3月5日(日)、札幌市で「国際女性デー」にちなんだイベント『HAPPY WOMAN FESTA 2023 HOKKAIDO』が開催されました。
メインイベントは、豪華ゲストによるトークセッション。
登壇者はもちろん来場者もドレスコードは黄色。そんな心が明るくなるような黄色で埋め尽くされたイベント、「ハッピーウーマンフェスタ」は北海道では初開催となりました。
来場者を出迎えたのは、国際国際女性デーの象徴でもあるミモザを存分にあしらったフォトスポット。
こちらは国内外で活躍する札幌のお花屋さん「ガノンフローリスト」が手掛けた作品です。
トークセッションのテーマは「生理」や「更年期」といった女性特有の健康課題。
生理の悩みに関するトークセッションではお笑い芸人バービーさんが登壇しました。
LINEなどのアプリを通じてパートナーに生理日や体調を共有していることのほか、私生活の話題も織り交ぜて共感を生んでいました。
生理日を入力するだけで生理周期を予測したり、体調を管理することもできるアプリは様々ありますが、以前イチオシでも紹介した、「ペアケア」もその一つ。
女性特有の悩みをアプリを通して伝えることのできるサービスが広がってきています。
さらに更年期に関するトークセッションでは北海道出身の歌手、野宮真貴さんが更年期を振り返ってのお話を展開。
年齢を重ねながら"今のどうやったら輝かせられるか"ということに意識を向けることを大切にし「小さな文字が見えにない」と嘆くより、「オシャレな老眼鏡がファッションアイテムに加わった」と考えては、とアドバイスしました。
そんな野宮さんの話を聞いた人からは感激の声も。
パネラーとして参加した昭和大学医学部の有馬先生は更年期に立ち向かうためには多くの人の協力が必要だといいます。
やっと様々な人の意識が高まってきて、女性でだけだはなく男性も一緒に課題を共有していくことができれば、と語りました。
この日、会場には女性だけでなく真剣な眼差しで参加する男性の姿も見られました。
会場には様々な企業からの参加も
そして会場には漢方薬やケアグッズなど女性の悩みに寄り添った商品がずらり!
血管年齢を測定したり、肌チェックを行えるブースも。
水分や油分の量などを測定できる肌チェッカーでお肌の状態を調べてみます。
さやかアナの今のお肌は…?
実際に自分の体や肌を測って数値化することで自分自身に目を向けることができますね。
なの花薬局では不定期でイベントを開催しており、肌チェッカーのほかにも管理栄養士による健康相談などもできます。
こちらは女性の悩みにテクノロジーでアプローチするフェムテックグッズがずらりと並んだ「ラブピースクラブ」のブース。
2019年にSNSで話題になった台湾生まれのムーンパンツという商品も展示されていました。
クロッチ部分が3層構造になっていて水分を吸収することができます。
シリコン製で繰り返し使えるタンポンのようなグッズの月経カップやデリケートゾーンをケアするアイテムなども展示販売していました。
これらの商品はネット販売が中心。なかなか実際に目にする機会が少ないため、お客さんも興味津々の視線を寄せていました。
こちらの女性たちが見ていたのは骨盤底筋を鍛えるグッズ。
骨盤底筋が衰えると尿漏れなどにもつながるとされ、いま注目されているそうです。
「ハッピーウーマンフェスタ」は今後2030年までにすべての都道府県での開催を目指しています。
女性のことを考えるきっかけの一つとしてイベントを活用してみてはいかがでしょうか?