余市を1日かけてぐるっと満喫!
北海道札幌市から車で約1時間、積丹半島の東の付け根に位置する余市町は、フルーツとともにワインの産地としても注目を集め、また豊富な海産物に恵まれた北海道屈指の漁場としても有名です。さらにはニッカウヰスキー蒸溜所がある町として知られるなど、観光スポットが多くある町です。
今回は、札幌でモデルにテレビリポーターなど活躍しているルナさんが、さまざまなところで四季を感じられる余市町で、春を満喫できる観光スポットをぐるっとめぐりました。
余市川の桜並木からスタート
春の陽気をたっぷり感じて…いいですね。
色々お目当てがあるのですが、そのひとつ目が『桜』なんです。とってもきれいです!
余市の桜は1960年ごろに地元の有志が、河川敷や堤防に植えたと伝えられています。
1993年に(現国土交通省の)桜づつみモデル事業として認定を受け、植樹も行われ、現在、余市川の両岸あわせ約5キロに渡り「ソメイヨシノ」と「八重桜」など500本以上が咲き誇ります。
おみやげと観光情報はエルラプラザで!
余市町の魅力、続いて…!
JR余市駅直結の余市町観光物産センター「エルラプラザ」です。
こちらでは最新観光情報を入手することができるだけではなく、お土産コーナーでは、特産品やお土産に飲み物、珍しいワインとかも置いてあって楽しめます。
ワインコーナー
赤・白のほかに、ロゼもあったりワイン好きにはたまらない品ぞろえです。
飲んだことのあるワインもあるかもしれませんよ。ほかにもウィスキーに、リンゴリキュールなどもありました。
新名物の『YOICHIタータン』
余市町民が考え選んだ赤・白・青のチェック柄デザインのコーナーが目を引きます。
3色それぞれに余市にちなんだ由来があり
赤:りんご・さくらんぼ
白:波と雲
青:余市湾の海
これひとつで余市町の魅力を表現しているんですね。
余市のお菓子コーナーで限定のスイーツも販売!
新たに地元お菓子屋さん4店舗が参加し、余市産フルーツなどを使用した、ここでしか買えない限定の手作りお菓子を販売していました。
かわいらしく、お菓子屋さんの愛を感じる商品が並んでました。
いま一番のおすすめ「よいちりんごケーキ」
エルラプラザでこの時期一番のオススメは、GWに向けて新たに発売された「よいちりんごケーキ」5個入900円なんです。
余市産(宮野果樹園)のりんごの果肉とジャムを生地に練りこんだ「りんごの町」のおススメのケーキとなっています。
食べる前からりんごのさわやかな香りで、生地はしっとり柔らかく、りんごの香りが口の中いっぱいに広がります。そしてりんごの甘さが際立っています。
余市のりんご美味しいです。
とってもおしゃれなパッケージでお土産にも喜ばれそう!1箱5つ入りを、あっという間に一人で全部食べれちゃうので、2箱くらいは買ったほうがいいと思いました♪
余市町観光物産センター エルラプラザ
住所:余市町黒川町5-43
営業時間:9~18時
電話番号:0135-22-1515
定休日:11月上旬まで定休日なし
イタリアンレストランでランチ
まだまだ魅力いっぱい!続いては!
