のSmartホテル『KUTEKUN HOTEL』。サウナ、広いっすよね~
髙橋社長「ちょうどうちの祖母が昔温浴施設とかをやっていたことがあって」
―え~?
髙橋社長「昔でいう湯治場ですよね。『道東智光薬湯(どうとうちこうやくとう)』。20年ぐらい前かなやめちゃって。『ウイングイン』という温泉と宿泊をやっていたんですけど。10年ちょっと前かな。クローズして更地にはしてたんですよね。何にしようかなぁとずーっと考えていたんですけど。たまたま今回コロナの関係で補助金が出たので。コンテナでやってきたもんですから。LPガスの販売をずーっとやっているって時に。やっぱりLPガスの販売先をどういう風に増やすかっていうんで。結局みんな価格競争するんですよね。うちのほうがいいとか安いとか。そういうのは意味がないので(笑)何かに付加価値をどういう風にかけていこうかということで」
―中標津、そして別海は宿が空いてなくて困ったことがあるっす(笑)
髙橋社長「今回も作った目的っていうのは。うちの街も、別海町もそうなんですけど。泊まる場所が(十分に)ない。泊まる場所ないからお前作れよとかやれよとか。昔温浴施設とかもやってたからお前のとこノウハウあるからやれよってみたいな言われるんですけど。いや僕らがそれを投資して収益じゃああげってってなった時になんの担保もないのに(笑)それがたまたま今回。国の事業でね。6000万入るってなれば。1億数千万のうちの6000万入るんだったらグッとハードルが下がるので。それで今回『実験』とは言わないっすけど。作ってみて」
―宿、快適で。学生の頃を思い出して家に帰るような!
髙橋社長「ハハハハハ(笑)そうですよね!東京とかの一人暮らしのイメージってあのぐらいのイメージじゃないですか。僕も学生の頃住んでたのは。パイプベット横にざっと合うようなサイズで。玄関あってみたいな感じだったんで。1ルームって、それより広いんじゃないかなって(笑)」
(画像はツインルームっす。バリアフリー1室含めて5室ありやす)
本気の水風呂
―水風呂が本気だったのが一番驚いた。大きさといい水といい
髙橋社長「ハハハハハ(笑)ここ井戸あったので。あれ井戸水なんですけど。元々湯元もあるのでポンプいれたら温泉も出るんですけど。やっぱりその温泉引き上げるって結構コストがかかるので。結局18室で。温泉使ってってどんどんやってくとコストのほうがまさっちゃうので。こういうのって完全に尖がっちゃたほうがいいなぁって思って風呂辞めたって言って。でも井戸あるしなぁと思って。井戸は水風呂に使えばいいなぁと思って。今年やる前から一応(水質の)分析をして。当然飲料でも問題ないので。だいたい13℃です。よくあるサウナの水風呂って15、16℃がいいとこじゃないですか。それよりちょっと下ぐらいだし。冬になったら少しちょっと凍れてくれるから。トンカチかなんか置いておいたら入りたい人は入るだろうって思って(笑)井戸なので当然だしっぱにしてないと凍ってしまうので。それでずーっと出しっぱにしてるんですけど」
―温泉の匂いがしやす
髙橋社長「ちょっと温泉っぽい匂いしますよね。そうですそうです。(水風呂)ほんとは中に入れたかったんですけどサウナ室が狭くなるしそっちも狭くなるし。取り合いになっちゃうので。『もういいかな!』と思って。それなら思いっきり外に。やっぱり外気浴スペースじゃないですか、サウナって。3分以上。それだったら水風呂外にしちゃったら色々解決できるなと思って」
―水風呂はでかくて深い!
髙橋社長「やっぱり足伸ばしたいじゃないですか。で、ざぶっとはいりたいじゃないですか!(笑)深くして。階段もっと急だったんですけど。『さすがにこれ急すぎるわ』と設計屋さんに言われて。奥のほうは狭くてもいいからとりあえずもうちょっと急にしないでなだらかにしてと」
―深さは何センチっすか?
髙橋社長「120センチです、ほんとは1メートル40ぐらいにしたかったんですけど。あんまりないですけどお子さんとかいたりしてなにか事故があっても嫌なので1メートル20に。もうちょっとあったかかったら。バスピロー。肩にのっけて頭ぶつからないようにしてずーっと入っているためのなんですよね(笑)」
―サウナも立派っす。
髙橋社長「サウナも一応。今ですね。ガス式の(ロウリュ対応)サウナってもうほぼほぼなくて」
―あ‼ガス式 それで見たことのない形
髙橋社長「そうなんす。あれたぶん北海道で初めてです」
―どこのっすか?
髙橋社長「オリンピアさん、九州オリンピア」
―池田町の『まきばの家』もオリンピア!
髙橋社長「樽サウナの。ワイン樽の。そうそう。あそこです。ないですよね」
―オートロウリュは?
髙橋社長「あれもオートロウリュできるやつでと探してもらって。表示上は30分ってなってるんですけど。20分で出るようになってます」
―結構な量が20秒ぐらい!
