暑さに負けない体をつくる!「暑熱順化」を学んで夏に備えよう | HTBイチモニ!健康けっこう!調べ隊

『暑熱順化(しょねつじゅんか)』という言葉をご存じですか?

暑熱順化(しょねつじゅんか)』とは、暑さに馴れておくということです。

これから夏を迎えるにあたって、熱中症などのリスクを減らすために「暑さに負けない体をつくっておこう!」ということで環境省が推奨しているものです。


"暑さに負けない体"をつくるにはどうしたら良いのか?天使大学看護栄養学部栄養学科の神田拓登(かんだたくと)先生に聞いてみました

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「出来れば毎日、ウォーキングやジョギングなどを30分でも良いのでやるのが重要なことになります。」

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「暑熱順化は、汗を分泌して体温を下げるメカニズムです。運動をして体温を上げて、体が汗で体温を下げる働きを練習させるというようなイメージ。少し息が弾む程度の運動を10分、20分と繰り返すと暑熱順化が進みやすいと言われています。」

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「入浴やサウナなども汗を出すことは行われますので、運動と同じように汗を出しやすい体に変化させていく効果はあると思います。」

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一方で気を付けたいのが水分補給。

「一度に多量の水を飲んでしまうと体の中の水分量のバランスが崩れてしまうので、逆に尿で排出しようという働きが強くなります。」

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「30分や1時間に100ccなど少しずつ摂取するのが重要です。」

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この記事を書いたのは

イチモニ!健康けっこう!調べ隊

天使大学とイオン北海道、HTBは、北海道民の健康に寄り添い、道民の課題を解決するための共同プロジェクトとして「どうみん健康化計画」を立ち上げました。その活動の第一歩として、健康にかかわる情報を道民のみなさんにお届けするイチモニ!の特集「健康けっこう!調べ隊」のコーナーを月に1回お送りしています。

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