良い雰囲気のイタリアンレストラン「Mare Blu & MORAN BAGEL(マーレブルー)」です。
店内ではベーグルなどのパンなども販売していますが、ここでの今日の私のお目当ては春をテーマにした期間限定のスペシャルランチ
『旬の鮮魚のソテー桜の花香る白ワインソース』(前菜・スープ・メイン料理・パン・ドリンク付き)2,178円
※4月22日(土)~5月14日(日)の期間限定メニュー
まずは前菜
季節野菜10~20種類を使うようにしていて、みなさんに楽しんでもらえるように野菜はそれぞれ味つけと調理法を変えているそうです
いろどりがきれいでオレンジがパプリカソース、緑のグリンピースソースの酸味が料理に合います。
自家製ハムは、火の入れる温度を注意することで、まわりがプリっと中がしっとりするそうです。
大根のゆずマリネは、ゆずのさわやかな香りが広がり、大根のシャキシャキがずっと食べ進められ、ハムのあとにマリネを食べると対比で美味しさが増します
そして鴨肉をブラックペッパーをまぶしていて、まわりのコショウがピリッとしていて、軽くスモークしていることで香りがいいです。
目で見て、香り楽しみ、味で幸せになるプレートでみんな喜ぶ前菜でした。
越冬じゃがいものポタージュ
越冬じゃがいものポタージュにバニラで香りを付けたスープ。桜を意識しピンクペッパーを上に添えています。
じゃがいもの味が濃く、甘みと鼻を抜けるバニラの香りが特徴的に仕上げられてました。じゃがいものスープは飲んだことがありましたが、ここまで甘みがあとからくるスープは初めて!今まで頂いたことのない味でバニラと相性がいいこと知りませんでした。
メインは、シェフ自ら釣ったサクラマス
この日のメインは、シェフ大岩さんが積丹で釣ってきたサクラマスでした。
桜の時期に捕れる魚、サクラマスと桜の花のソースを合わせた一皿。
大岩さんは、お店で出す魚はなるべく自分で釣って、その場で血抜きをして氷漬けして鮮度がいい状態のまま調理し、お客様に出しているそうです。
まさにシェフ 兼 釣り師ですね!
サクラマスにほどよい脂がのっていて柔らかく甘みを感じます。そこに白ワインソースの酸味が効いているのが合います。
そしてお皿を彩っている桜の木、花びらは塩漬けした桜の花をフリーズドライしたもので、サクラマスに付けて食べることで、風味と塩味によって料理の雰囲気が変わって二度おいしくいただける工夫がされていました。
地産地消にこだわる大岩シェフ
大岩さんは、シェフになって25年、旬のものと調理法を組み合わせるよう日々考え、それがお客様に伝わればと思い調理してきたそうです。
そんななかで魚、野菜、フルーツすべてがそろっていて、生産者のみなさんが頑張っている余市で料理がしたいという思いが強くあり、しかもワインは、洋食と切っても切れない存在で、ほかの町に無いくらい力を入れていることから、余市に店を構えたとのこと。
ソースも調理もすごく凝っていておいしく、前菜だけで満足しちゃいそうでした。
食べるのがもったいない料理、ごちそうさまでした。
Mare Blu & MORAN BAGEL
住所:余市町黒川町4-106
営業時間:
・9時30分~パン類販売開始
レストラン
ランチ 11~14時ラストオーダー(15時クローズ)
ディナー 17~20時ラストオーダー(21時クローズ)
電話:050-3559-8200
定休日:火・水曜日(祝日により変動有)
余市の海を眺めながらソフトクリームを堪能!
見てください!海!日本海です!
こういう所を歩いていると春だな~そして、どんどん暖かくなっていくんだな~と感じて嬉しくなります。
車でのドライブ中でもわかりやすい海辺のソフトクリーム屋さんFugoppe fika(フゴッペ フィーカ)です!
フゴッペとは、ここ栄町にあるエリアの名前。
フィーカは、スウェーデン語で「コーヒーを飲みながら甘いものを摂る習慣」のこと。
オーナーがフイーカという言葉の響きが気に入りフゴッペ フィーカにしたそうです。
いろいろなメニューがあって、迷っちゃいますね~
シロ(ミルク)とクロ(ヘーゼルナッツチョコ)の2種類に加え、週替わりのソフトクリームも5種類ありました。
今回は、シロ×クロ(ミルクとチョコ)のミックスをいただきました。
チョコは濃厚、ミルクは程よい甘さでミルク感が強くバランスよく美味しいかったです。
お店ではチェキのサービスも!
お店では記念写真のサービスもあり、せっかくなので撮っていただきました
海を背景にして素敵でした。
Fugoppe fika(フゴッペ フィーカ)
住所:余市町栄町238
営業時間:12時~16時
定休日:不定休
この日は、ちょっと曇りだったのですが、晴れた日の夕方の景色、シリパ岬は、とっても素敵なんですよ。
天気が良いとシリパ岬に沈む夕日がきれいに見えます。
おいしくって、楽しくって、気持ち良くって、おなかも満足、気持ちも満足。
余市町…また来ようっと!(笑)みなさんも余市観光いかがですか?
余市町へのアクセス
・札幌からJRで約1時間、自動車で約55分(後志・札樽自動車道経由)
・小樽からJRで約30分・高速バスで約40分
この記事を動画で見たい方はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=gL4Z9q337JY