髙橋社長「10分前にちょろちょろってあって。ロウリュ前にガーって燃やすんですよ。で上げて唸ってからロウリュばーってくるんで。当初のロウリュの吹き出しの位置も噴射角60度だったんですけど。裏側に当たらないから駄目だって言ってあげろって言って今の形になった」
髙橋社長「もっと上に上げろと。噴射角で少し奥のほうに当たるから。なんなら噴射角も広がらないのかって今やってるんですよね~」
―デザイン、シックなサ室!
髙橋社長「僕がイメージして。建築屋さんにも色々お願いして。『こういう材質のなんかない?』っていったら『あそこの現場で使わなかったやつあるから持ってくる』とか(笑)そんな感じで大工さんにも色々工夫してもらって。こんな感じのイメージで言ったらみんな『それ作りづらいです』とかって言って。色々型紙かけて何してってやってましたね」
―熱さの担保は?
髙橋社長「基本ここ何年住宅で作っていた保温技術あったので。それは大した問題は逆に言ったらなかったですね。あとは利用する方が。慣れてる方とそうじゃない方と。とりあえず男女入れるようにしたので。最初、保健所対応が大変でした…」
再び!「保健所の許認可問題」
―登録はどんな?
髙橋社長「簡易宿泊施設なんですけど。結局男女で入るっていうことを物凄く嫌がって。いやいや水着だしこうなんで問題ないじゃないですって言っても。法律に書いてないこと言われても僕ら困るし。どうなんですかって言ったらちょっとそれはだめですねとずーっと言われていたんですよ。保健所から。道です。札幌市で(サウナの街サっぽろなどで)こうしてやってますよねって言ったら。札幌は札幌なので道は関係ありませんみたいな言い方されるんで。厚労省の基準でどうなんですかって話してるんだから。札幌とか関係ないですよね。どうやったらいいの?って話をしたら。監視?今回のカメラもそうですけど。サウナの中も監視カメラつけてるんですよ。じゃないと結局たまたま今年だったかな。隣の温泉施設で倒れたとか何軒か報告があったらしくて」
―倒れる問題
髙橋社長「あるんです。じゃぁ監視カメラつけますと。監視カメラはカメラで100℃近いところのカメラなんて無理ですって言われて。そこは僕ら設備屋なんでじゃぁ外気いれて」
―スゴイ!
髙橋社長「(カメラの箱の)室温とりあえず55℃以下にするからとか。保健所の人にも問題ないですよね?って言ったら。これならいいですねみたいな」
ーホテルも無人のSmartホテルっす。
髙橋社長「基本はホテルは有人で人がいるから監視できるっていう体なんですよ。ここ無人なんでできないでしょっていうことで茶々が入ったってことですよね。例えばなんか問題あった時に。ボタンを押したらALSOKさんが7分以内に来るので。とりあえず問題ないんじゃないですかっていう話をしたら。いいですよねっていう話になったんで。ここがとりあえず北海道ではたぶん最初の。完全無人でやってるところってないはずだから。ホテルが。皆さんチェックインするのとかも全部僕の携帯に誰がチェックインしたって全部入ってくるんで。はい。あ、パンダ・リーさん今入ったなって(笑)」
コンテナホテル&サウナで街を元気に!
設備工事の技術を活かしたコンテナハウスを元に、大好きなサウナを掛け算して中標津、別海に人の流れをつくろうと汗かく髙橋社長。サウナーの発想力は無限大!日本で初めてのとんでもないイベントを成功させたっす。
ーイベントを考えているとか?
髙橋社長「僕の友達と地元のやつと、企業さんと。一般社団法人のマグネットプレイスというのを作って。そこでいろんなまぁ地域外から人を呼ぼうかぁとか。いろんな企画をしようかということで。2023年2月10日に、野付半島のキャンプ場の前のところに。海凍るんでそこで『アイスマラソン』というのをやるんですよ」
(国内初!陸地を走らない『アイスマラソン』も無事大成功)
―海でマラソン??
髙橋社長「海。海が凍るので。たぶんここ何年で皆さん南極マラソンとか北極マラソンに行けなくなってて。そういうクレージーな人がたくさんいるってわかったものですから。その第一人者の方々とつながって。『冬にマラソンいいんじゃない?』って話になって(笑)それでアイスマラソンということで。ちょうど今企画して。クレージーな会社も協賛いただけるようになって。今進めていて。アイスマラソンの関係者も2月10日前後ぐらいにどっと来るので。
あとは順次ですね。変態なサウナーの人がたが今後たくさん見えられると思うので(笑)あとはもう好きな時に好きなように入ってくださいと」
『HOTEL KUTEKUN』
男女一緒に昼夜朝とずーっと“サウナ合宿”できる『HOTEL KUTEKUN』はセミダブル8,000円、ツインルーム16,000円から!水も豊かな中標津。街なかから数キロに「中標津空港」がありやす。羽田から1時間55分で毎日1便、千歳便は毎日3便。早割使って“ご褒美サ旅”も楽勝ざんす♪
☆格納YouTube:至高の王国『KUTEKUN 60』(施設紹介動画60秒)